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2022年6月

2022年6月24日 (金)

Sophism sonnet・69,12-11

Sophism sonnet・69,12-11
過去、いま、そしてこれから

昨日06/23は「沖縄慰霊の日」。太平洋戦争(大東亜戦争)の終戦日というわけではナイ。以下dataを記す。
/1945年6月23日で、沖縄戦での日本軍の組織的な戦闘が終わった。
実際は牛島中将(このひとは、沖縄戦の司令官だな)の自決後も戦闘は続き、米軍が沖縄作戦の終了を宣言したのは45年7月2日。米軍と現地の日本軍の間で降伏調印式があったのは45年9月7日。
日米合わせて20万人以上が死亡。このうち約19万人が日本側の犠牲者。沖縄県民は一般住民約9万4000人(推計)、軍人・軍属2万8228人の計約12万2000人が死亡、県民の4人に1人が犠牲になった。(いわゆる本土決戦のsimulation、総力戦だったのだ)
そもそも沖縄が27年もの長い間、米軍統治下に置かれたのは沖縄戦がきっかけである。/
降伏調印式が実際の終戦日より遅いのは、情報の遅れであり、この調印のアトも詳細は不明だが、終戦を知らない人々(民間、兵士)はゲリラ戦を展開していた。
本土では、天皇の「玉音放送」が流れて国民は涙した、とかありますが、当時のラジオ放送の電波の悪さと吃音だった天皇の声の調子から、殆どの国民はそれが/何の放送/なのかを正確には知ることは出来ず、天皇の放送直後アナウンサーが内容を平易に語った。この事実はあまり知られていない。喜八さんの『日本のいちばん長い日』でもやらなかったしなあ。ほんとは加山雄三扮するアナがヤってたはず。
政府は「敗戦」を「終戦」と呼称し「占領軍」を「進駐軍」と呼称した。このあたりで日本はオワリ。要するに、日本は連合国に「負けた」のである。敗戦国だということを、参院選で与党が勝利しようとどうなろうとどうでもいいことを、胆に明治よ大正よ昭和は遠くになりに蹴り。
それから50年、沖縄はカタチだけ本土復帰した。カタチだけというのは、本島も講和条約の下にはあるものの、地勢学的には合衆国のアジア(中国・北朝鮮・ロシア)の最前線であることに変わりはなく、台湾有事の際は、この領土は最重要基地となる。基地国日本なんだよ。
ロ×ウ戦争が、戦争というものが、「世界」と「社会」の繋がりをあぶり出し、二国間の戦争が、地理的に遠い国々でも飢餓(餓死)を起こすことを知らしめた。日本の食料自給が30数%というのは、アルゴリズム(計算の方法)でどうにでも操作出来るものだ。
中華帝国は2035年にはGDPで合衆国と並び、2050年には世界に君臨する、まさに「中華」となる計画をたてているが、南諸島国家もさほど莫迦ではなく、「一帯一路」戦略が軌道にのって進んでいるとはいい難い。
ロ×ウ戦争は、ロシアの意に反してNATO、EUの結束を強め、かつ膨張させ、第三次大戦がどのようなカタチであれ勃発する確率は高く、あるいは、ロシア衰退のカタチで矛を収めることになるのか、果てまたプーチンの被害妄想性精神攪乱で核ミサイルが飛ぶことになるのか、2030年までにはハッキリするだろう。
というか、そんなことより2025年あたりから「太陽フレア」現象が活発化してくるので、このエネルギー(水素爆弾10万~1億個と同等)による電磁波が地球にどの程度の影響を及ぼすかだが、最少であれば、スマホの利用不可が二週間、衛星の誤作動から、衝突、墜落、さらに停電も二週間くらいでなんとかなるが、相手(太陽)の気分次第では、10年以上の平安鎌倉から江戸時代の生活に全世界が戻るということも考えられる。しかし、そのほうが平和でいいよネ。


:魅力的な唇になるために、やさしい言葉を話しなさい。
愛らしい目を持つために、人のよいところを探しなさい。

おなかをすかせた人に食べ物を分けてあげれば、身体はほっそりするよ。
1日1回子どもが指で梳いてくれれば、髪はつややかになる。
決してひとりで歩いてはいないことを知っていれば、弾んだ足取りで歩けるはず。

