珍論愚談 32
クマゴロ「なるほどねえ、ワカッテみれば狸と狐と庄屋だ。
ご隠居「なんですかね、クマゴロさん、そりゃ。
クマゴロ「いや、あれ。スガ×バイデン首脳対談のからくり。
ご隠居「おっ、すごいこというねえ。
クマゴロ「あれでやんしょ。ワクチン足らねえ、そこでスガのダンナがバイデンのダンナに「ちょっと回してもらえんかのう」と声をかける。なんしろ、合衆国がファイザーを抑えているからEUも、いいゆ~だねなんて余裕がナイ。おい足らないぞってんで、ロシアの〔スプートニク〕にまで承認の手回し始めた。日本なんかに持っていかれてたまるもんかってヤツね。まあ、いってみればファイザーの一人勝ち、ゼネカのほうは血栓問題で足踏みしてるもんだから。そのファイザーは合衆国が買い占めの悪徳商人。ほんでもって、スガとコーノ行革がファイザー参り。すげえねえ、ファイザーのCEO、コーノ行革に「スガに来させろ」だもんね。たかが製薬会社が一国の総理を呼びつける。んで、バイデン「いいよヤルよ。その代わり、台湾海峡の防衛、アレ一緒にやってね」って、要するに対談なんて、こんだけのことでやんしょ。ワクチン政治商売は中華もアメリカも同じだねえ。
ご隠居「いや、参った。クマゴロさんにもワカッタかい。
クマゴロ「政治のからくりってのは、ワカッテみれば、ガキにもわかる。スガのダンナが、バイデンも俺も「叩き上げだ」なんていってたけど、スガのダンナのほうは「叩かれ上げ」だからなあ。
ご隠居「まあね、WHOが/貧困国にもワクチンを/てなこといっても、回っていくのは、効率53%の中華製。50%以下はワクチンと認可出来ないもんだから、苦肉の3%upってところだねえ。で、効かないワ、副反応出るワ。ファイザーのメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンてのは、ありゃあ、日本の医療従事者の発案だって聞いてますがね。日本がほんとかなあなんて思案しているあいだにアメリカがつくっちゃった。
クマゴロ「誰が狸で狐で庄屋か。ああイヤだ。こんな世界はほんとにイヤだ。
ご隠居「来年の春先には、一般の庶民大衆にも接種出来そうだとか。真面目な顔して日本のエライひとはいってるね。
クマゴロ「冗談じゃねえよ。その頃は、いま接種の連中の有効期限がきてて、また取り合いだよ。ワクチン、日本でも製造出来るんじゃねえの。
ご隠居「それヤっちゃうと、ファイザーからもう回してもらえないよ。だから、厚労相がストップかけてるんだなあ。
クマゴロ「そこで次はファイザーに土下座かヨ。
ご隠居「クマゴロさんや、それが政治というもんなんだよ。政治というのは土下座に始まり土下座に終わる。この〈土下座〉だけどね、下座ってのは鳴り物音曲方のことでね、ほんとは〈ど下座〉ってのは蔑称なんだけどね(一説によるとですが)。
クマゴロ「ああ、もう一杯引っ掛けに行こうかな。えっ、閉まってるの、8時過ぎたから。うっへー。
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