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2022年9月20日 (火)

last job revision 8

78~92

78・抑圧されていたエネルギーが、本来的には言語表出されるべきとき、作用素において作用なきまま(「固有状態」のまま)表出されようと試みられたら、無意識のエネルギーを統べる「超自我」は、別のどんな手段を選ぶのか。その選択肢の中には、本来的な言語変換のためにさらなる「抑圧」を加えるという手段を以て「固有状態」を拒む確率もあるはずだ。
79・そのような無意識へのさらなる抑圧は、表現という意識的な表出を拒んでの「意識へのさらなる抑圧」とは別の「固有状態・表現」とに「無意識的」に変容する確率もある。
80・あるいはそれは「抑圧」された無意識下のエネルギーが、意識的に表現されずに、そのまま作用素に留まることになる場合もある。これは蓄積といいなおしてもイイ。
81・単にimageとして示せば、これは量子の活動状態が作用素において「混合状態」のままに留まるということになる。
82・量子の活動状態の領域が「混合状態」にある場合、波動は収束せず「重なり合わないままの状態」で、いわば無分別に右往左往、成り行き任せに動き回ることになる(ようにみえるのはあくまでニュートン力学の認識から量子の運動を観察しているからなのだが)。
83・「82」のような「状態」になった場合、「outputされた表現」は(「77」のような)状態になる。-固有状態としてinputされたときと同じ固有状態がoutputされる-。
84・定義(定式)上「表現され得ずして疎外されることはナイ」ので、「混合状態」でエネルギーがそのまま「意識による抑圧でより強い状態」となったとき、outputされたものは、無意識→(超自我のcontrolによる)意識→表現=疎外ではなく、無意識は意識された表現になり得ないまま、無意識→無意識=疎外としてoutputされたものになる。
85・outputされたモノの向き(ベクトル)は、作用素の影響が無く、超自我でcontrolされていないので、「外向き(対他的)」にも「内向き(対自的・即時的)」にもなるという確率を残す。
86・このような場合の量子が現実存在として何かに該当するのか、これは知る限りにおいて「重力量子・重力波」に該る、と仮定することが出来る。
87・これは試みに「四つの力」のうちで最も弱い「力」を充ててみたということだけなのだが意外にこれが都合がイイのだ。(「作用素」における影響が「力」の大きさの点から少ないであろうという推測から、つまり都合がイイので充ててみたというのがほんとうのところなのだけど)。
88・状態ベクトルが不完全な(収束しない)ままoutputされることが起きるということ、「起きるべきは起こるべくして起きる」は、量子力学的には確率としてあり得るとする。
89・極論すれば、疎外が表現ではなく疎外のままで作用素(function)からoutputされる。あるいは通過する。あるいは逆行すらすることも確率としてはあり得ることになる。
90・以上が、量子力学的には厳密に正しくはナイとしても(だいたい量子力学のことなど現在時点はほとんどワカラナイままだもんですので、私も私にワカル限りで思考しております)、具体的(現実的)に、言語が言語として表現されずに表出するという現象を私たちは経験している(或いは垣間見ている)。
91・およそ「鬱病」の表出としての「鬱疾患」とは、そのような現象(あるいは形態)にみえる。(また当人にとっては感覚される)。
92・とりあえずまとめてみれば、「鬱病、鬱疾患とは、言語が言語として表現されずに表出してしまった(表現された)ときに受ける疎外」である。(この場合の表現は対自的、対他的、さらには即自的をも含むだろう)。

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