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2023年8月22日 (火)

時世録・33

フリー・スクールというものがある。どういうものかというと、不登校の面々が登校するスクールで、私もこの中の一つに定期援助をしている。「国境なき医師団」「UNICEF」などに継いで幾つ目かの賛助会員だ。「カタリバ」という団体で、月に一度は報告メールが入る。
ところで、これと同じことを学校内で始めた学校がある。愛知県岡崎市の校内フリースクールだ。F組という。詳細は毎日、何かの新聞を読んでいれば出てくるだろう。新聞くらいは読まないとな。スマホはフェイクが多すぎる。新聞だって多いんだけどね。

長崎県対馬市議会の特別委が、核のゴミの、最終処分場の選定調査受け入れを求める請願を採択した。調査受け入れの対価が最大90億円。そこからアトは「知らん顔」でもいいのだ。ともかく銭の無い自治体の窮余の一策。
福井県のとある街に一度、演劇講座ワークショップに行ったことがある。そこの最も高級なホテルの最上階に泊めてもらった。助手を一人連れて行くとお願いしたらすぐにOKが出てその費用も出た。助手は隣の部屋だったが、大きな窓を開けて見下ろすと、原発(休止中)が見えたと助手もいうてたな。
テキトーな講座を二日間。別に高額な講座料でもないが安くもナイ。そんなことより、驚いたのは、その街に〇〇会館がウソのように多いことだ。利用されているのかカラスなのかはワカラナイ。だいたい何のために利用すればいいのかもワカラナイ会館が軒並み建ってている。私たち講座、ワークショップした場所も新しいところだったのだか、主催者はこういう「ここも古くなってきたので、いま建築中の建物に来年は引っ越しです」私は問うた。ここは築何年なんです。主催者は「四年です」と答える。私も助手も顔を見合わせた。
講座、ワークショップ終了して、二人で打ち上げをホテルでしたが、ゆんべ招待された寿司屋のネタの豪華さに比べるとコンビニの安つまみだ。ホテルの窓の外を観て、「やっぱり原発だよな。銭にするなら原発だよ。自治体も住民も潤う。戦争しているよりウンとマシだよ」と意見は一致した。
テレビでは日本女子卓球をヤっていた。女子卓球では、二十歳過ぎると皆「ベテラン」と呼称されることが判明した。

私はすでに老後の年齢だが、老後に暮らすのなら、原発自治体よりフリースクールの用務員のほうがイイとおもった。

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