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2024年1月14日 (日)

nostalgic narrative 1

さて、気分を変えて(変わらないんだけど)新しいタイトルでいくか。
で、はじめは、サンプリングの羅列。未だリミックスに至らないのだが、結び尽きそうな「絶望と希望」(これをタイトルにしても良かったんだけど)。
/ナイト・エンジェル、これは終戦直後、ラク町に立った街娼/
次に、高村薫(たかむら・かおる)さん(1953年、大阪市生まれ)のインタビューから拾う。彼女と私は一つ違い。
/「おそらく大きなターム(期間)で、時代が変わったんですね。人類の歴史は今、これまでとは別の次元で動き出していて、未知のゾーンに入っている」「矛盾とダブルスタンダードの中にこの世界はあるし、私たちはそういう時代を生きています」「難しいですね。理性的に振る舞いたくても、振る舞えない。理性があればあるほど、途方に暮れる時代なんです」「せめて、せめて世界で起きている事実を正確にとらえること。それを自分に引き寄せて考えるのではなくて、できるだけ離れて正しく見ることが必要じゃないでしょうか」「ある物事に対して、感情だけで受け止めてしまうと、そこで終わりなんですよ。だから、なるべく、あえて感情を外す。それが物事を見る方法です」「気持ちを重ね合わせることなんて、できるはずありません」「大事なことは、むしろ私たちが当事者ではないことです。どちらの側に立つのでもなく、例えばこの戦争はなぜ起きたのか、今起きている事実は何なのか、この戦争はどう収束させるべきなのか、を考える。それは私たちが離れた場所にいる『他者』だからできることです」「世の中が分からなくなっているという事実を、冷静に理解すること。そして、その理解に基づいて公正で中庸であること。私たちは非当事者だからこそ、極端にならず、フェアでいることを軸にするのが大切ではないでしょうか」「スマホがあっても、情報が入っても、政府も自治体も被害の全体像をつかめていませんよね。結局、情報が有機的につながっていない。森全体を捉える力がないのです」/
そうして、同じく毎日電子版から(2024/01/14)
/アンコール・ワットとは「寺院のある都」を意味する。その名の通り、この地では信仰と生活が隣り合わせだ。敷地には数多くの土産物店が並び、農業を営む傍ら観光業で生計を立てる人も多い。「遺跡群には112の村があり、多くの人々が暮らす。このように大規模な寺院などを建造できたのは市井の人々のおかげだ。フランスの研究者B・P・グロリエは1979年に発表した「水利都市」論で、アンコール地域では水利システムを用いた集約農業が発達し、大規模な人口を支えて繁栄の礎となったと主張した。長らくこの説は論争があったが、近年、上智大や米航空宇宙局(NASA)が地形図やレーダーなどで調査した結果、アンコールの扇状地に大規模な灌漑(かんがい)施設があったと判明。コメの二期作が行われ、推定75万人が暮らす大都市だったことが分かってきた。/2023年12月、岡山県で月への居住方法を議論する国際会議が開かれ、岡山大学の中村栄三特任教授による「月面農場」に向けた発表が注目を集めた。20年に小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に届けた小惑星「りゅうぐう」の砂の成分を模した土壌と水を使い、ルッコラ、水菜、ソバなど食料になる野菜の栽培に成功した。1〜1カ月半ほどかけて食べられるほどの大きさに育ったという。土壌を改良する「肥料」になると注目されるのが小惑星だ。22年、りゅうぐうのサンプルの分析結果が次々と明らかになり、その可能性が見えてきた。水素や炭素、有機物が豊富に含まれており、その存在する比率は「地球よりも3〜4ケタ高かった」公転周期がほぼ1年で地球や月の周辺から遠く離れず群れのように動く小惑星群がある。それらの中から適した天体をみつけ、月などに持ち込んで肥料に使うわけだ。小惑星以外を使う土壌改良の仕方も考えられている。22年には大林組などが月の模擬砂に肥料となる有機物を加えるなどして小松菜を育てる実験に成功した。農場を実現するには、土壌の塩分や重金属などの含有量、宇宙放射線の影響も調べなければならない。/

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