時世録・18
今週の火曜日、COVID-19ワクチンの6回目接種。もうCOVID-19は終わったとおもっている人々や、めんどくせえ~の方々や、なんかヤバイとかいうよ、等々の人類のために、こで、今一度COVID-19ワクチンについて復習しておく。といっても、記事の丸写しなんだけど、これだけ知っていれば充分でありましょう。
/メッセンジャーワクチン mRNAワクチン
ファイザー製やモデルナ製の新型コロナウイルスのワクチンには、遺伝物質の「メッセンジャーRNA(mRNA)」の技術が使われています。今回のワクチンに欠かせない技術を開発したとして、アメリカの権威ある医学賞「ラスカー賞」にドイツのビオンテックで上級副社長を務めるカタリン・カリコ氏らが選ばれています。
ワクチンの開発に、日本人研究者の1970年代の発見が大きな役割を果たしている。ワクチンが体内で働くのに不可欠な「キャップ」という物質だ。発見者の分子生物学者、古市泰宏さん
ファイザーとモデルナのワクチンはRNAワクチンと呼ばれ、いずれもメッセンジャーRNA(mRNA)という遺伝物質でできている。mRNAは、細胞がタンパク質を作るのに必要な設計図を細胞内のタンパク質工場まで運ぶ役割を果たす。まさにメッセンジャーだ。
このmRNAに、ワクチン成分となるタンパク質の設計図を人工的に書き込んで接種し、体の細胞に届けて細胞内で成分を作らせる。まったく新しい発想だ。これまでのワクチンは、成分まで工場で作ってから接種するため開発に時間がかかった。それに比べて極めて短期間で完成した。
古市さんは国立遺伝学研究所などにいた70年代、mRNAが体内で働くのに欠かせない構造を発見した。mRNAの先端にある「キャップ」という物質だ。mRNAの保護や情報伝達に関係する。
古市さんの発見から約30年後、米ペンシルベニア大のカタリン・カリコ博士がその可能性に挑んだ。2005年、mRNAを細胞に取り込ませるのに成功、それが新型コロナワクチンに応用された。
国内で開発の先頭を走るバイオ製薬企業アンジェスの創業者、森下竜一
8月下旬、ワシントン・ポストなどがモデルナについて興味深い情報を報じた。ワクチン開発で「ある機関」から2460万ドルの支援を受けていながら、特許申請に際してその報告義務を怠ったという内容だ。ある機関とは、国防総省傘下の防衛先端技術研究計画局(DARPA)。創業3年目の13年の段階で、mRNAワクチン等の開発でDARPAの補助を受けていた。
その点について森下に問うと、こう答えた。「mRNAワクチンというのは、軍が関与して開発されてきた『お買い上げ物資』だ。派兵地で感染症が起きたらすぐに兵に接種させる」
2020/11/29j東洋経済オンライン/
ひょいと出てきた(出来た)ものじゃあ、ナイ。くらいはおぼえておいて損はナイ。接種券がきて、無料だから打っているワケではナイ。打つ前に「免疫」関係のホンを三冊読んで、「よし、乗った」のココロで打っている高齢者の私でござんす。
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