Sisyphus descending from the summit-29
/欧州を襲う熱波をもたらした高気圧によって偏西風が蛇行し、日本付近では平年に比べて北側に流れが移動しているという。「シルクロード・テレコネクション」と呼ばれる偏西風の蛇行パターンで、日本に猛暑をもたらしやすいことが知られている。気象庁によると、日本近海の7月の平均海面水温は平年(2020年までの30年平均)と比べて速報値で1.7度高かった。統計を始めた1982年以降の7月として最も高い値となった。日本列島が高気圧に覆われるといった気象条件は去年と変わっていないものの、「圧倒的に高い海面水温が気温を底上げしている」と説明する。/~これは何処でいつ拾ってメモしたのかは忘却しましたが、それはいつものことながら、私は『寿歌』という戯曲が書けた理由と、何を書いたのかを自身で内観、演繹、帰納とリサーチして答えらしきものを出すのに約40年余を費やしました。ジャック・ラカン小父さんについてフロイトの無意識を再度学び直して、やっとこひょっとこ理解が納得に及びました。それはさておき(簡単には教えませんのよ)、かの作品で述べたとおりのことが、いま地球規模で起こっていると、これも度々さまざまに書いてきたのですが、今年の夏で、もう確信確信、スケさんカクシンしました。二酸化炭素の壁が空の向こう(上ですね)に出来て、熱が地球地表、空間から放散出来ない、そこで反射して地球に戻ってくるので、地球の温度が上がる。などと、非科学的なことをようもいうてるワ。たとえばAIにこう訊いてみましょう。
〈酸素と二酸化炭素、どちらが重い〉⇒AIは便利です。すぐに答えてくれました。〔二酸化炭素の方が酸素より重いです。空気の約78%を占める窒素や約21%を占める酸素と比べると、二酸化炭素は密度が高く重い気体です〕~はい、であります。酸素より重い気体が酸素の空に浮かんでられるワケがあるかいな。海水温が上がる、海水の蒸散が活発になる。700年~2万年かけて(つまりいろんな説があるのです)海水はそのすべてが空に昇って降ってきて、また海水になるという入れ替えがある。そのサイクルが異常に速くなっている。なんでかというと、海水温が高くなっているから。なんでかというと、地球が熱くなっているから。これと巷でいわれている地球温暖化とは関係ナイです。これは地球という自然(量子活動なんですけど)の天然循環です。こうヤってすっかり熱が放出されると、地球はまた冷えてきます。スノーボール、氷河期ですネ。トランプさんも一つはまともなことをいうているのです。「二酸化炭素による地球温暖化などデマだ」。スコット・ベッセントアメリカ財務長官も、まともなことをいっています。「関税戦争で中国に後れをとったのは、基本構造のチガイなんや。ふつうは下部構造が上部構造を決定するのんやけど、中国は逆なんや。上が下を決定しとるでな」ほんま、どっちがマルクスの『資本論』を読んでいるのかワカランですね。
さらにもうイッチョ。
/35度を超す日は日常で、40度を超えても驚かない。温暖化に詳しい東京大学の江守正多教授は「『ニューノーマル』はさらに更新されることを理解しなければならない」と警鐘を鳴らす。「今年の異常な暑さも、数十年後には『まだ涼しかった』と振り返られる可能性がある」と話している。/~私は『ニュースタンダード』と称していますが、同じことです。これから地球はほとんど夏です。しかも尋常な暑さではナイ。熱さの暑さです。我等が祖、ホモ・サピエンスは氷河期を生き抜いてきました。寒さには強いのです。ですからクロマニヨン、ネアンデルタール、ホモ・エレキテスのように全身が毛で覆われることはありませんでした。我等が祖はスノーボール(氷河期)を耐えてきました。これも何度も書きましたね、池上線、千歳橋から。しかし、私たちはこの熱さの暑さの夏の地球に今後、まったく冬がなくなるまで(というか夏以外が無くなるまで)耐えられるでしょうか。耐えましょう。まさに命をかけて。アト、千年やそこらです。
と、いうワケで本日も市営プール(高齢者100円)に泳ぎに行ってきました。このプールの水がすべてお湯になり、また凍るのか。と、じっと水をみつめて。嘆くまい、明日は明るく、いや、せいぜい薄影の暗いところを歩きましょう。

