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2023年5月22日 (月)

時世録・14

G7が終わった。といってもヒロシマでの 仲良し会議が会議が終わったのであって、G7そのものがオワコンになったワケではナイ。では何らかの前進はあったか、いや、そんなものをハナから期待していたのはかなりの楽観派だけで、集合写真を観てのとおりの横並びだ。とはいえこれはこれで離ればなれのデカプリングよりはうんとマシといわねばならない。と、いうところだナ、野郎ども。主筆はあちこちからの、あるいはG7自体の自己評価を読んでいて、ふと、幼い、否、若い頃のゼンキョートーなんかおもいだしたりしたぜ、野郎ども。議長国日本の岸田親分の支持率ポイントは上がるだろう。上がったのだ。ゼレンスキー・ウクライナ・セールスマンのステルス誘致作戦なんかはお見事といわねばならない。またゼレンスキーそのものも、あちらこちらでの大統領業務は立派なもんだとおもう。岸田貸元も独楽鼠のようにけっこう働いた。グローバルサウスとやらの、なにやらジュラ白亜の恐竜みたいな連中は、たとえばインドのモディ首相のごとく「いまは戦争をしているときではナイ」と、これは自戒なんじゃないかともとれる発言で、自国の階層構造の矛盾を乗り切っていくのはタイヘンだなあと、心の内ではおもっているにチガイナイ。それは他の恐竜サウスも同じことだ。~好きと一言いえなくて~流す涙ぁの~、てな流行歌があったが、ここんところは~ロシアとひとこと云えなき子~だろうなあ。だからみなさん、ゼンキョートーみたいなことをおっしゃっている。切ないなあととおもう。
中国は「一部サークルが」と、G7を「小さなサークル」と蔑して見解を述べる。ほなったら、おまはんらはせめて「セクト」か。そうそう、それでええやないか。中ロもG7も恐竜サウスも「sect」でよろしい。みなさんゼンキョートーを彷彿とさせて、こちとらはnostalgieを感じたぜ、野郎ども。外野(ではナイんだけど)では場所の演出がヒロシマだけに、その方面の団体からは「失敗だった」といわれたが、その方面の方々のいいぶんの「核廃絶の具体策が示されていない」にはため息するしかナイのよ。そういのは、きみらがまず示したらどないやねん。私にはそんな便利な具体策なんぞ、とんとおもいつかへんねん。「こうしているあいだにも、ヒロシマの犠牲者たちは老齢化していなくなっていく」いやいや心配せんでよろしい。そういう/の/は、やがてそこら中に現れる。忘れちゃいけない、「チェルノブィリ」はウクライナに在るんだぜ。

アメリカがデフォルト(債務不履行)になったら世界が大混乱する。とかいう脅しがメディアで踊っているが、私ども庶民大衆には、どのような大根乱がスーパーマーケットのカット大根に出現するのか、なんにもワカランやない。そうじゃないのか野郎ども。
生成AIのチャットGPTとやらで書いた戯曲、脚本で演じる舞台など、ヤル側にとって、最もツマラナイのは、ヤル側がイチバン良くワカッテいる。それは廃れたとはいえ文芸だってそうだろう。
たしかに私、主筆は「あした来るひと」ではなく「きのう生きたひと」ではある。だが、現に「きょうも生き残っている」んだから、まだ書かせていただく。死に損ないには死に損ないの意地もあるんでい。

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