アト千と一夜の晩飯 第四十六夜 little think
Little thinkは、〈ふとしたおもい・かんがえ〉だが、心象でも何でもイイ。何故そうおもった、かんがえたがタイセツなんだろうけど、そんなに深読みもしないほうがイイ。なにしろlittleなんだから。
〇働いている女性を観ると気分がよくなる。けしてdesk workではなく、週に一回マンションの清掃に来て頂いているひと、マスクを外してらしたが、なんか時代が室町、鎌倉の顔つきで(ほんものは観たことは無いのだが)、その仕事が似合うのだ。(これを書いたアト偶然遭遇、もうけました)。
〇男性の場合、逆にちょっといやな気分になるのは、大手のスーパーで働くいわゆる籠整理の高齢男性。おそらく定年退職前までは部下を持つような待遇だったのだろう。買い物客を前に一歩下がらず、そこを退けという仕事ぶりはヤだねえ。私は退かないけどね。てめえが邪魔になんねえように働くんだよ、てな顔してじっとしている。いやいや、そういう自分も良くねえな。
〇富裕層と貧困層、浮遊層と貧考層と頭の中でfunctionしている。小劇場演劇なんてのはともかく貧しかった。銭が無いなら汗を出せ汗が出せないなら知恵を出せ、我が半世紀の演劇人生はそうだったと、これは誇っていいことだとおもう。ふわふわ浮いてんじゃねえよ。
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