無料ブログはココログ
フォト

« Sophism sonnet・69,6-2 | トップページ | Sophism sonnet・69,6-4 »

2021年12月20日 (月)

Sophism sonnet・69,6-3

/「鎖国」メンタリティーが強い日本 異質さを受け入れられるか
岩間陽子・政策研究大学院大学教授(2021年12月20日毎日電子版)/
という「作文」に対する感想文

この作文は政府の「水際政策」対して憤慨したことについて書かれている。この作文はまず/皇后さまが、愛子さま出産後初の外遊となったニュージーランド・オーストラリア訪問を控えた記者会見(2002年12月)で、「6年間の間、外国訪問をすることがなかなか難しいという状況は、正直申しまして私自身その状況に適応することになかなか大きな努力が要ったということがございます」とおっしゃられたことがある。そのお言葉を思い起こすような気分であった。/と、現在の皇后と自分の気分は同じなの、で始まり、いきなり
/国際政治学をやっている人間は、もともと落ち着きのないのが多い。周囲を見回しても、四六時中飛行機に乗っていて、一体君の身体はどこの時差に合っているの?というようなのがいっぱいいる。/
と、脈絡をすっ飛ばして続け、そこから極めての変化球になる。
/どうして日本はこんなに鎖国メンタリティーが強いのだろうか。「入り鉄砲に出女」(江戸幕府の関所での取り締まりを表現した言葉)と、その昔言ったそうだ。/
「鎖国メンタリティー」というのが、女史の政策研究における学術用語なのかどうかは知らん、が、ウイルスの空港検疫と鎖国中の日本の様相を結びつけるのはスライダーとフォーシームを一緒に投げているみたいで、つまり、こんな比喩を使わなくとも、そらあんた〈無理〉でっせ。と一介の市井の劇作家は突っ込む。(たしかに彼女が持ち上げる山崎正和老師ならそういう造語を使うかも知れねえなともおもう)
/今は「入りウイルス」である。そんなに鎖国が好きなのかと思った。/
いや、ウイルス検疫と「鎖国」はチガウやろ。
/特に女性の一人旅は疑われたという。「女改めの実際」という説明書きがあり、何のかんのと一連のプロセスを通り抜けるまで、「約一刻(2時間)を要した」と書いてあった。2時間!今回私が成田空港で、入国に要したおよその時間であった。別に女であるから厳しく見られたとは思わないが、外国から入ってくるものは、すべてバイ菌扱いである。/
そらきた、伝家の宝刀「ジェンダー」だ。これが来ると「もう、なんでもかんでもジェンダージェンダーっ」と、最近は苛立つようになってきた。(とはいえ、宣伝になりますが、来年三月のシス・カンパニー公演の私の脚本の隠しテーマはジェンダーです)。
/とにかく2時間引き回された。関所破りの気持ちが、少し理解できた。費用もばかにならない。/
役所関連は2時間くらい何処でも待たされ引き回されるということは誰だって経験してますよ。費用は経費で落とせばイイ。それとも、私たちの納めている税金を使えというんだろうか。
/ある程度は地球上の人々と、危険と運命を共有する感覚も必要である。病気にさえならなければ良いのではない。経済も国家も、血液が流れるように、さまざまなものが循環してこそ、成長し、発展するのだ。今は、血流を止めているようなものである。/
そーじゃナイでしょ。止めているのはウイルスです。ウイルスを循環させて成長、発展があるとはおもえません。頭冷やしなさい。少なくとも私は「ある程度は地球上の人々と、危険と運命を共有する感覚も必要」などとはおもっていない。「感覚」くらいなら認めるが。
/さらには、留学生。この2年、ごく一部の例外を除いて、留学生が入国できていない。/
これには全面的に賛成する。留学生の足止めも自費だという政府のやり方には大反対だ。
/織田信長の気概を、好奇心を、思い出さなければならない。心を開くことから、始めてほしい。/
これが結語となっている。皇后さまから織田信長へと、それで心が開くというなら、変な双六だなあ。山崎正和老師は織田信長なのかナ。スンマセン、私、山崎老師の戯曲に関して何も読んでおりませんし、興味もありません。

:岩間陽子さんのこの「作文」は書き方が下手です。私が編集長なら黙して突き返します。
:「日本史」「江戸時代」「戦国時代(織田信長)」あたりの勉強が不足しています。「江戸」に関しては、せめて杉浦日向子さんあたりを読んでごらんなさい。

以上、感想終り。購読料を支払っているとはいいながら、いつも勝手にニュースをコピペして申し訳アリマセン。どうかご容赦。

« Sophism sonnet・69,6-2 | トップページ | Sophism sonnet・69,6-4 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事