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2021年1月10日 (日)

珍論愚談 12

クマゴロ「年末年始ににょうぼのヤツに『だだ万』で、」
ニイちゃん「ああ、クマゴロさん、それ、オレもうブログにあげちゃった」
クマゴロ「なんでえ、そうなの」
ご隠居「今年は、年賀状がいつもより多かったなあ。多かったといっても、あっち逝っちゃってるのが多いから、びっくりする程じゃナイんだが、ふだんご無沙汰なのが、寄越したりとかね。なんというか、身辺の絶滅的危機感に怯えて、心細くなって、ってそんなオーバーなことでもナイか」
ニイちゃん「いや、案外そうですよ。たぶん、去年、今年の自殺者は、発表は内閣府の統計限界数の3万人程度でしょうけど、いつもの三倍、三十万人あたりになるんじゃナイかなあ。解雇の次は失業。求人ナシ。餓死なんかも増えるだろうナ」
クマゴロ「そっちもそっちだけど、アメリカってのは、キチガイが多いってのがよくワカッタぜ。つまりキチガイに刃物の国なんだなあ」
ご隠居「まだ、トランプさんは核発射の大統領命令出せますぞ。刃物どころの騒ぎじゃありませんよ」
クマゴロ「あれで、犯罪人に格下げされたら、何処かに亡命すんのかね。何処もかしこもCOVID-19で、行くところナイけど」
ご隠居「それでもねクマゴロさん。トランプさんは合衆国の機密は殆ど知ってるから、ギョギョョオッということになると、北なんかが優遇しちゃったりするかも知れないね。前大統領拉致したら、もう北のレベルじゃ戦勝国だな」
クマゴロ「なんだか、うちの伜は自宅労働で、リモートだのオンラインだのヤッてるけど、どうも欲求スマンだな」
ニイちゃん「欲求スマン、いい造語ですね。リモートとかだと、相手の匂いがしない、体温がワカラナイというのが、文明滅亡の初期情況になるだろうっていってる歴史学者だか、劇作家だかがいますね。市場(いちば)というのは、他国との文化交流の場であって、商品の流通もタイセツなことだったけど、汗の匂いのチガイを感覚するというのは意外に重要なcommunicationだったんじゃないかって、故人だけど三浦朱門老師も述べてらっしゃいました」
ご隠居「肌のあたたかさも感じられないしねえ、いっひっひ、女体、ニョタイ、死体より女体」
クマゴロ「(ゴホンとつくり咳して)スマホ脳なんてコトバも出てきたね。ニイちゃんなんかその口だろ。ああいうのを持ってナイとか、使わないと不安になるんだってな」
ニイちゃん「まったくそうです。オレなんかついつい夢中になっちゃう。ゲームは『ドラクエ・3』で卒業したきりだけど、やっぱ、仕事がなくてもパソコンは弄(いじ)りますねえ。スマホは廉価もんですから、それほどでナイにしても、忘れてきたり、落としたりするとバニくりますもんねえ」
ご隠居「なんでも、病気、疾病にしちまうのさ。夢中になれば依存症、独りでいれば社会不適合障害、いまの医療なんてのは、『名付け合戦』だねえ。医療崩壊なんていうけど、医者のアタマが崩壊してんじゃないのかい」
ニイちゃん「なるほど、~医者の脳髄フラグメント~ですね」
ご隠居「まあ、なんつうても、ヘンな世界になっちまったねえ。何処にいっても、どんな集団にしても、十人集まりゃ一人や二人はmental condition不良ってのがいますからナ」

大雪対談、まだまだウダウダとつづきそうでございます。

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