おまえの未来のために伝統を残しておこう。
愛情をこめた人のやさしい慈しみは、けっして失われることがない。

物は壊れたらおしまいだけど、人は転んでも立ち上がり、
失敗してもやり直し、生まれ変わり、
前を向いて何回でも何回でも何回でもあらたに始めることができる。

どんな人も拒絶してはいけないよ。
助けがほしいとき、必ず誰かが手を差し伸べてくれることを覚えておきなさい。

大きくなればきっと自分にもふたつの手があることを発見するだろう。
——ひとつの手は自分を支えるため。もうひとつの手は誰かを助けるため——

おまえの「すばらしき日々」はこれから始まる。
どうかたくさんのすばらしき日々を味わえるように。

引用:『AUDREY HEPBURN 母、オードリーのこと』
ショーン・ヘップバーン・フェラー 著
実川元子 訳

2022年6月19日 (日)

Sophism sonnet・69,12-10

日誌

非課税対象者に該当したもんで、お上から「十万円ヤル、手続きせよ」と通知があった。
「棚ぼた」だか、選挙前の空景気か知らないが、ということで、すぐ「国境なき医師団」の四項目に49,000円を支援会員募金して、残りで、栗塚旭、左右田一平、島田順司、トリオの用心棒シリーズ『帰ってきた用心棒』ボックスの1,2を購入(予約)。ついでに『黄金の七人』も第三作の『新』がアマゾンで中古が出たので購入(これはDVD1枚だが6,080円、やっぱり、いいものは高価)。と、銭を支給される前に使い果たした。
生きているうち、森羅万象、諸行無常。色即是空、空即是色。自燈明、自燈明、と。

:古希を口語英訳すれば、nostalgieになる。なるほど。nostalgieとは記憶を辿って独り歩むこと。これも、なるほど。

2022年6月16日 (木)

Sophism sonnet・69,12-09

続々

閃光のもとに炭素と果てるよりせめて一太刀我が防衛論

2022年6月15日 (水)

Sophism sonnet・69,12-08

数多なる幼子殺さるウクライナなべてロシアのせいにするまじ

2022年6月13日 (月)

Sophism sonnet・69,12-07

一句、付けて一首

紫陽花の咲きて氷河期長袖のシャツ
夏は名のみの雨の冷たさ

:季語、そんなものもう世界には無いでしょう。

2022年6月10日 (金)

