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2021年6月

2021年6月30日 (水)

想想不一(しゃんしゃんぶーいー)9

「ヨセキ」ねえ。オレ、「ヨセキ発言」という見出しやったか、批評のコトバやったか読んだとき、「寄せ木細工」のことでもひねって形容、副詞化しているのかとおもうたよ。
そういや、いまの総理も元官房長官やったなあ。官房長官というのは、その程度のもんなんやなあ。
「文化、ステジ(そうそう、むかしのひとって、なんでか、妹をイモトいうたり、まあ、アリガトウをアリガトはエエとして、兄さ~アニサ、ニイサと兄さんのこというたり、要するにウ音便、イ音便、撥音便、促音便いっぱいあって、たとえば、「素人」のことをシロトいうたりすんねんけど、あれって、正確にはシロヒト(白人・・・玄人にたいしての白、玄人の玄は黒) → シロウト → シロートときて、シロトと、もう音便変化なのか方言的なものなのか、まったくチガウ変化系なのかようワカランねんけど)まあ、ステジの上で何いうてもわめいても、世間、世界、河原辺やないか。(変わらへんと、河原辺りに住まわされた下賤の者をかけていうてる)そうか、あの辺の、そうや政治のひととか、司法のひととか、行政のひととか、まあ、三下芸人やね。河原もんやない、河原辺りもんいうこっちゃ。と、我がmax180人の読者に目一杯いうとくワ。
まあ、「寄席」をヨセキいうたり、未曾有をミゾユユいうたり、そういうひとを差別したらアカン。「脆弱」をキジャクいうてる有名な評論家もいるくらいやからな。オレもようマチガウて莫迦にされたワ。いま、マチガウ奴(やっこ)をこっちが莫迦にしてるけどな。そんでも、これやり過ぎると、なんやオレの前であんまり口聞かんようになったり(そやそやそやで、口を利くが正しいねん、普通はな。聞くのは耳やもんな。しかし、質問するとかの場合は口を聞くでエエねん)。マチガイを指摘(ついついオレなんかやらんでもエエのに、そんなことするもんやから)そんなことされると、逆切れやられるからな。「ラ抜きコトバ」も最近は満更マチガイではナイことが国語学者から反論起こってきた。つまりは「着物が着れる」「着物が着られる」は主・客の問題やねん。そやな。その通りや。
しかし、「ヨセキ」と聞いて(聴いてやろけど)、寄席の芸人さん、笑いながらもう自殺でもしよ、と、おもうたやろなあ。この国アカンわ、て。
けどな、中華かて、一所懸命に鉄兜に鎧付けて、外交してるワケやナイねん。いうてみたら、やっぱり内政経済の失敗やなあ。なんも、社会主義と資本主義のエエとこ取りの一党独裁がうまいこといくワケでなく、中華四千年の歴史は権力争いの歴史やしなあ。習チンピン死んだら、またグチャグチャや。いま失業率高いねん。若いひと寝そべって仕事せえへんねんて。社会主義で失業、こういう矛盾は毛沢東の『矛盾論』の何処読んでも出てけーへん。
トランプ元大統領が「ヨセキ」いうたらもう冗句や。河野大臣が「ワクチン品切れです。完売御礼」いうてみい、洒落ですまへんで。まああのひとはフットワークがエエな。左右違う靴履いてるような感じや。ナイキと突っかけ。
しかし、人類、わりと頑張るな。混合接種(たとえば、ファイザーとモデルナ、あるいはアストロゼネカ、一回目と二回目とチガウのでヤルと、副反応的にはリスキーやねんけど、めっちゃ免疫強くなること突き止めたらしい。社会主義と資本主義の混合よりまだ科学的みたいやな。それとな、インドカレーのデルタスパイスが怖いいうてるけど、ふうつに二回ワクチン接種していたらふつうに効果あるねんで。ほんまメディア(以前はマスコミいうてたな)はお化け屋敷やなあ。女性announcerが女子穴とか、女子トイレとか、adult video slang扱いされたころからやで。あっ、これジェンダにマズイか。
さあ、きょうも鎮痛剤飲みつつ、堪えて生きよ。シンデレラも12時までや。いま何時、さあ、だいたいねっ。

