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2023年9月 1日 (金)

時世録・36

ゲームセンター(などとはいまではいわないのだが)、呼称が変わってからもそれ以前も、それほど私の需要にはなっていなくて、パチンコが無駄に眩しく煩くなってきた頃にスロットもやめた。その頃はもうゲーセンでも遊ぶ興味も余裕もなかった。かなりむかしだな。
ところで、魔がさして、戯れにクレーンゲームをやってみたことがある。こういうものは力学的に取れないように作動するものだとかんがえていたので、銭ドブの感が強かった。のだが、なんとまあ、連続でゴリラのぬいぐるみを三個も落とすことが出来た。機種によりけりなのか、あんまりこういうところで運を使うのもなんだから、三個でやめたが、最近このクレーンゲームの仕組みを知った。
実はクレーンゲームには大きく分けて「確率機」と「実力機」という2つの種類がある(のだってさ。知らんかったワ)。
実力機は、実力がナイと景品がゲットできない機種だ。普通はクレーンゲームと言ったら誰でもこれをおもい浮かべる。こういうのにも達人がいるとすれば、店からすると、もしその達人が次々と景品を持って行ってしまったら、大幅に損をする機種ということになる。
そこで登場するのが確率機という類で私がゴリラを取ったのもこれだ。確率機は、一定以上の金額を入れないとクレーンのアームの力が弱く、普通に景品を掴んで穴まで運ぶということがまず出来ないように設定されている。従って入れた金額が一定数に達すると、アームのパワーが最大になり上手にやれば景品がゲットできる。もちろん、景品ゲットに成功したらリセットされてアームの力が弱くなる。
確率機の設定は、設置した店側が自由にいじることができる。アームパワーが最大になるまでに必要な回数などを変更すれば、店側は必要な儲けを出すことができる。/たとえば1回200円のクレーンゲームで、景品の平均仕入価格が500円、原価率を25%以下に抑えたい場合は、少なくとも10回遊ぶ(つまり2,000円投入する)まではアームパワーを弱にしておき、そこを超えたらアームパワーが最大になるようにしておけばよい/
このような仕様は、機械を購入した店側にはきちんと説明書として手渡されている。
/ちなみに、日本のクレーンゲームで確率機と実力機を大ざっぱに見分けるシンプルな方法は、アームの数が3本だったら確率機、2本だったら実力機の可能性が高いというのが通説/(だ、そうです)

最近Quoraからひろってきたネタを経験に合わせて編集、引用。
なるほどねえ、あんな単純なものもテジタルマシーンだったのか。まったく気がつかなかった。運と腕だとばかりおもっていた。最近「デジタル社会」とかをアナログな政治屋がさかんに/いうだけは/いっていて、どう営為すれはいいのかワカランでいるようで、なんだか、原発の処理水問題もマイナカード問題も、もちっとその問題自体をデジタルにかんがえられないのかなあ。と、では、デジタルとはなんぞや。これは次の機会に。
ゴリラKぬいぐるみ三個。どうしたかな。別々の女にあげましたなきっと。(だいぶんにむかしだもんなあ)。

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