Sophism sonnet・69,12-06

ロウ&ロウ 

大前研一老師がよほど焦げて燥いでいるのか、二度同じようなことをチガッタかたちではあるが、『president』に書いている。しかしこれでロ×ウ戦争を量子ビットfunctionすると、すこぶるオモシロイ世界が現れる。大前老師の作用素(function)も重ねてロ×ウ戦争をもう一つの物語で読んでみる。
1, ゼレンスキーという男は大統領コントのコメディアンであった。
2, ウクライナの国民性は勤勉で理工系だが、それはウクライナというところから他の国へ出て行くのに最良の方法論だからある。
3, つまり、愛国心が強いというのはアヤシイのだ。
4, ゼレンスキーの大統領就任時、支持率は20%しかなかった。
5, 支持率を上げるためにbrainたちとかんがえたのが、ウクライナのEUとNATO加盟である。
6, そうすれば、ウクライナの勤勉理工系は、わざわざ欧州に出向くのにパスポートを必要としないし、出て行かずともよくなる。
7, ロシアのプーチンはウクライナなど、ロシアの子分程度にかんえていた。よく似た関係がベラルーシである。
8, ところが、ゼレンスキーはウクライナのロシアに対する歴史的怨恨を身に沁みて識っていた。
9, もう隷属は御免だ。だって、僕は大統領なんだから。と、EU&NATO加盟の旗を上げると支持率はドドンと上がった。
10,しかし、プーチンの怒りも上昇した。何かんがえとんねん、である。
11,アメリカは新兵器をたくさん持っていたが、試演習するところがナイ。ゼレンスキーの乱を聞いたアメリカは、ほんなら、新兵器ヤルさかいに、使ってみて。ともかく戦場という現場で新兵器が演習でなく使用出来るのだ。NATOも、ワルシャワ条約機構が1991年に解散してから、特にスルこともなし、その存在の必要性もアヤシクなっていた。
12,そこにゼレンスキーの乱だ。いまこそ結束すべし。
13,プーチンは数多の核を持て余していたが、使いようもない。さらにアメリカやNATOの通常兵器の性能効力もよくわからないでいた。おまけにロシアは台頭する中華帝国を前に影は薄くなっていた。プーチンの頭髪など薄くなるどころか、完全に消えてハゲになってしまっていた。
14,そこへきてゼレンスキーだ。プーチンはいったよなあ。「これしか選択肢はなかった」。なんの選択肢なのかここんところはずっとワカラナカッタが、そうか、こういう重ね方をすると、プーチンが何を選択したのかよくワカル。自国の資源、軍事力と核の用い方のtimingだ。
15,かくて、ロシアのウクライナ侵攻は始まった。そうして、英雄ゼレンスキーと、極悪人プーチンの構図が宣伝戦(情報戦)によって世界に行き渡った。
16,結果、世界は自然を含め暗黒の時代を迎える。
ロ×ウ戦争はそういうことになる。この戦争において、ロシアが「戦術核」のうちの「戦場核」すら使わないことは目に見えている。それではロシア通常兵器の戦力が、アメリカ・NATOとどこまで渡り合えるかの判断は下せない。アメリカはそれを充分承知で、ウクライナを支援している。アメリカ自国において銃乱射死傷事件が急激に多発しているのは、war Hysterieとしかおもえない。中華大国は国民に喧伝する。「これが自由主義の成れの果てだ」たしかに、これもアタリだろう。治安は中華大国のほうが断然いいらしい。イマジン、想像してごらん。すれ違いに道行く人々がそれぞれみな懐に銃を呑んでいるのを。

何れにしても、なんて哀しいのだろう。恐ろしいのではナイ、哀しいのだ。「オレ(主筆)なんかもう、こんな世界にゃ生き厭いた」と、主筆の鬱疾患の自殺念慮も悪化したのであった。

「はやぶさ」がアミノ酸を持ち帰ったことがワカッタ。しかしな、アミノ酸からタンパク質(生命体のみなもと)を合成させるのがとっても難しいのだ。「味の素」からどうやって原始生命体が出来るのか。そういうことですよ。

2022年6月 8日 (水)

Sophism sonnet・69,12-05

茶番

「茶番」の意味は幾つかあるが、適当に(いいかげんという意味でなく、適して当たっているという意味)羅列すると、「猿芝居」「出来レース」「三文芝居」「ばからしい、底の見えすいた物事」「見え透いたばかばかしい行為」「お粗末な芝居」という意味があって、現代で「茶番」という言葉を使う時は、これだけ出しておけば充分だとおもわれる。

ロ×ウ戦争の影響は、黒海の海洋生命体絶滅だけではナイ。新興アフリカ世界の食糧事情に多大な損害となりつつある。ロシアのシラケぶりとウクライナの苛立ちはともかく情報戦だから仕方ないとして、黒海に面したトルコと、ロシア、ウクライナの談合(ということになっているのだけれど)で、人道海路が開かれれば(ロシアはもう開いていると云い、ウクライナはロシアの攻撃にあって開けないといっいるのだが)7000万t以上の穀物の供給によるアフリカ200万人以上の餓死(飢餓ではなく餓死である)が救援されることになる。これはそのとおりなら仲介役のトルコの名は上がる。
しかし、こいつにはプロローグがついていて、そのちょい前にトルコがクルド族-テロ掃討作戦をいいだしたところ、ロシアがこれを自重せよと諫めるという素人臭い幕前演出があり、ついで、幕が上がるという黒海のいわば食料臨時停戦で、歌舞伎ならぬ「手踊り」の類じみている。こういうのを「茶番」という。
フィンランドとスウェーデンのNATO加盟に唯一「クルド族-テロを匿っている」という根拠の薄い理由で反対しているのは、トルコだから、ここでトルコの「まあ、茶でも一杯」による食料問題が解決すると、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟は一挙に遅れることになる。遅れても加盟申請は済んでいるのだから、ロシアの両国に対する戦時配備の時間稼ぎにはなる。ひどくすれば、回廊海路を開くからフィンランドとスウェーデンのNATO加盟のほうはトルコのいうことを聞かないと餓死者が増えるぞ、「戦場核(戦術核のうち最も小型のもの)」の一発目はアフリカの何処かに落とすとかロシアは脅すだろう。
「茶番」の意味は今後、そんなふうに書き換えられる。