2021年6月27日 (日)

想想不一・9

己れを含んでこの世 世の中には愛も孤独も正義も無い。情もなければ利他も無い。しかしながらたった一つだけ確実に存在したもの、というものにゆんべ気がついて、なんや、これが「悟り」というものか。と唖然呆然拍子抜けした。悟ったことを口にすると悟りでは無くなるというがこの世には悟りも無い、にすればそれでエエのではないかとおもいつつ書く。
この世に確実に存在したものというのは自身の「人生」だった。それだけだった。確かにそれだけは在ったのだ。(いや、まだ残り少ないが在るのだ)
そこで、ああ、そうか「自燈明 法燈明」という釈尊の遺言(いごん)の意味がヤっとワカッタ。もちろん、「人生」は他々の個々、つまり他人にも確実に在るものだ。成功したひとの「人生」があったとしよう。成功とはいうものの、そのひとにはそのひとなりの悲惨はつきもので、成功などというものはおしなべて「悲惨な成功」なのだ。つまらんだけの「人生」だったひともあったろう。死ぬまでに一度はモテテみたかった。エエ男に一回でエエから抱かれてみたかった。エエ女を一度でエエから抱いてみたかった。と、その程度のことも叶わぬままに、大病で死んだ、事故で死んだ、老いたひと若死にのひと。なんかなんでもエエ、美味いもんが食いたかったナアとおもいつつ、死に際にいるひと。なんか芽が出てきたぞとおもった途端にコロナで自宅療養という監禁や。とおもっているあいだに容態急変で、亡くなったひと。
遊び半分で買った宝くじで三億当たってよお、それまでオレを袖にしていた女が言い寄ってきてよ。ヤラせてくれるヤラせてくれる、と、そういうのがもう十人越えた、もうアホラシクなって、なんつうの虚無つうの、そいつらの目の前で三億円の現金(ゲンナマ)橋の上から河にバラ撒いた。それから飛び込んだ。と、これも人生。
たった一つこの世の自分に確実に存在するもの、それを「人生」という。
そうして、その「人生」けっして自身のままにならぬと決まっている。つまり、突き詰めてかんがえれば、これは在っても無くてもシュレーディンガーの猫でございます。(筆者、注意。量子力学的にはシュレーディンガーの猫の思考実験は決着がついております)
手っとり早く結論。
在っても無くてもどっちでいいのだが、その、在っても無くてもどっちでいいもの、すなわっち、「人生」だけはたった一つだけ誰にも確実に存在するという「燈明」であった。それが明るいのか暗いのか、明るかったか暗かったか、そんなことは「不説かつ不解」。ワカラヘンのである。ただしかし、「法燈明」よりは優先する。如何なる真理よりも、自身の「人生(燈明)」ということだ。
釈迦も悟ったとき、目眩のひとつもおこしたろうなあ。そうしてヒッパラの木々を見上げ、「この木々はのちの世に菩提樹と称されるようになるのか」とため息ついたにチガイナイ。

かなり古い資料には、日照りの夏、枯れた田畑を眺め、天を仰いで釈迦は「どうか、雨を降らせたまえ」と乞うたとある。釈迦のかくじつに在った人生の、一コマやとおもいます。こういうとき、私は釈迦が好きになります。河を歩いて渡ったというキリストよりなんぼもマシ。

2021年6月24日 (木)

