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2022年4月21日 (木)

Sophism sonnet・69,10-15

承前

〇太平洋(大東亜)戦争敗戦(終戦)を迎えて、本土決戦(玉砕戦)を主張する陸軍参謀本部と降伏を認めんとする海軍司令部、要するに「大本営」は最後となる御前会議に臨む前に論議はしたが、この辺りは岡本喜八監督の『日本のいちばん長い日』でfictionであるにせよ、おおまかにはnonfictionとして観てとることは出来る。問題は「天皇」における「負け方」の方策に尽きるといえた。
〇囲碁にも「負け方」にはおおまかに二種類ある。「投了」、つまり中押し負け、もう一つは盤面コミ含めて半目~一目どうしても足らぬ場合、負け側が負けのカタチを盤面で創っていくためにさいごまで盤面勝負を続ける。粘っているワケではナイ。
〇日本はかつて「負けた」経験を持つ国だ。かつ無条件降伏だ。もちろん、総力戦であったから、ヒロシマ、ナガサキに原爆を一発ずつ落とされ、主要都市は「焼夷弾」という特殊爆弾(これは爆発しないで日本家屋に火災をおこさせる)で焼き尽くされて、ジェノサイドもへったくれもナイ。その後、極東軍事裁判で裁かれたのは敗戦国のほうだ。
〇それでも、東京銀座ではサンダルのお嬢さんが闊歩していたし、ヤミの飯屋ではカレーライスが食えた。
〇私たちはほんとうにワカラナクされている。ロ×ウの「情報戦」で、流されるニュースの真贋はつきにくい。ウクライナは世界に向けてロシアの非道を発信し、ロシアは国内に向けて自国の正当を流す。「ヤラセ」と「演出」の錯綜。いつまでたってもマウリポリの少数ウクライナ軍がロシアの大隊の前に降伏も全滅もしない。NATO(おもに米国)はウクライナに重火器の援送を始める。ゼレンスキーは徹底抗戦を云うかとおもうと、米国は人道支援をしないで武器ばかり送ってくると非難もする。
〇いったい誰がこの戦争の勝敗を決めるのか。~何処までつづく泥濘ぞ~。戦死者はロシア側があっとうてきに多く、少年兵までかりだされている。
〇ロ×ウ戦争の最高責任当事者は、つまり、プーチンとゼレンスキーは「どうしたら戦争を終わらせることが出来るのか」「何が勝ちで何が負け」なのか、ハッキリと宣言したほうがイイ。
〇同様に、EU、NATOも、さらには、G20の国々も、明確な応答を世界に向けて発信すべきではナイのか。増えるのは、昨日まで庭でお茶していた無辜の民の死者ばかり。戦争とはそういうものだから、ヤっちゃあアカンとはおもいつつ哀しくてやり切れんワ。

:No Time to Die.

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