Sonnetをもう一つ。「欅坂46」を脱退して女優の道を選んだ平手友梨奈の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の彼女の〈演技〉とやらが酷評されている。彼女の出演映画は他には『響~小説家になる方法~』しか観ていないし、これは、原作comicをおそらく作家になれなかった編集者が恨みツラミをこめて書いていると憶測(邪推)して読んでから観たのだが、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』における酷評の彼女の〈演技〉については、私はまったくそうはおもわない。酷評は全面的に認めない立場で立っておく。トーシロが小賢しく云うのはどうでもイイ。私なんぞも四十五年、トーシロという、小銭で舞台を観劇などしてはる方々に、それは云われてきた。しかし/彼女は以前から〝表情がワンパターン〟などと指摘されているので、今後も役者を続けるなら表情を豊かにする努力は必要でしょう」(芸能ライター)/と極めて錯誤、勘違い、マチガッテいるヤカラには、「お前らがその程度のリテラシーで飯食ってるあいだは、日本映画は廃れたままだ」/とだけいっておく。平手友梨奈は、表情を豊かにする努力などしなくてもイイ。気になるなら〝表情がワンパターン〟で通したバスター・キートンをもっと観ればイイ。古典伝統芸の「能」などは、「面(おもて)」で、顔を殺す。


2022年6月 7日 (火)

Sophism sonnet・69,12-04

ナチとナチスとポチとプーチン

参院選では、自民党に入れるつもりだ。野党の名前は加齢によりみんな忘却した。
岸田ポチでイイとおもっているからだ。プーチンはお城に住んでいる。ロシアは社会主義から王政復古になった。
ナチスというのは、ナチス-ドイツのことで単なる複数形に過ぎない。これが〈ナチ〉になると、蔑称、唾棄(はきすて)呼びになる。ジャパン(日本人)をジャップというのと同じ。ポチは蔑称というワケではナイ。といって愛称ではナイ。ポチはポチである。正月のお年玉は「ポチ袋」に入っている。むかしから犬の名前で最も多かったのが「ポチ」であり、犬の別称だけでなく「うちのポチがさあ」と(いっても、犬のことをいうのではなく)奥さんがダンナのことをそういっている場合もある。そういう家庭は、奥さんがシッカリもので、ダンナは意外に頭がヨイのだ。ポチとはそういうことだがもちろん、ポチは家に住んでいる。プーチンはお城に住んでいる。つまり犬と王様(プーチン自身は皇帝と自認している)だ。
岸田総理が、悪代官という噂は耳にしたことはナイ。(時代劇では、「群代」というのも出てくるが、これは所轄地域の大きさによる区別で、群代のほうが管轄地は大きい。どっちでもいいが、時代劇ではこの代官や群代はいいふうには出て来ない。いわゆる悪代官で、善代官とか正代官というのは出て来たことは時代劇史上ナイ)安倍代官(群代)となると、総理(大老)だったのに、存在はお奉行程度でまだ議員をヤっている。桜を観ながら一杯やりつつ大店の連中から小判を集めるのが好きで、ときどきアベノミスク(阿部燻みともいう)とかで、「日本に核シェアの議論を」と、匹夫の勇のようなことをいいだしては悦にいる。たいていこういうときは悪女の大物が存在するのだが、確かにいるのだが、とかく女は化生なので黙っておく。岸田ポチは、合衆国バイデンのポチではあるが、プーチン皇帝にはウクライナ臣民が在った。それが童話なんかと同じようにゼレンスキーという道化の仮面の国士に叛乱をゆるした。(ほんとうは、そういう妄想にとらわれた)。そこで、ウクライナ臣民を解放するために立ち上がった(つもりだったんだけど)、そうしたら、NATOというネバネバ豆がゼレンスキーの味方をするではないか。このNATOは交ぜると糸を引くものだから面倒だ。しかし、プーチン皇帝はいざとなったら核のボタンがあるから、ナチス同様にウクライナ臣民を解放から一度壊滅することに転換した。ナチになったのだ。しかしポチはチガウ。「核の議論、そんなものはヤラナイ。憲法にちゃんと明記されている」これだけが、岸田ポチのワンのひと吠えである。「ひと吠え」だから、それ以外、吠えた記録はナイ。
さて、たしかに岸田ポチ総理が悪代官呼ばわりされたのは耳にしたことがナイのだが、ヤバイのはこのポチがナチポチと呼ばれるかも知れないことだ。「新しい資本主義」という、明日来る若者たちとは「円(わざとこう書く)も縁(ゆかりと、ふつうは平仮名を使う)も無い」ことを云いだして、「新しい地獄へ私とともに」とひとりいい気になって世間をケムにマイタつもりになっているところだ。そんなポスターがやたら貼りだしてある。目頭を擦ってよく読むと「新しい時代」だった。でも似たようなものだ。そんなふうな主筆である。

