想想不一(しゃんしゃんぶーいー)1
新シリーズです。想想不一は中国語になるそうです(無理やりですが)。弟子が調べてくれました。意味は「われ想うひとりに在らず」と、また推し。(弟子からメールの返信があって、ほんとは調べてなんかいないそうです。しかし、/らしく/てヨロシイとおもいます)。「そう、かんがえているのは私だけじゃナイんだナ」というふうに解しておきましょう。
昨日の毎日電子版では、中村文則さんが、〈インド変異株〉について注視されていました。さすがです。東京五輪のことにも触れてらっしゃいましたが、ありゃあ、まあ、アタリマエのことです。異議無し。
出るかなとおもって、以前、釘を刺しておいたの(オレ、ブログに書いたぜ。選手athleteの立場ということについては)に昨今出ているのが、「開催しないと努力してきた選手がカワイソウだ」という愚論です。こういう愚論妄言には私は相手にしたくはありません。「せっかく(せっかくとは〈折角〉と書いて一所懸命という意味です)宴会の刺身二十人前造ったのに、店閉めろではなあ」と、なにもチガウところはありません。苦しいのはathleteも国民も苦しい。地獄があればなあとおもいもします。たかがイベント屋、しかも三流のヤクザ外人には、ぜひに地獄を経験してもらいたい。仏教界の地獄は八層あります。「天人五衰」、そのうちかの組織にもそれがおとずれるでしょう。その地獄の苦しみは最下層の地獄「無間地獄」の八百倍とかいわれています。
さて、戯れはこのへんにして、続きですが、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長の発言に対して、丸川珠代五輪担当相の「我々はスポーツの持つ力を信じてやってきた。別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらい」という受け答えについては、/なかなか/どころか、まったく通じない。丸川は、「うさぎ飛びとカエル飛びのチガイをいわれても地平がチガウから通じない」くらいの理路で語っているようですが、私にはまったくワカラナイ。丸川ってのは、アンジェンダーですな。(原生的にも自己純粋的にも疎外論の立場から、ジェンダー理論に則しているのをインジェンダーと呼ぶならばですが、これは私の造語です)。いや、オンジェンダー(乗っかっているだけ)かも知れませんし、チンジェンダー(これは皮肉)かも知れません。珍種もしくは変異種。
丸川のコトバを超訳すると「首が飛ぶっていうときに、ヒゲの心配してもしかたないじゃナイですか」と尾身茂会長に対して/うまいこといった/つもりなんでしょう。(『七人の侍』に登場する名せりふですが)
しかし、この丸川なんかは、誰も相手にしてくれないので、何か一言、いいたかったのかも知れません。だいたい五輪担当相って、何の仕事してんの。オレ未だに知らないんだけど。
いやあ、八日連続8stageの二人芝居(十年ぶりの役者だぜ)やって、一日おいてワクチン接種なもんで、副反応が想像どおりきつくて、鬱病の症状が悪化しているものですから、便所のサンダルにもアタリたくなるってもんで。
あたしゃ、ヒゲの心配しておりますよ。
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