想想不一(しゃんしゃんぶーいー)8

アサカラ・ビール総務局長室でございます。
「おお、営業部長、入りたまえ。早急至急必急の要請とはなんだね。
「局長、実はうちの麦友、これは優秀な販売促進課長なんですが、それと、広報部長の白瀬とが緊急二人だけ会議を持ちまして、
「ああ、わしもあの二人なら知っておる。でっ、
「わが社の将来の存亡にもかかわる危急事態という報告を私、受けたのでございます。
「いいから、結論からいいたまえ。
「実は、その結論をいいますと、一刻も早くJOCに対して、五輪会場の酒類販売を中止の提言をと。
「なんと、それは。
「ご存知の如く、東京五輪のアルコールは、当社の独占販売になっております。選手村などへの支給も当社です。これを全廃しないことには、アサカラ・ビールに生き残る道は無いということで、
「なにっっ
「その提言の骨子といいますのが、現状国内は一種の「禁酒勧告」状態になっている。飲酒店はアルコールを出せない。これについて、SNSでは、オリンピック会場内だけの飲酒許可に対してかなりの反発クレームが書き込まれております。これにおきまして、わが社のAIのアルゴリズムでは、この先、五輪終了後、さらに、緊急事態あるいはマンボウ終了後、アサカラ・ビールにたいする不買運動が展開される確率かなり、高く。
「そうか、それはあり得るな。
「それどころか、全国の飲食販売店がアサカラ・ビールをボイコット、つまり、客の要望と心情から仕入れなくなる確率もっと高く、
「よし、みなまでいうな。で、対応策は。
「はっ、麦友と白瀬の諫言というカタチではありますが、当社はスポンサーとしての位置はそのまま、東京五輪のアルコール提供を停止。
「しかし、そんな勝手な、
「いえ、これは、麦友と白瀬の企んだ仕掛けではありますが、まずJOCの決定事項として、橋の下JOC会長が会場でのアルコール販売、飲酒禁止を記者発表、それを我が社が正論として受諾、それは当然のことだ、わが者はJOC提言を指示すると、これを前向きに受けたようにみせる。
「うむ、それはいい手だ。それなら、どこも傷を負わない。では、すぐに、
「はっ、局長のご賛同を待つまでもなく、ただちに執行出来る手筈。
「さすが、アサカラ・ビールの営業部。
と、秘書が飛び込んできて、
「いま、橋の下会長の発表ありました。大逆転です。SNSもおさまりつつあります。逆にアサカラ・ビールの決断を支持するも増えてきています。
「そうか、よくヤった。
「ところが、橋の下会長、根回しが出来ておらず、他の委員は寝耳に水らしく、そんなこたぁ、聞いてねえと、
「それくらいならどうにでも解決がつく。菓子箱用意しろ。
「了解しました。
と、これはほんの数日前のことでございました。
で、
「営業部長、それで、まったくアルコールの類は選手村にも入れないのかね。
「局長、ご安心を。我が社には、ノン・アルコールビールがございます。これとともにミネラルドリンクを差し入れます。ミネラルドリンクはもちろん中身が・・・・

まあ、そうでんな。映画やテレビ、芝居ならでけるでしょうな。けど、映画や芝居、テレビでしかあり得ないことをぎょうさん、今度の五輪はやってはりますけど。

2021年6月23日 (水)

無学渡世(幕間)