:うちの主筆は病気です~と、朔太郎の猫のごとく、毎晩、猫の鳴く。

2022年6月 4日 (土)

Sophism sonnet・69,12-03

お魚さんは

ひとに食われるから「かわいそう」とか、私は彼女の詩は〈無垢〉のではなく〈幼稚・稚拙〉だと生理的にヒジョーにキライなのだが、かなりファンがおありになるので、そういうことは人前では云わないことにしている。ゴロな亭主の嫁にさせられて、梅毒うつされて自殺して、この女性詩人はさらに〈無知〉で、どうにもこうにも性に合わない。
なるほど、そこまで気がまわらなかったなと、反省のようなものをしているのは、セネガルのサル大統領が対面でプーチンと対談し(というより直訴に近い)セネガルでは黒海封鎖のために飢餓が始まっている。なんとかなりませんか。というニュースが本日あって、アフリカでは200万人の餓死者が出るだろうというニュースは一昨日読んだばかりだが、セネガル大統領の即行には頭が下がる。「おさかなさんはかわいそう」どころではナイのだ。
確かに、「おさかなさん」は、「可哀そう」ではある。黒海の海洋生物(主にイルカ)などは(数万頭から数十万頭)全滅するのではナイかと予測されている。すべてはロ×ウ戦争の犠牲者である。「おさかなさん」や「イルカ」には反撃能力はナイ。イルカなどは電磁波には滅法弱いのだが、サイバー戦争だから、次々打ち上げられている。
とある評論家が此度の戦争の黒幕的存在は米国で、米国はもはやロシアなど問題ではなく、中華の台湾侵攻を目下の最大課題にしているとのことで、そのためのウクライナ支援だとか、なのだが、こういう図式はむかしっから信用していない。岸田ポチが中東アフリカを、「ともかく、ロシアからエネルギーを買うのはやめようよ」と、説得外交した直後にバイデンが、韓国、日本にやってきて、「岸田ポチ、日本アジアはきみたちで守らないとダメだよ」と、水戸黄門の印籠置いていったのだが、岸田自民はともかく次の選挙で忙しく、野党は、自民党議員の女の問題で忙しく、というか、そういうことしかヤルことがナイのだから、こちとらはメディアのニュース聞くより、『空母いぶき great game』読んでたほうが頭の体操になる。ロシアのウクライナ侵攻が始まったあたりで、私はこのブログで、当面の自衛隊のやるべきこと(つまり日本防衛戦線)を書いてみたのだが、これがさほどハズレてはいないから、身体能力は劣化したが、脳髄はまだ働いてくれているなと、自己満足している。
ただ、書くもの(戯曲)がどうしても戦争の影響を受けているのが面倒だなと鬱陶しい。かつ数年前に書いた戯曲もまた現状を予告しているかのような部分があって、これも、ヤですね、と、鬱陶しい。「七十歳になればアトは楽しいことをして生きればよい」などという文言(箴言名句)があるのだが、どんな「楽しい」ことが出来るというのか。
と、毎日、台所で飯の支度をすることだけが生きがいになっているというのも、まだ幸せなのかも知れない。(黒海の海洋生物に比すればだけれど)

