無料ブログはココログ
フォト

« アト千と一夜の晩飯 第十四夜 ワクチン半チクワ  | トップページ | アト千と一夜の晩飯 第十六夜 いちまつのさびしさ  »

2022年11月 9日 (水)

アト千と一夜の晩飯 第十五夜 選挙だそうですナ

森田健作が『さらば涙と言おう』を歌って歌手としてもブレイクした1970年冬真っ盛りのころ。いつもは夫婦喧嘩の声しか聞こえないお隣から、奥さんの声で『さらば涙と言おう』が聞こえてきて、とうとう脳にきたかとおもったが、まだ若かった職業婦人(小学校教諭)の母親が「隣なあ、なんや浄土宗やめはったらしいわ」とのたまう。どこに宗旨がえかと問うたら「それがようワカラン新興宗教らしいで、ほんであの歌をその宗派のなんたら会のコーラス大会で唄わはるのに、練習してはんねんで」。なるほど、涙にさよならというのは、まあ、幸せになろうということだろうと、よ~く聴いてみたらどうも一部歌詞がチガッテいて、ηさらば阿弥陀といおう、になっている。まあ、それで毎朝の夫婦喧嘩がなくなり幸せにおなりになるのなら、幸せなのだろう。
昨今、幸せになるのはそんな難しいことではナイ。フェイクと大本営発表の時事ニュースにはうんざりしていたので(これもウクライナ疲れというのだろうか)、幾つか電子版やらスマホやらの記事を繕って切って貼ってみた。
/今日私が見ている親たちは、子供の感情に傷をつけるかもしれないことをやったり言ったりすることを恐れている。傷つけたら子供が後々、感情的に困難を抱え、精神的な病を患うことになると思っているのだ。1900年代より前の医者は、ある程度の痛みは健康的だと信じていた。1800年代の一流の外科医たちは手術の際、全身麻酔を用いたがらなかった。痛みが免疫系や循環器系の働きを高め、治りを早くすると信じていたからである。痛みが実際に組織の修復を早めるという証拠は私の知っている限りはないのだが、手術中にオピオイドを使うと治りが遅くなる、という証拠は出てきている。今日、アメリカの成人は4人に1人以上──そしてアメリカの子供は20人に1人以上──が日常的に精神科の処方薬を飲んでいる。2015年には処方薬が原因となり22,598人が死亡している。/かつてセロトニンが精神科開業医院でも使えるようになったころ、営業用のコピーには「天使の薬」とあった。いまはオピオイドがソレなんだろうな。
そのアメリカ本日中間選挙で、早々とゼレンスキーはバイデン政権の敗北を予想して、ヘルソン、ドネツクで近々市街戦に突入する作戦、とか、そういうのをロシア軍の司令部がこれまた予想、最終激突戦に入るとかなんとか。ここはウクライナ兵からの情報でも膠着状態で、いま、ロシアの買い入れたイラン製の兵器が導入されたらもたないだろうなと、こっちには弾が無いからなあと葉巻くゆらしながら、塹壕にいるのがイチバンだよ、とのことだったんだけどね。なにしろ、河を挟んで西は平原、東はロシア精鋭部隊が集結し始めているらしいから。河を渡ろうにも橋は無し。ロシアもウクライナも、ともかくヤル気は出しているらしい。バイデンこけたらもう軍事物資入らないだろうから、ゼレンスキーもここが正念場なんだろう。
が、16:30現在の中間選挙速報(ロイター)では、意外に民主党が頑張っているとのこと。まんず、「偉大なアメリカをもう一度っ」「アメリカン・ドリームをっ」とトランプが演説するのを聞いて、共和党に一票入れるってのも、やっぱアメリカ人、昨今オカシイんじゃないかナ。オピオイドのせいだな。と、どうしてもフェイクじみてしまうなあ。

« アト千と一夜の晩飯 第十四夜 ワクチン半チクワ  | トップページ | アト千と一夜の晩飯 第十六夜 いちまつのさびしさ  »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事