二回目のファイザー・ワクチン済ましまして、昨日ね。で、きょう、いやあ、副反応とはこういうものかと、予想と覚悟はしていましたが、そういうものでした。で、messengerの場合、ここから一週間余りで免疫抗体を体内で合成。ふつうのinfluenza ワクチンの場合、ほぼ50%の効果、messengerは95%。(変異株について、効果が無いという報道があるが、そんなことはナイ。どれだけの効果があるかはまだワカラナイというのがほんとうのところだ)。この効果というのは、疫病に対する抵抗とかんがえたほうがワカリヤスイだろう。でないと、面倒な計算方法をもちいなければならなくなってくる。それは医療のacademicな問題なので、私たちは、たいていの感覚で納得しておけばイイとおもう。50%なら丁半博打で、接種してもしなくても同じじゃないか、ということになるのだが、ここらあたりのプロトコル(複数の対象の事項を実行するための計算手順)・方法)は医学的なものなので、0%ならまったく効果は無いが50%効果があるんだから、50%の効果(抵抗)は期待出来るといこととおもえばイイ。私たち庶民大衆はそんなもんなのだ(少なくとも私は)。
messengerの場合、長期の時間を必要とする面倒な課題となっていた第三相治験(最終テスト)をこれまでのさまざまな薬品の過去の事例を研鑚、プロトコル、実験して、大きく省くことに成功したというのが特長で、製造から接種への時間を短縮出来るという、いわば「夢の」ワクチンだった。したがって、人類がこれを用いるのは史上初ということになる。だから、ワカッテイナイことも多い。たとえば、抗体の持続時間。どれくらいの時間(日数、あるいは年月)ウイルスに抗えるのかだ。さらに、今回のCOVID-19は、influenzaの中でも新型で、いままでにみられなかった毒性がある。たとえば、ふつうのウイルスは変異すると、その毒性は弱まるのだが、COVID-19の場合、デルタ株(インドでの変異)をみても、毒性も感染確率も確実に強力になっている。イギリス変異株も同じだ。ここのところは要するに謎なのだ。
また、本来その国の6割の国民が感染すると免疫が出来るといったWHOの甘い予想も通用しなかった。さらに、かくなる獲得免疫の以前に私たちには自然免疫といをものが体内に存在しているのだが、その有効性もワカッテいない。
当初、この自然免疫で守られていたはずの台湾、ベトナムは、デルタ株の侵入で打つ手ナシ、とにかくワクチン(獲得免疫)を、になってしまった。
ウイルスは当初、〈物質〉か〈生命体〉かで意見が分かれていたが、いまではれっきとした〈生命体〉として認識されている。生命体である以上は(意識なんてのがあるかどうかは、ワカランけど)「原生疎外」というカタチでこの疎外の克服のために生存していこうとする道程がある。すでに何十冊のCOVID-19関連の新書が出ているが、たいてい書かれているのはウイルスとワクチンという情況理論で、本質論は未だ無い。
私は、当初、このmessengerを接種するつもりはなかったのだが、私たちに出来ることといえば、ある種のmarmotte的立場であって、この先、さほど生きる時間のナイ私たちが、どうなるか、自己体験するのは悪くナイとおもって、かんがえをかえた。
私は医療というものは、信頼の対象ではナイと規定している。医療は了解(はい、わかりました)の対象であって、これは「神は信仰の対象であって、存在を問う対象ではナイ」からきている私のかんがえだ。
と、ここまでが前置きで、いいたいのはほんのちょっとだ。
悪代官と権力者の構図は時代劇の中だけかとおもっていた甘さを、この東京五輪騒動、そう、もはや騒動(trouble)だ。誰かが得をする。損して死んでいくものすら在る。この、世界はすでにfictionではなくてrealなのだ。
「聖火」ではなく「業火」に焼かれて悶死すべきもののためにだけ、地獄はあってもいいとおもうようになってきた。「地獄」は、キリスト教でも仏教でも、fictionなのだが、これだけはrealであってもイイ。
さて、ほんとはもう少し、禁止されたアルコールなど簡単に手に入れられる方法について書きたかったが、それは次回。

2021年6月22日 (火)

想想不一(しゃんしゃんぶーいー)7

かの、保守思想史に王道の名を残すチェスタートン(『正統とは何か』など)老師などは、いわれてみれば、「そーだよなあ」というprofile(断面)で、異端を一閃しているのだが、それほどたいそうなこといわんでも、昨日の2021年6月21日毎日電子版政治プレミアにおける森永卓郎さんのひとことには笑ったなあ。経済アナリスト、独協大学教授であり、ミニカーマニアの(と、これはどうでもイイんだけど)森永老師はこう述べる。/五輪開催の意義とは、開催で「何かいいこと」がある人たちがいることなのではないか。/つまり、ともかく開催、開催、と、医療専門家は一蹴され、主筆(私のことだ)の開催前に第5次だかなんだか、ともかく効果剥落薄希緊急事態宣言が出るぞ予想にも関わらず、「開催、開催」の人々の思惑というのは、一言でいってしまえば、開催したら「何かイイこと」がある方々の心根であり、「意義」なのだ。profileどころか、all‐outなんじゃねえのかナァ。と軽く一言。お見事です。

