私の識っているCOVID-19Δ株とワクチン・情報
各事象において数値はいろいろですから、こういうときは大雑把にワカッテいたほうがイイような気がするので、おおまかに書いておきます。
・デルタ株に対するワクチン接種(二回)効果は、感染防御としては非接種者とあまり変わらない。つまり、〈うつす・うつされる〉のは同じくらいです。
・デルタ株に対するワクチン接種(二回)効果は発症についてはかなり低下する。とはいえ1万人に一人程度は発症することがあるようです。(感染しても発症するのをブロックはしている)
・発症しても、デルタ株に対するワクチン接種(二回)効果の重傷化は極めてブロックが強い。とはいえ、まったく重傷化しないワケではナイ。(つまり、これがワクチンの最大の強みですが、なにぶん、くじ引きのようなもんですから、ハズレもあります)。
なんつうか、リスク度からみれば、ワクチン接種はしておいたほうがイイです。
が、この接種にもちと問題がありまして、昨今、筋肉注射はあまりやらないので、不正確な注射が意外にあるということです。ひどい副反応の原因は、注射の角度、位置のマチガイからくるものもけっこう多いようです。
毎年influenzaやその他のワクチン接種を行っているかかりつけ医師のほうが安全・安心のようです。集団接種でも、そのために訓練を受けた看護師の接種のほうが正確だということです。
さて、効果寿命は、つい先日モデルナが、/自社ワクチンの抗体寿命は半年/と発表しました。ファイザーは未だモニタリングの結果を公表していませんが、半年は確実のようです。
・軽症、中症に対する経口治療薬は「開発中の経口抗ウイルス薬・MK-4482」ですが、/第3相試験の最終データは今年9~10月に得られる見込み。良好なデータが得られた場合、各国の規制当局と相談の上、承認申請する。/これはたぶん「緊急特例」として承認されるでしょうから、(日本ではシオノギ製薬他二社)あたりから早ければ年内にお目見え、デルタ株にも効果在りです。頑張りましょう、自宅闘病の方々。
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