nostalgic narrative 33
どうもナニか「腑に落ちない」というか「ピントが合わないママ」というか 「消化不良で気持ちが悪い」というか。兵庫県の知事さんと議員さんたちの確執だか争闘のことですが。
実は私も経験があるのです。滋賀県の公共ホールの館長を1年半やりました。けったいな区切りやなとおもうでしょ。知事が(国松さんでしたが)選挙で負けて、政治オタクのおばはんが知事にならはって、それでいわゆる私を公共ホールの館長に推した後ろ楯(ほんとは副知事さんなんですが)いなくなって、突然、出勤したらホールの一室で「いまから企画会議があるから出席を」という報せがあって、いてみたら(行ってみたらの関西訛り)、今年で定年退職やというお方が、なんの権限での発言か知りませんが(たぶん見返りに仕事先の世話でもしてもらったのでしょう)、ホールの職員がほぼ集まっている中で、突然「あんたはもう要らん、ミュージカルももう要らんねん。出ていてくれ」という怒声。けっきょく「あらま、茶番ですか」と、その場でさっさと帰宅しました。いまだにどういう理由で解雇になったのかワカリマセンが、新理事長(県警の事件記者やったお方ですが)のいうことには「わしは、音楽も舞台もよう知らんのやけど、きみは、週に二日しか出勤してなかったそうやな」と、まずボディブローのつもりでしたんやろが、空振りですな。私は名古屋在住でしたから毎日は出勤出来ません。に対して、本部のエライさんが「週に二日でイイから出勤してくれたらイイ」という条件で館長を引き受けたもんですから。それを云いましたら、「きミは、仕事が終わったアト、職員ト、ちょっと呑みにいたりとかせえへんかったンかんかんかっかっか」ときたので「みなさん、自動車通勤ですので、出来ませんね、そういうことは」「飯くらい食えるやろ」そんな予算はアリマセン。予算が無いということでしたら、消防署から防災に対して公共ホールも避難民受け入れの準備をしておけと、お達しがあって、必要な毛布やら自家発電装置やら、食料備蓄やらいろいろ書いたものが送付されてきまして、副館長に「この防災用品を装備する予算はあるのか」と訊いたら「アリマセン」「うちの自家発電は何分くらいもつのか」と問うたら「20分です」「それは燃料の備蓄の問題でしょ」「はい、その通りですが、ガソリンを備蓄ということになると、危険物がドンと置かれることになるので、そういう備蓄置き場を建築しなければなりません」「そんな銭ナイんやろけど、建築しないでホールの地下に置くとかは」「消防署のほうが認めません」おもろいですやろ。消防署が「こう、せえ」というたことを消防署が否定することになるんですから。予算も無いのに企画制作部長が「昨今、稽古場がホール内で不足しておりますので、新しく、駐車場に小ホールを建築する予定ですが」と、平面図を持ってきましたが、ホールの部屋は連日がら空きなので「これはきみ、違法に管理事務所を設置している旧ホールが取り壊しになるので、そこの従業員をこっちで雇いなおす気でいる準備だろ」という問いには「そんなことはしません」といいながらそうなりました。そうそう、ほんのちょっとお気軽に「被差別部落のことなんか全然知りませんね」とインタビューに答えたら、本部の職員が二人して、その手の本(新書とガイドブック)をもてきよりましたナ。うちの祖母の出自が京都の被差別部落やということはだいたいの調べがついていたのですが、これを祖父になおして、ブログを書いたりしましたけど。もちろん、頂いた本はすぐごみ箱です。「きみら、この書物とガイドラインの著者を知っているか、この本を読んだかはしたんでしょうね」に「いいえ」といいよりましたんで。まあ、万事がそういうふうでしたが、私、自身の手腕と使える手練が多くおりますので、そのホールで「こどもミージカル」を公演し150万円の儲け(黒字)出したもんですから、これがアカンかったんですな直截にはネ。滋賀県は子供ミュージカルが盛んで派閥まであるんですナ。で、そんな150万も黒字を出されたぶんには困るひと(フィクサーといのでしょうか) がいてはるんですな。お手紙頂戴しましたネ、その一派閥のカカリのヒトから「滋賀でもっと優れたミュージカルは他にあります。エライひともいてます」とか、書いてましたが。
まあ、この辺にしておきましょ。みな創作です。(ふふ、と笑っておくか。 もう、これは私の中では終わってるからな。創作、創作)
ですから、兵庫のゴタゴタは、あれはいうてみたら似たような茶番だとおもいます。どうも表沙汰になると困る事、人、システムが他にあるのでしょう。で、どこもそれにはアンタッチャブル。ヒョイと知事になった新米のよそ者やらが、それに手をつける前に辞めささなアカン、というのが裏筋でしょう。知らんけど。よくある政治的にガバメントが危ないとき、大物芸人が麻薬で逮捕というアレ。
まあ、メディアにはオモロイ根多ですから煽りまくります。罪なもんですなあ。いくら情報が終焉した時代でも。
次は、ちょっと明るいニュースを書きます。本日は紙数尽きた(というか厭きたので)。国連もそんなに莫迦でも脆弱でもナイ。国連内国連のハナシです。
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