時世録・28
アメリカのイエーローストーン公園といえばいわゆる火山公園なんだけど、ここのナンダカ火山が噴火するとえれえことになるそうで、まずアメリカ合衆国、つまり北米の壊滅から徐々に世界全土が崩壊終末となるってことで、それがここ20年のあいだに起こるらしいと、これはまあメディアのお先走り勘違いで、実際の観測結果では確率は0.00014%だそうで、これは壊滅的な小惑星の衝突が起きる確率とほぼ同じ数字だが、生涯を通じて交通事故で死ぬ確率は0.8772%であるのに対し、イエローストーンの噴火に遭遇する確率は0.0108%であるらしい。まあ、ほっとしたワ。
ところで、なんでそんなことをresearchしたかというと、これはスピンオフであって、ほんとうは、「南海トラフ地震の起こるほんとうの確率は」について、以前、これは観測の方法によってかなり誤差があって、現在の測定法はかなりいい加減で、まずいまエネーチケーがラジオで繰り返している「災害にあったら」とかがさかんにがなりたてている確率ではナイということは、識ってはいたのだが、それを確かめたくて、何か正確な資料はないかなとresearchしたら、「南海トラフ80%の内幕」(東京新聞・2020/06/11~2022/10/2・小沢慧一、担当)てなものに犬も歩けばボーッとするなだなあにアタッテ、で、ここ、読んでおくとイイよ。もう医学も駄目だがこっち系統もダメ。要するに研究費欲しさのいい加減な確率予想ヤってんだから。アナウンサーもほぼ毎週2~3度「防災について」で、がなってんのに、自分たちで調べナイのかねえ。去年だか一昨年だかの二人芝居で「南海トラフなんてきませんよ」といったら相方が「ええっ」とビックリしてたけど、来ないよ。そりゃあ、自然災害ですから来るかも知れないけど、それは確率外の事象。30年以内に80%はウソ。この災害に備えるために一家庭で当初は「二日分」の準備だったのが、いまは「一週間」になっていて、まず、一日一人あたり2ℓのペットボトルを2本。家族3人だとすると、6本になるのだが、これを一週間にすると42本持って避難しなきゃなんない。出来るワケがナイ。エネーチケーのアナウンサーってほんとに阿呆なのかな。それに、この「家族」というものをいまだに「核家族」という昭和の頃、1970年代の頃の概念でかんがえているところが、もう現代では通用しないということすら、エネーチケーの辞書にはナイらしい。生成AIがどうのどころじゃねえぞ。「家族形態」というものが現代ではどうなっているか、そんなのそれなりの「白書」あるでしょ。「びゃくしょ」じゃないよ。「白夜(はくや)」を「びゃくや」と読むように決めたくらいだから、仕方ないにしても、だ。
「通信」で映画館は閉館になる。スマホでパチンコ屋は廃業に(なかなかこの夏は頑張っています。だって、大きなクーラー・シェルターだから、けっこう混んでいる)と、「冷房は28°が目安」とか盛んに、がなってたのが、いまは「命にかかわる暑さですから適度に」って、どこの家でもエアコンが在るという前提。ありますよ、アパート借りたら。でも電気代がかかるからって使わないのよね、貧困層は。それで、熱中症というんだけど、ありゃもう「熱死」でしょ。「餓死」と同じく、死因にはならないんだけどね。みんな心不全で死ぬことになる。
政府も「脳不全」で、マイナカードと保険証を紐づけるというideaを誰がいいだしたのか、が、ワカラナイ。ので、岸田首相も記者会見のやりようがナイ。じゃあ、保険証にマイナンバー付けて、マイナカード止めればイイんじゃないのかなあ。逆にすんのよ。顔写真なんかは、行きつけの医院、病院で撮って張り付ければシマイじゃん。この「オッカムの剃刀」ダメですかね。
「暮らし」カテゴリの記事
- nostalgic narrative 34(2024.09.21)
- nostalgic narrative 32(2024.09.17)
- nostalgic narrative 30 (2024.08.25)
- nostalgic narrative 23(2024.05.19)
- nostalgic narrative 22(2024.05.16)