ハナシはついでになるけど、コンペイ党ダマグチ代表の談話。東京都議選に臨んでの発言なんだけど、「COVID-19ワクチンを促進してきたのは、ほんとうは私たちなのです」と、威風堂々。この方、とことんだな。とこ豚。床豚。「ワクチン接種を場当たり的に遅延混迷させてきたのは私たちなのです」といっているのと同じじゃねえか。それで威張るというのはどうよ。阿呆。

2021年6月19日 (土)

想想不一(しゃんしゃんぶーいー)6


/あさはこわれやすいがらすだから
東京へゆくな/
このアト「ふるさとをつくれ」とつづく。知るひとぞ知る、詩人谷川雁の詩『東京へいくな』の一節。

「まん延防止等重点措置が東京で継続されるようであれば、島根県内から観戦に行くことが『不要不急の外出』の例外だとは口が裂けても言えない」(毎日新聞 2021/6/18 19:37)
かの島根県知事、またまたのクリーンヒット。お見事です。

想想不一(しゃんしゃんぶーいー)5

戦後間もなく、とはいえど直後というワケではナイ。とはとはいえど復興が本格的になってきていた時でもナイ。庶民大衆はたいていがおおまかにいって、いや、おおまかというより大釜かも知れない。つまり一斗炊きくらいの釜だ。なにがいいたいかというと、大釜でも炊ききれない庶民大衆は存在したので、みんながみんなではナイということなんだが、こういうmetaphorはまことにわかりにくい。つまり世間の感触としては、階級、いまでいう格差生成の兆しがあった。つまり、ビンボと成金とまあまあ食うてるという構造がぼんやりとではあるがハッキリと(どっちやねん)心情的に生じていた。昼飯の弁当には鰯の目刺し。夜は湯豆腐。やっと一日ひとり一個の鶏卵が割アタルというその頃。敵対する二大勢力があった。かたや「僧家学会」かたや「日本協賛党」この二つのどちらに与するか、これが当時のビンボの選択肢といっても過言ではなかった。
一方は宗教団体(檀家の組合)であったし、一方はスターリン一国社会主義思想の政治団体左派。サハリンの灯はいまなお消えず、なのだ。
そういやなぁ、オレさ、二十代の頃ちょくちょく通っていた小劇場の職員の女性(まあ同い年かな)に「お茶しませんか。ちょっとお話を聞いていただきたいので」と誘われたナ。女性のほうから誘われたのは、別に生涯それ一回というワケではナイが、これは初体験だったので、その後、いきなりパンツ脱いで迫ってこられたときと同じくらい驚いた。もちろん期待もしたけど。
パンツ脱がれたらもうヤルこた一つなんだが「お話が」だ。「お話」の後だな問題は。で、その「お話」は「新聞とってくれませんか」で、パンツもその後もクソもヘッタクレもナイのだ。「どんな新聞です」まあ、社交辞令で訊いたな。「アカ肌というんですけど、世の中のほんとうのことが書かれています」まあ、大本教が新聞出してたら同じこというだろうなあ。あっちは出口なおさんの「御筆先」で間に合ってるか。で、このときは断った。「このとき」というのは、ならこっちも「ヤラセル」という条件付きならイケルんじゃナイかと悪辣無法多情多恨のオレはかんがえたからだ。しかし、似たようなというか同じことが(新聞の種類は「性教新聞」とか「勝強新聞」のときもあったから)数回あったが、どうもパンツを脱いでもらいたい気にはならなかったなぁ。脱ぐというひともいたんやけど、そのひと先に他のとヤって脱会しはったなあ。
さて、その僧家学会はのちにコンペイ党という政治結社となって、このときは「混迷新聞」というのを講読してくださいませんかといわれた。
そのコンペイ党(コンペイ糖は党名を変えたらしい)が、昨今、五輪反対中止せよの野党は「世間をたぶらかす阿呆」呼ばわりしたので、真っ先に怒ったのが日本協賛党だ。こういう目糞鼻糞を笑わず互いにニジクリあう、というのもオモシロイ。汚らしいけど。
だいたい、協賛党のほうは、レーニンが「粛清」なんてのをヤって、1000万人ばかり同志を殺害(レニングラードでの対ナチス戦の戦死者とほぼ同じ)したのが、未だに印象を悪くしている。いつ粛清されるかワカッタもんじゃナイ。コンペイ党にしたって、まあこれはまったく悪いことではなかろうけれど、日本にいる北朝鮮の〈草〉を秘かに刈っている。アンチコンペイも刈ってるから始末に悪いが。
ついでにオベンキョしておくと、北朝鮮の〈草〉というのは、日本人から戸籍を買って日本人に成り済まして潜入している北の諜報部員のことで、もし、日朝有事になれば、工作員となって、各地の原子炉爆破(あるいは破壊、ともかく放射能拡散放逐)。放送局の占拠(だから渋谷の有料放送局本拠地の設計はわざわざ迷路のようにされているのだ)。自衛隊の反撃妨害(武器無能化)のための基地占拠、サイバー攻撃。現状閣僚の拉致(は、いまのところヤっても無駄ではないかという首席の考えもあって、ヤラないかもしれない。さすが首席、賢いなあ)と、イロイロやってくれはるらしい。関東大震災当時、朝鮮人が井戸に毒を入れた程度のDemagogieではすみまへんな。
協賛党のほうも、なあんにも無い広大な更地を確保(って、ここに一個師団程度の基地建設する準備はぬかりがナイ)。
どうなる日っ本。(日本を〈ニホン〉と読むか〈ニッポン〉と読むかは現状、どっちでもイイということになっている)。なんちゅうエエカゲンさや。アメリカ合衆国をメリケン波止場といってもイイというてんのと同じやないか。
では、オレはまた、高見の見物。マンボーがキンセンに格上げされるのは東京五輪開催より前になるとおもうてんねんけど。

