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2023年4月 9日 (日)

時世録・4

書きたいことはいろいろとあり、読みたい本、comic、観たいDVDなどあるのですが、鬱病の現象、なかなか好転せず、頸椎疾患、関節炎など、融合的痛みで半身不随の病人の如き毎日であります。
老化も加わっておもうに任せず、七十歳を過ぎて人間としての生命体維持はかなり困難なものだということを実感しております。

マシンも同じようなもので、こういう不便なものを文明といっていいのかどうか、昨今は疑問、不信なのですが、Windows7は遠にメンテ請け負いは終了しており、こいつは近隣のそれなりの電子工務店に頼めばなんとかなるんでしょうけど、実際、依頼したこともありましたが、ヤってきた若人技術者が最初にしたことは、別機種の見積もりでした。で、お兄さん、それはダメなんだ。おれ/の/はさ、インターフェイスというか、デバイスというか、キーボードが富士通の「親指シフト」仕様でね、こいつとの互換はてめえんところじゃ出来ねえだろ。そんなNECの機種を並べてもダメなのよ。というようことになった記憶も新しく、まあ、アト2年くらいならなんとかと覚悟したんですが、今度は、セキュリティの更新が打ち切りになりまして、そうなると、ネット銀行やアマゾン等々に累が及ぶ確率高く、仕方なく、日本で一社だけ、バージョンアップとデータ移行を専業専売している会員制の会社にいつものように丸投げして、新機種を購入することにいたしました。
で、そこは、いわゆる通販で売っている「データお引っ越し」電気道具のようなものは用いずに、マシンからマシンに人手でオペをしてくれるんですが、よって、いまの機種をクロネコさんに依頼して、東京のその会社まで運送してもらい、ですから、新機種が向こうさんからヤってくるまで、私は丸腰というワケで、このブログはまたしばしの閉店となります。
たぶん、予約の方々など大勢でしょうから、四月いっぱいは、ここは閉鎖ということになる予定です。

このあいだ、毎日だったか日経だったか、電子版で読んでいましたら、日本の電子計算機(computer)製造のパイオニアの御仁(現七十六歳)が、記者の質問「その頃、未来的にコンピュータによって社会はどうなっていくとおもってらっしゃいましたか」に「英語が増えるだろうとおもっていました。おそらく民主主義は壊滅するだろうと」お応えで、英語が増えて民主主義が壊滅するこの/間/にどんな思考、文脈、文目が入るのかはいざ知らず。このパイオニアの予想どおりの世間になってきてはおります。
若いものは、スマホなど玩具のようにスチャラカと使いこなしますが、音符が読めない、小説が読めない(これはつまり、ある種の文盲で、字は読めるんですが、例えば「林檎」というやや難しい文字も〈りんご〉と読めるんですが、〈りんご〉というものをimageする、脳裏に浮かべることが出来ない)らしいんですね。これは世代間ギャップというよりは、もうデカップリングです。デカップリング(分断)はなるほど、たしかに民主主義の荒廃、壊滅を招くでしょう。
若いひとたちに「恋愛」というものが減少してきているcommunicationの死屍累々を、七十歳を過ぎた高齢(老人という気分ではナイんですけど)表現者はどう踏み耐えていくのか、Windows7のOSがversion upされて帰還するまで、鬱々屈々としつつではありますが、かんがえなきゃしょうがねえだろうなあ、でもアト数年なんだけどなあ、まだ、そんなことかんがえるのか、のココロでございます。

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