時世録・34
どうも原稿に忙しくてこういうネタ拾いしかやれないのだが。
都合により読むだけは読んでいるSNSの 一種Quoraに私とはまったく関係ナイが、面白い質問と答えがあったので、無断だが引っ張ってきてしまう(どうもスンマセン)。こういう傾向がこのSNSには多いので読みごたえはある。
ご質問「積立NISAで20年積立をして、20年後に暴落したらどう対処すべきですか」
お答え「株をやってる人はおそらく知っていますが、11年周期くらいでバブルを演出して弾けさせて、またバブルにしてというのを世界の金融機構が共謀してやってきたパターンが有りました。(これを見れない人は、経済を考えないほうが良いです。馬鹿にしてるのではなく、むいてないのです。)
そして今のバブルは規模が大きくなりすぎて、大きな破綻が起こりかけていた(ドイツ銀行デフォルトや農林中金破綻で検索すると、コロナ直前の経済の動きがよくわかります。これもやはり、記憶にない、重要な意味が感じれない人は、経済も投資も考えないほうが良いです。なぜかというと、これらの問題は、日本人やドイツ人がよく働いても他の先進国より楽にならない理由がよく分かる現象だからです)ところへ コロナ降臨❤!です。
これを説明すると本になってしまいますから、暴力的に簡単に言います。
バブルを演出(実質経済の6倍近い証券等=どうやって作ったかはリーマンの時は個人の債権を統合再度分割した証券を高い評価にして、売りつけることで一気にバブルにできました。現代のバブルは個人ではなく企業間の信用を統合した高度に難解な金融商品のオンパレードです。=ドイツ銀行破綻か?と言われた時期に頭取がどれくらいの量のハイイールド債(投資不適格な高利回りの危険な商品)をもっているのか把握できない、とあからさまに証言していました。
この例からわかるように 今のバブルは リーマンショック前のバブルを軽く超えています。5倍と見る人もいれば20倍と計量する人もいます。ぼくは10倍くらいかなと思いますが。
リーマンショックのときは 映画にもなっていますが逆張りで儲けた人がいますが、天才でもラッキーでもありません。経済を動かしている力が先を読むのは当たり前です。(トランプが明日なにを言うかを知っている人が儲けて、CNNの偏向報道に反応する人が損をするのは当たり前だという例がわかりやすいかもです)
<<<<長くなりましたが、お答えします。
大きな変動は 偶然おきるのではありません、今の株が維持できたのは明らかにコロナ騒動(マスコミも各国政府も一定の誘導があって盛り上げて、結果的に、中小企業を潰して金をばらまき、株価を支える効果がありました。それが一義的なコロナ騒動の役目ではありませんが(他にもいろんなファクターがあります)、株に関してはこのように働いていました。
20年またなくても バカみたいに派手な事件を起こして株は動きますよ。そのたびに一般投資家は損をして、超大手=政治や戦争をコントロールできるし、コロナ騒動も起こせる人たちが儲かるのです。
11年周期の神話はコロナというそれ以上の神の降臨で壊れました。
しかし、彼らも一応人間ですからそう長い周期を待てないです。最低でも10年以内に大きな動きがあります。身近な例では FRBが利上げに踏み切れば数十パーセントの乱高下をする可能性もあります。触らぬ神に祟りなし、今投資を語るのはコロナを語る以上に、、、です。
私なんか、そういう金融はぜんぜん駄目なひとなので、半分くらいしかワカラナイが、なんだか/世界がチガウな/と、背筋が寒くなった。
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