2021年6月17日 (木)

想想不一・4

いやあ、始まったぞっ、コンペイ糖の真骨頂。ダマグチ代表がいうことにゃ(東京オリンピック・パラリンピックについて)/「中止を叫んでいた政党もあるが、極めて非現実的で、国民の不安をあおりかねない主張だ」/。いまさら、そんなこというてどうすんねん。というか、そういうことは/いま/いうことなんでしょうか。いや、オレはそうおもうなあ。もう完璧にこの日和見主義政党としての総選挙睨みは完璧となったので、そろそろ、他の野党をこき下ろして、少数小判鮫タイプ与党として選挙活動を開始ということでんな。
/政府と大会組織委員会、東京都の3者に対し、「選手・大会関係者の動き、観客をどうするかの対応、ワクチン接種や検査、人流(人出や人の移動)の抑制などを、国民に情報提供して分かりやすく説明していく必要がある」(毎日新聞 2021/6/17 12:02(最終更新 6/17 17:54)より引用/と、インタビューに応えている。
のだが、ほなったらな、そのな、~選手・大会関係者の動き、観客をどうするかの対応、ワクチン接種や検査、人流(人出や人の移動)の抑制などを、国民に情報提供して分かりやすく説明していく~コンペイ糖の具体案(方法論)ちゅうの、ガマグチ代表、おまえ、いっぺんいうてみしたらんかい。そういうこと、おまえんとこの政党もどきは立党以来いっぺんもあらへんな。ほんま、ヤーラシー腹立つ政党やわ。
と、これ、書いてるバックには、real timeで、ラジオからスーガ総理の記者会見が流れている。これがまた、/よういうわ/的で、こないだ空港でG7から帰国のさい、「世界の大国は東京五輪大賛成で、gogoごーやで。わし、もううれし涙が出たワ」と、側近にいうたとかいう噂も満更じゃないんじゃないかねえ。「でも、国民の6割は賛成してまへんで」と、別の側近(この側近はその10分後に解雇)がいうたら「アホか、国民のことみたいなもんいちいちかんがえていたら、戦争もでけへんぞ。戦争いうのはな、国民に死んでもらうんやで。これは歴史的な政治の根本や。死んでもらうもんのことみたい、ほっといたらええねん」と、ここで、記者質問があって/「安全・安心」に五輪開催というのは具体的にどう「安全・安心」なんでしょうか/、と、これにスーガのETK(えてこ・・〇〇の隠語)「安全・安心というのは、安全に安心にということです。こんな簡単な日本語、ワカリマセンかねえ。これを具体的にいいますとネ、安全にすれば安全であり、安心出来るというアタリマエのことなんですが。コンペイ糖のガマグチ代表なんか、野党は阿呆が多くて、ハッハッハと笑うてましたよ。実はここだけのハナシ、COVID-19みたいなもん、ほんまは存在しないんです」しかし、側近、さすがに制止に入った。「総理、それをいうと」「あっ、いやいや、いまのはjoke、ジョークの春。妖怪堂がいうてた下手な冗談」
もう、オレ、来月の東京五輪のときは、六十九歳になるので、この国のことについてかんがえるのヤメるわ。高見の見物と、ヨーソローたけし老師もいうてはったし。オレもそれにつきあうわ。