2022年6月 2日 (木)

Sophism sonnet・69,12-02

雨をふらせ、ただ独り歩め

もし、雨がふらせたければ神よ、雨をふらせ それは神の〈選択〉である。
雨の中を、ただ独り歩め それはひとの〈決断〉である。

2022年6月 1日 (水)

Sophism sonnet・69,12-01

ひさしぶりに薬局で

あの薬局です。ブログに以前に登場した。
なにぶん、救急車も扱う病院の院外薬局ですから、わりに広い。
そこで、そうですな、五十がらみの嫁と八十くらいの姑でしょうか。
嫁がやや、憤慨して姑に訊いて、というより問い詰めています。
嫁「だからさ、なんで、私が莫迦にされなかんのよ(方言です)。だって(標準語ですナ)、たとえばね、うち(自分の家のことですね)によ、突然よ、ほんとに突然、ダイナマイト持った男と出刃包丁持った男が無断で入ってきてよ、そいで、娘を刺してよ、ダイドコ(台所でしょう)にダイナマイト投げて大爆発させてよ、私が、あんたたち何よっ、何すんのよっていったとするでしょ。
姑「そんなことは、ナイわな。
嫁「いや、だから、たとえばっ、たとえばなのぉっ。そうしたら、その男たちがよ、こうしないとお前たちが我々の家を襲ってくるから、オレたちは、あんたらを解放するんだ。何いうとるのん。意味わからんわ。わからんでしょお(ここは訛ってます)。ワケわからんわっ、いってる間にお父さんが(この場合は夫のことでしょう)、なんじゃこらっ、ナニしとんねん(たぶん、旦那さんは関西の方ですね)、と、ゴルフのアイアン握って振り上げても、と~ぜんだ、おもわん、そうでしょお。まちごうとらんて(だいぶ方言、と訛りです)。だもって、喧嘩になるけど、相手二人だもんで、勝てへんわ。そうしたら、親戚の叔父が猟銃持ってきてくれて、わしは撃ったらアカンで、あんた、撃ちいや。で、猟銃撃つでしょお。そうしたら、相手は仲間呼びよるんで。囲まれてまうがな。私はそんなふうに説明したのお。そうしたら、あそこはいつもそうですから、それに奥さん仕方ないことですし。莫迦にされとるのよ、私。たとえでいえばだけど。
姑「まあ、そんなもんだで、かんわな。(「あ」が抜けているのは方言か訛りです)
嫁「なんでかんの。
姑「あんたも、五十過ぎとるでしょうお。
嫁「それが何なの。お母さん八十過ぎとるが。
姑「戦争だでな。
嫁「戦争なら、お母さん、経験しとるやないん。
姑「しとるよ。
嫁「そういうことも、アリなの。
姑「アリ。
嫁「えっ、アリなのっ。
姑「せんそは、何でもアリだでかんの。
薬局のお姉さん「舞瓜さん、クスリ出来ました。
嫁「ああ、どうも。オタクもタイヘンやった、聞いたよ。
薬局の「流れ弾ですかね。ゆんべ、倉庫のほうにミサイルがね、

これ以上書くとノイローゼだとおもわれるからヤメルが、私の知己の文芸関係者などは、メールで「戦争もこれだけ身近になると暗い感動のようなものがある」というふうに昨今の感想を記してきたが、なるほど、その表現はアリだなと、おもった。

:別件ですが、覚王山の地下鉄駅そば「ギャラリー安里」で故人ですが、縁(ゆかり)のものが絵画個展を開いております。天才の絵です。

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