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2020年12月16日 (水)

珍論愚談 7

珍論愚談 7
「一般人と専門家だな。ふむふむ、クマゴロにしちゃ、なかなかいい質問だな」
と、ご隠居は今日も昼酒。クマゴロにしちゃ、といっても、クマゴロ、character判然とせず。
「専門家というのは、メディアじゃかつて評論家とかいうのが多かったな。どんなものにも評論家はいたな。~饅頭評論家~とか、~夫婦喧嘩評論家~とかだな。~土木工学土管学科道路標識評論家~なんて珍しい方もいらっしゃったね。いまはそういうのはみんな一括して〈専門家〉っていうね。一般人は専門家じゃない御方だな。専門家にいわせれば、いわば~その他大勢~てところだな。とはいえ、「あなたの専門は何ですか」と問われて「俺かい、俺は後家だな。おまいさんは年増専門だったな」てなこといってるのは一般人かな。一般人からみるてえと、専門家ってのは、あんまり信頼されてないね。いいとこ信用程度だな。銀行じゃないね。信用金庫くらいかな。専門家のone rank上になると研究家ってのがあるね。料理番組なんかじゃへりくだって、あえて愛好家とか自称している御方もいるね。だから、殺人研究家とか、殺人専門家に殺人愛好家ってのは、ちょっと使えないんで殺人評論家になるのかな。一般人は~一般の方~ともいうねえ。なんかイベントがあると入り口がチガウのよ。/一般の方はこちらからお入り下さい/てな貼りだしがあるね。まあ、あんまり持ち上げたり、畏敬の念とかはないね、一般人てのは概ね〈素人〉amateur、と同じ意味に使われるね。まあ、ちょっと小馬鹿にされてんだな。専門家はそうするてえとprofessionalかな。専門家を小馬鹿にするいい方に〈おたく〉てのもあるね。直截的に〈専門莫迦〉ともいうけどね。それしか知らないって、ね。「おめえ、それ専門だなぁ」なんて呆れられたりとかするね。一般人は関係者と区別する場合にも使うね。タレント、アイドルなんかのねイベントでね、やっぱり入り口がチガウね。女性idolのイベントで〈関係者入り口〉から入ろうとしているどうみても一般の方がいて、警備のものが、「あなたはどういうご関係で」と質すと「いや、まだ挿れるところまではいってナイのよ。フェラ止まりかな。しかし、彼女上手いから、いつもオレ、そこで発射なんだ」なんていってたのに出くわしたことがあるけどね。~カラダの関係たけだ~なんて率直単純に応えてたのもいたね」
「ご隠居、なんか、如何わしいidolのイベントに行ってませんか」
ご隠居、クマゴロの質問には応えて曰く。
「俯瞰してみると、そうかもねえ」
「俯瞰、ですか。あれ、便利ですね。いろんな答弁に使えますね。勉強になりますね国会中継てのは。もう逃げ口上、誤魔化し、詭弁の宝庫ですもんね。論理矛盾なんて存在しませんもん」
「議員なんてのは食い詰めがヤルもんだからね。公務員は楽して暮らしたい怠け者の巣窟だな。中には真面目に働いてる御方もいるんだが、そういう方は出世なんて出来ないし、ネグレクトされちゃうしね。外にいい知人、友人をつくるね」
「そうすか」
「なんでまた、クマゴロ、今日はそんなことあちしに訊いたりしたんだい」
「いや、まあ、あっしも昼酒のお裾分けに預かろうかと。それになんか一般の方はこっち、とかいわれると、ナチス・ドイツの収容所に送られるみたいな気がするもんで」
よしっ、てんで、機嫌のイイご隠居、ゴキンセイのどぶろくを出してきた。
「ありゃ、いままで、飲んでたシングル・モルトは」
「何いってんだい、一般人はこれだよ、星が五つ、五金星のどぶだ」

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