時世録・11
ここのところ鬱病特有の現象、早朝覚醒が続いている。そういう現象のナイ鬱病者もいらっしゃることは識っている。鬱病の現象(ふつうは症状というのだが、このほうがピッタシなのだ)は個々それぞれ、処法無我、四面楚歌、だから。
当方の早朝覚醒はタチの悪いほうで、ふつうなら起床時刻は7時過ぎなのだが、これが5時過ぎに目が覚める。なんとか6時までがんばろうと布団で横になっている。もちろん眠れない。6時過ぎ或いは面倒になって、もう起きる。それから朝食の時間までしょうがなくPCかcomicか。で、飯食って(別に富裕層ではナイのですが、パンは全粒粉混合です。このてのを食べ始めるとふつうの食パンはもう食えない。口の中の感触と、食道の通りが良くてよくあるパンの胸つかえがナイ。胃もたれもなく、高級食パンを買うならこっちのパスコのやや安いのを買ったほうがイイ。のだけど、消費期限が短いのが難点だな)、で飯食って仕事に移ろうとした頃に強烈な眠気がヤってくる。何度も本を開いたまま、あるいはパソコンを前にして、気絶する。きょうなんかは、もうこれは駄目だと、自棄で寝ることにした。自棄寝だ。1時間弱眠る。こういう現象が鬱病の早朝覚醒なのだ。
ちょっと原稿の用事があって、鬱病の国別頻度をresearchしてみた。すると、たしかにアメリカも日本も多いのだが、アメリカの場合、その理由が社会的(会社的かな)に因を持つのに比して、日本の場合は個人的なストレスが多い。これはお国柄なんだろうか。
で、最も鬱病の少ない国というのがジャマイカなのだ。そうじゃないかなとおもっていたらそうだったというべきか。なんでか、は簡単な理由で、ネットでも触れていなかったが、自生大麻がふんだんにあるせいだ。ジャマイカは貧困国だ。医師も少ないし、医師にかかれる病人も少ない(病人はふつうに多い)。銭がナイので医療費がナイだけのことだ。で、たいていは、自生大麻で治してしまう。タダだからな。疾病は治らなくとも、疾病が原因の痛みや苦しさ、しんどさだるさ、気分の悪さ、大麻で治してしまう。これでは鬱病の出番はナイのだ。
もちろんだが、原稿にはそのことは書かなかった。書けないというのが正しいのだけれど。薬用大麻も麻薬大麻もへったくれもナイ。こう鬱剤の副作用と離脱作用で苦しむより、台所の竈で大麻焚いたほうが簡単で、なんしろ、タダだからな。ジャマイカでは、大麻に対して阿片窟の隠微な暗さなんてナイのだ。アヘン・スクワットしなくともイイ。
そうそう、今朝は早朝覚醒から帳簿付けなんかヤってたんだ。そのせいかまた眠くなってきた。晩飯の仕度はヤっちまったんで、本日昼寝はヤメて、サボ寝だな。銭の無い老時期というのもイイものだ。
アメリカのデフォルト、どうなるんだろうなあ。ウクライナの反転功勢うまくいくのかなあ。しょせん、泣くのは貧乏庶民なんだから、どうでもイイや。
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