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2022年4月14日 (木)

Sophism sonnet・69,10-7

床屋の政談ばっかり

ロ×ウ戦争がどうなるか、どんなふうに終わるのか。については、さまざまな専門家(軍事、政治、経済)が、メディアで述べていることは、私がひとりの大衆として、このブログに記述していることと大差ナイ。ひどいのになるとロシアのフェイク情報をまんま掲載しているメディアもある。(頷いて読めるのは佐藤優さんの記事くらいやナ)。私は演劇のほうが専門だから、そっちからの知識を多少は披瀝することはある。要するに数学でいう「位相幾何学」的に、当事者たちの近傍のコトバから演繹して、中心に迫っていくといういわば「舞台(軍事)幾何学」をやっていることになるが、たかが、素人(大衆)のドクサに過ぎないことは承知している。だから、「とんでも」も突飛もおもいのままに書いているし、書いているときは自身のストレスも落ち着くので今後もそうするつもりだ。とはいうものの打率は3割くらいあると自画自賛。
inspirationというのは劇作家としても役者としても演出としてもタイセツなことなので、ごく最近のそれについて書いてみる。疑問におもったり引っ掛かる近傍を結んでいくと、ちょっとオモシロイ位相が出来る。たとえば、ロシアがキーウ陥落を狙って失敗、撤退したというのは専門家の思い込みでしかナイじゃねえのかな。現在ロシアのウクライナ東部戦線の凄惨さからみると、キーウでの戦略はまだおとなしいほうだ。(戦争には善悪という倫理は全く無いのだが)。ロシアの狙いはキーウ陥落ではなくチェルノブイリ原発奪取だったと私はかんがえている。ここに塹壕を掘らしたり、原発職員を休みなく働かせたり、放射性物質を奪い去ったり、こういったことは別の原発でも起こっていたはずだ。放射性物質というのは原発の燃料だろうから、これはある意味〈お宝〉だ。これが主目的ではナイにせよ、西武戦線の重要戦略的目標の一つだったと考えてみる。すると、プーチンが侵攻のノッケにmissionした「核戦争の〇〇態勢に入れ」は、一種のコードだったのではないか。およそ6600発と推測されている核ミサイルの弾頭核は、実際はそれほど多くはナイのではないか。つまり、天然資源同様、他国に売買したのではナイか。ロシアはガスや油が多く採掘されているので、原発の数はそれほど多くはナイ。とにかく広いので、原発なんかで送電していると放電量が多くて採算がとれない。従って核燃料の総量はさほど多くないのではないか。ウソのようなハナシになるが、材料が少なければ弾頭が多くとも、核爆弾はつくれない。声高に「ロシアは核大国である」とプーチンが侵攻当初喧伝するというのは、政治的にはNATOの封じ込めや、バイデンに対する「核脅し力」に効果を示している。しかし売買や或いは盗難(ロシアン・マフィアなんかがやりそうだナ)で「持ち核」がかなり減っているとしたらどうだろう。(それでも、ゆうに世界を破滅させられるだけはあるにはあるのだろうけど)。この辺が大衆(ポビュリズム)ブログの主筆のおもうところだ。
で、今後のロ×ウ戦争はどうなると大衆ブログはかんがえるのか。
東方は黒海の制海権を抑え、西のほうはベラルーシにおける軍事増大で(と、そんなに銭がロシアに残っていればのことだが)NATOとの壁は造れる。つまりウクライナは籠城だ。そこまで来たらある程度の勝利宣言は出せるだろう。ウクライナがどうするかは、ゼレンスキーの今後の軍略にかかっている。非武装中立NATO非加盟、とはいいつつも、レジスタンス的東部奪回(黒海制海権奪取)闘争は続く(続けなければこの戦争の弊害は遠い貧困国家にも及ぶ。それは国連総長の談話どおりだ)。NATOには未加盟の国々が参入を申し出るにチガイナイ(アタリマエだよ、ウクライナの二の舞は御免だから)。NATOとまではいかなくともEU加盟に申し出る国は増えるだろう。逆に、インドのように「いいとこ取り」の国も多くなる。しょうがねえなこの国は、世界一奴隷の多い国だからなあ。プーチンは自国防衛のための戦争(特別軍事作戦)が、逆に敵を増やし、経済制裁でますます追い詰められることになるだろうが、窮鼠、猫を噛むで大量殺戮破壊兵器に手を出されてはそれでオシマイだから、その辺りはEUもNATOも算盤を弾くか、核の無効化兵器(宇宙兵器、電子兵器)の研究、実戦配備を本気でかんがえるだろう。
では、日本はどうすればイイ。日本は、北にロシア、日本海側に北朝鮮、南沖縄方面に中国と、三正面防衛と、とても台湾の防衛参与は出来そうもナイ。(しかし共闘というシェアならまだ可能だ。巡行ミサイルでイイ、中華大国を直撃出来るのは台湾だけだ。四川ダムに数発撃ち込めば北京は水害になる。海峡を侵攻してくれば台湾お得意の電子戦術-EMPも出来ないことはない)これこそ素人のかんがえだが、2026年までは、GDPの1~2割を防衛費にまわす(年間100兆円くらいになるんじゃないの)。つまりアメリカ(約88兆円)を抜いて日本は世界一の軍事大国になる。ただし、整備するは、防衛費で、非核。原潜など持つことはナイ。イージス艦と空母の増強で充分。まあ、3年で300兆円ですな。国民の暮らしは大貧乏になるだろう。しかし3年の我慢だからな。大東亜戦争と戦後の貧困生活に比すればたいしたことはナイ。それがイヤなら、これも3年間だけ、公務員の賃金を一律10%カットすればよろしい。食料自給が3割だなんて、これこそウソです、フェイクです。エネルギー問題においては核融合エネルギーの整備。原理や研究は進んでいるのですから、3年もあれば、エネルギー問題なんてカタがつきます。核融合は放射能とは一切無関係の、プラズマと水素(水ですな)で創り出すエネルギーですから、殆ど銭がかからない。(重水素をガソリンの代用にするのではありません。エネルギーそのものとして使うんです)。
いまのところ、素人の与太はここら辺りだ。しかし、現行のロ×ウ戦争なんて、とても現代戦じゃナイ。一昔前の戦争じゃないか。けっきょくは「沖縄戦」じゃないの。「私たちに出来ることはありますか」あります。毎度の飯をありがたく戴くことです。

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