Sophism sonnet return 02
それは銭では買えません
で、Q統一協会は、いったい〈何が〉やりたい(かった)のか。政治家に「寄り添って」だ。政治家のほうの魂胆は簡単だ。「銭になる」しかナイだろ。他に何があるのだ。落ち着く先は、そこしかナイじゃないか。だったらQ統一協会のほうも、唆した阿呆たちに対しては同じだ。銭になる。しかも桁がチガウ。「魂が迷って彷徨っています。銭でなんとかなります」魂が銭で買えるものかどうか、「献金」したほうも阿呆としかいいようがナイ。要するにどっちもどっちなんだ。ちょっとはかんがえてみなさい。安倍銃撃殺人事件、ありゃ、「暗殺」や「殺害」でなく、「復讐」でしょう。阿呆は「貧困」から生まれる。日本は「飢餓」国の仲間入りをした。/FAOのHunger Map(2019-2021)を示して「日本が貧困国に認定」/というツイートがバズっている。たしかに誤解を多く与える記事ではある。「貧困」ではナイといえば貧困ではナイ、「飢餓」のdataの用い方が煩雑だからだ。FAOもそこんところはご存知のようだけど。だが、かつて私が二十代の頃、年寄りは私たち若者に「わしらのビンボは飯が食えんかったもんじゃが、いまのビンボは、車の一台も持てない程度のもんじゃろ」ともんじゃ焼き食いながら、仰ったもんじゃが、いま(2022)のビンボはそうでもナイ。「カタリバ」にせよ、「子供食堂」にせよ「シングルマザーの風俗稼業」にせよ、ようするに飯、まんま、が「食えない」のだ。やつがれは医療控除と寄付金控除、その他の控除でけっきょく、経費を計算しなくとも、またまた低額所得者になり(三度目)、10万円頂戴して(ってようするに税金返してもらっただけだけど)、医療保険も2割負担になり、もちろん、医療保険料はナシ。これまでは、『国境なき医師団』『ユニセフ』『フォスタープラン』と主に海外に対して賛助会員で銭出していたが、今回は富士通のサポート解約して、国内にも寄附援助することにした。低額所得者の「貧者の一灯」だ。あのな、死んだ者の魂なんざ、線香の一本もあげておけば、ええのや。いま生きているものに銭を使え。(聴いとんのか岸田っ)。
私も高校を卒業した頃、統一協会に「勧誘」されたことがある。滋賀県だか、大津市だかの支部長さんで、ちょっと年上のお姐さん。最初は悪友数人での冷やかしだったんだが、マルクス経済学を齧っているモノなど、本気でかんがえこんでましたワ。その後も電話がけっこうあって、「なんで、俺だけひつこう声かけるんですか」と訊いたら「あなたのことだけはナンダか気になって」と、「勧誘」の手口かも知らんが、他の悪友たちは放ったらかしで、支部長さん、ちょっと雰囲気は他の会員とはチガッテいたし、屈託したslender、憂いのある顔立ちで、十八歳の私にはストライクだったので、honey trapなんか仕掛けられたらイチコロやったろうなとおもいますが、たぶん私の予測では、統一協会とは袂を分かち、自分の教派を立てていはるんやないやろか。もう、歳も七十を越えてらっしゃいますが、このお姐さんとはどこかでお逢いしたいです。
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