時世録・47
てんてこまいの小忙しい日々で、疲れも蓄積され、これがまたなかなか抜けてくれない。鬱病と頸椎狭窄、関節炎の三正面攻撃でもう身体はボロボロ。これに加齢を文字どおり加えると、よくもまあ(よくぞまあ)生きているなと感嘆してしまうのだが、これで炊事、洗濯はかかさずヤっているのだから、もういいだろうという声(内観)もしきりと在る。
さて、では世相はというと、どうしようもナイのが、岸田政権(日本政治)の「体たらく」というか幼稚さだ。岸田という御方はほんとうに莫迦ではナイのかと、うすうすおもっていたことが次第にほんものの疑惑になる。
/「○○君を励ます会」「桜を見る会」国会議員は歳費やボーナス、文書通信交通滞在費(文通費。調査研究広報滞在費に名称変更)、立法事務費などで6000万円を超す収入を得ているとされる。秘書給与も3人までは公費で賄われる。それでも資金繰りは厳しいとの見方はある。自民党内からはキックバック分の使途について「私設秘書などの給与にあてている」との証言があがる。このほか、政治家同士の飲食や贈答品代などにも使われている模様だ。/
とは、ニュース・メディアからの拾い込みだが、この事態に対する、岸田の答弁らしいものが、「とうぶんのあいだは、忘年会、新年会など、パーティーは慎むようにしたい」と、何なのだろうかこの「聞く力」は。こういうのを「お門違いの百花繚乱」という。
この問題がどうなるかは、ジャニーズ事変と構造を同じくするにチガイナイ。追求する野党とやらも政治家さんだし、同じ穴のムジナだ。突つきようがナイ。共産党はチガウよって、そりゃあ、あんた、彼らの望むものは、社会の引っ繰り返しなんだからアタリマエだ。
このパー券騒動が共産党からのresearchで明るみに出たのはアタリマエなのだ。ソフト・スターリズム主義でも、こういうのはたぶん、絞首刑、銃殺だろうな。スターリンは1000万人、毛沢東は1500~2000万人をヤっている。「連合」の会長芳野友子氏が「共産党だけはダメ」と毛嫌いするのは、「共産主義はダメ」ではナイ。「日本共産党はダメ」なのであって、ここは間違いやすいので注意。統一教会も勝共連ももともとのお題目では共産主義は正しいが人間がそれを成すのは無理という考え方で、それがいつの間に壷売りになったのかは、貧相なハゲ教祖が故人なので、よくワカラナイ。
勝共連といえば、ここのトップと岸田は同じ会合に出席しているのだが、断固認めずの姿勢を貫いている。そういう毅然とした姿勢で政治のほうをヤってくれれば、もうちっとは生活も楽になるのではないかなあ、なんて、甘いことかんがえている大衆は、すなわち私なんだよな。
政権(自民党・為政者)にとっての難題、課題が山積みしているのだけれど、野党も阿呆、莫迦のボンボンだから、衆愚は山本太郎なんかに同調していたりして、いいのかよ。
農林水産省の大臣が、農家に対して「芋をつくれ」といいだしたらしい。要するに、近いうちに食料危機(問題ではナイ、危機なのだ)がヤってくることにいまやっと腰をあげたというワケだ。来年の今頃は私たちは芋を齧りながら晦日を過ごすのかも知れない。けれども日本が「ほんとうに食料自給率三割なのか」を問うまえに「自給率」とは何なのかを問題にしたほうがイイ。この「自給率」(という割合)でいくと、農家などがいくら頑張っても3割程度になる。ただし、日本が用いている「自給率」を他のどこの国が用いているのかを捜せば、何処にも無いのだ。この「自給率」(カロリー計算なのだが)は実は日本だけの計算方法なのだ、ということくらいはおぼえておいて損はナイ。では、どれだけ私たちは食えるのか。そんなものは、「買い物に行け」、毎日買い物(もちろん食料のだ)にスーパー、マーケット、市場、コンビニ、何処でもイイが、その目で確かめてみればイイ。
その物価より賃金が低い。ほんとうの問題はこれですよ。ワカってんのか岸田。ワカッテいるのだこの総理は。ただ、打つ手がすこぶるに政治家としては落第なだけだ。減税がどうのじゃナイと私はおもいますがネ。ともかく趣味は料亭で一杯というのをまずヤメましょ.う、岸田。
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