想想不一(しゃんしゃんぶーいー)3

東京オリ・パラ有観客開催となったので、寝惚けながら(ここんとこ鬱の具合が悪いもんで、理路が整然としない。二行タイピングするのに6回マチガエタ)適当に、毎日電子版から、気になる一言だけ拾ってみた。
/政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は今週中にも、東京五輪での感染症対策に関する提言を行う予定。だが、政府関係者は「参考にはするが、医療の専門家であってイベントの専門家じゃない」と話し、当初方針で押し切る構えだ/
なんだそうだったのか。イベントの専門家ってのは、そうするとIOCだけか。
しかし、銭を、どっちにも支払っているんだったら、法的に連帯責任は発生するんじゃないのかな。
/米ミネソタ大の研究者らは5月、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンで、「科学的に厳密なリスク評価に基づいていない」と見直しを求め、「五輪の中止が最も安全な選択肢かもしれない」とまで踏み込んだ。/
『プレーブック』の内容についての査読のハナシだ。でも、ガイコクの研究者が勝手にヤっていることなので、これは専門家でも関係者でもナイ。同じ人類ではあるけれど。こんなもんは、おベンキョやから、無視してええねんと、関係者連中は一蹴したのであった。
もっぺん書いておこう。
/政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は今週中にも、東京五輪での感染症対策に関する提言を行う予定。だが、政府関係者は「参考にはするが、医療の専門家であってイベントの専門家じゃない」、押し切る構えだ/
要するに、政府関係者の磐石の論理基盤は、ここにある。ここにしかナイんだよな。磐石である。晩酌みてえだけど。
『推しっ、kill』なんだなあ。
オレなんか、単なる庶民大衆だから、まったく関係も責任もナイけど、推してkillerれるのはゴメンだから、惚けたままでいうておこう。
/東京五輪観に行くならば、勇気常識みな棄てよ 推してkillerれる覚悟ぞのみ持て/

2021年6月11日 (金)

想想不一(しゃんしゃんぶーいー)2

/丸川珠代五輪担当相は11日の閣議後の記者会見で、東京オリンピック・パラリンピックの新型コロナウイルス対策として、海外から来日する選手・大会関係者の行動を管理するための「監視員」の必要性を訴えた。「最も重視するのは、人間が現場にいてきちんと確認すること」と述べ、大会組織委員会に配置するよう改めて求めた(毎日新聞 2021/6/11 11:46(最終更新 6/11 11:46)/
公園でママ連が、「なあ、このひと、ほんまに阿呆か世間知らずか、ちゃうか」「なにいうてんの。その両方やんか」と、笑っていたとか。
その頃、小池知事は食事時で、食っていた蕎麦を吹き出してむせたらしい。「ナニ、カンガエテンノ、この方」秘書が「ナンニモ、とちがいますか」
菅総理は「クソやな、この女」と独り言をいって、「いや、女というとジェンダーにひっかかるから、そこんとこは黙っておこう」と付け足した。
たしかに、この丸川の発言はつまり三刷りまでいった『マナーガード』(だったかな)が、まったく役立たずだということを述べていることになる。もちろん、丸川自身はそんなことに思考は及ばない。しかしこれは記者会見での発言である。公式の発言だ。ジョークでナイことだけは確かだ。ジェンダーもへったくれもナイ。この女が阿呆で世間知らずだというママ連のほうが、まだマシだということだ。
丸川のいうとおりに監視員を設けるとする。どっから連れてくんねん。自衛隊か。コロナ患者の監視員は自衛隊員らしいが、2万人からの海外から来日する選手・大会関係者に監視員を何人付ければいいのか。その方々にもワクチン接種ということになる。さらに、札束をポケットにねじ込まれて「見て見ぬふり」する監視員を監視する監視員が必要になる。これはもう、「シュレディンガーの猫」になってしまう。
かくして、マナー違反の方はその場で警察官ならびに自衛隊の狙撃班の方々による狙撃(といっても実弾ではナイので、気絶ですむ)を編成。たぶん、この丸川、次はその程度のことはいいそうで、記者会見が楽しみになってきた。

