アト千と一夜の晩飯 第三七夜 唯一の贈り物
私には信心が無いので云えることなのだが、キリスト教は教派を問わず(そうでナイ教派もあるのだろうが)人類に唯一の贈り物(present)をした。それがChristmasのイベントだろう。世界各国の信者もそうでナイものも最近ではさまざまに灯った電飾の下でこれを愉しむ。今年はインフラを浸食されてそうでナイ国もあったろうが、それでも蝋燭一本の明かりのつくる希望は他ならぬものにチガイナイ。
クリスマスの語源は、「キリスト(Christ)」と「礼拝(mass)」。これを「Xmas」と表記する場合のXは十字架とは何の関係もナイ。「christ」をギリシア語で表記する場合は「XPIΣTOΣ」と書く。頭文字のXに「mass」を付けたギリシア語+英語の表記が「Xmas」。「Merry」は「陽気な、お祭り気分の」という形容詞。これくらいは教養として覚えておいて損はナイ。
とはいうものの、日本はひでえwhite Christmasになった。大雪である。やがて地球が雪だるまになる日も近い。私たちの子孫は次の氷期をどう乗り越えていくのだろう。ただただそれが核の冬でナイことを祈るのみだ。アーメン。ついでにこの「アーメン」の意味を調べたのは高校生の頃だったか。「然り」「そのとおり」「御心ままに」である。このアトに「ソーメン、冷やソーメン」と付けたのは日本人らしいが誰かは不明。
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