無学渡世・十九
五箇条の御誓文(ごかじょうのごせいもん、五ヶ條ノ御誓文)は、明治元年3月14日(1868年4月6日)に明治天皇が天地神明に誓約する形式で、公卿や諸侯などに示した明治政府の基本方針である。(ウイキより)
以下記すと、
一 廣ク會議ヲ興シ萬機公論ニ決スベシ
(現代表記)広く会議を興し、万機公論に決すべし。
一 上下心ヲ一ニシテ盛ニ經綸ヲ行フべシ
(現代表記)上下心を一にして、さかんに経綸を行うべし。
一 官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ人心ヲシテ倦マサラシメン事ヲ要ス
(現代表記)官武一途庶民に至るまで、各々その志を遂げ、人心をして倦まざらしめんことを要す。
一 舊來ノ陋習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クべシ
(現代表記)旧来の陋習を破り、天地の公道に基づくべし。
一 智識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スべシ
(現代表記)智識を世界に求め、大いに皇基を振起すべし。
(以上、ウイキより)
ということですナ。ちなみに「倦(う)まざらし」というのがよくワカランかったので調べましたが、「倦まざらし」というのは同じ状態が長く続いてヤになることをいいます。
世相混迷、激動、錯綜の「COVID-19」「東京オリ・パラ」において、ふと、上記の御誓文のことが脳裏を過ったのでありやすが、ヤったかね、そういうこと。広く会議を興し、万機公論に決したかなあ。
「COVID-19」の変異株がどうのよりも、「東京オリ・パラ」をヤル、ヤランがどうのこうのよりも、その「どうのこうの」をどうしたんだろ。
ともかく、上記、御誓文の時代(明治元年3月14日・1868年4月6日)より現在は民主主義とかが退行してることだけは確かだな。
さて、昼飯つくるべ。
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