2021年6月 7日 (月)

無題

無題
どうもメッセンジャー・ワクチンと鬱疾患とは副反応が食い合わせのようで、かなり苦しんでおります。暫し、お休みをいただきます。

2021年6月 4日 (金)

想想不一(しゃんしゃんぶーいー)1

新シリーズです。想想不一は中国語になるそうです(無理やりですが)。弟子が調べてくれました。意味は「われ想うひとりに在らず」と、また推し。(弟子からメールの返信があって、ほんとは調べてなんかいないそうです。しかし、/らしく/てヨロシイとおもいます)。「そう、かんがえているのは私だけじゃナイんだナ」というふうに解しておきましょう。
昨日の毎日電子版では、中村文則さんが、〈インド変異株〉について注視されていました。さすがです。東京五輪のことにも触れてらっしゃいましたが、ありゃあ、まあ、アタリマエのことです。異議無し。
出るかなとおもって、以前、釘を刺しておいたの(オレ、ブログに書いたぜ。選手athleteの立場ということについては)に昨今出ているのが、「開催しないと努力してきた選手がカワイソウだ」という愚論です。こういう愚論妄言には私は相手にしたくはありません。「せっかく(せっかくとは〈折角〉と書いて一所懸命という意味です)宴会の刺身二十人前造ったのに、店閉めろではなあ」と、なにもチガウところはありません。苦しいのはathleteも国民も苦しい。地獄があればなあとおもいもします。たかがイベント屋、しかも三流のヤクザ外人には、ぜひに地獄を経験してもらいたい。仏教界の地獄は八層あります。「天人五衰」、そのうちかの組織にもそれがおとずれるでしょう。その地獄の苦しみは最下層の地獄「無間地獄」の八百倍とかいわれています。
さて、戯れはこのへんにして、続きですが、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長の発言に対して、丸川珠代五輪担当相の「我々はスポーツの持つ力を信じてやってきた。別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらい」という受け答えについては、/なかなか/どころか、まったく通じない。丸川は、「うさぎ飛びとカエル飛びのチガイをいわれても地平がチガウから通じない」くらいの理路で語っているようですが、私にはまったくワカラナイ。丸川ってのは、アンジェンダーですな。(原生的にも自己純粋的にも疎外論の立場から、ジェンダー理論に則しているのをインジェンダーと呼ぶならばですが、これは私の造語です)。いや、オンジェンダー(乗っかっているだけ)かも知れませんし、チンジェンダー(これは皮肉)かも知れません。珍種もしくは変異種。
丸川のコトバを超訳すると「首が飛ぶっていうときに、ヒゲの心配してもしかたないじゃナイですか」と尾身茂会長に対して/うまいこといった/つもりなんでしょう。(『七人の侍』に登場する名せりふですが)
しかし、この丸川なんかは、誰も相手にしてくれないので、何か一言、いいたかったのかも知れません。だいたい五輪担当相って、何の仕事してんの。オレ未だに知らないんだけど。

いやあ、八日連続8stageの二人芝居(十年ぶりの役者だぜ)やって、一日おいてワクチン接種なもんで、副反応が想像どおりきつくて、鬱病の症状が悪化しているものですから、便所のサンダルにもアタリたくなるってもんで。
あたしゃ、ヒゲの心配しておりますよ。

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