港町memory 95
/確率として、前日の5割、感染者が増える/「港町memory 92」では、東京の感染者数をそう書きましたが、どうやらそうなってきそうな気配です。
ワクチンが出来るまでの十八ヶ月が辛抱、我慢ではありますが、ウイルス自体の変移もナイとはいえません。罹患者、致死者が高齢ばかりというふうではなくなってきたのは、その兆しかもしれません。
私が参考にしているサイトから、現状で信頼出来る情報を挙げておきます。
私が参考資料にしているのは「アスク・ドクターズ」と「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」です。
・感染率という医学用語はない/これはアスク・ドクターズの医師の回答です。「感染率」マスコミ報道、ニュース番組で多用されているコトバのようですが、事実はその如くです/。
・新型コロナの症状や、感染率、どの程度の警戒が必要なのか教えて頂けるとありがたいです。とのことですが、概略、中国の報告では、8割は風邪症状、2割は肺炎など重症化するようです。/この場合、質問者が「感染率」というコトバを用いたので、その如く医師は回答されていますが、ここで注意すべきは、「中国の報告では」という部分です。山中伸弥さんによる新型コロナウイルス情報発信では、この8割という確率の誤解を避けるために、「感染しても80%の人は、他人に感染させない」を「正しいかもしれないが、さらなる証拠(エビデンス)が必要な情報」に指定されています。つまり、あくまで「80%は感染させない」は、中国からの結果報告であって、エビデンスとしての確定ではアリマセン。
また同時に自宅待機についても、山中さんの情報発信では/軽症者の自宅待機対症も、日本の家屋では限度がある/とされています。日本の家庭、家屋状況は、西欧とはチガウからです。詳細は「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」にあります。
・現時点では全人類の60%が感染して免疫を獲得すれば終息すると予想されています。/これはアスク・ドクターズの医師の意見ですが、あくまでおおざっぱ予想です。しかし指針にはなるとおもわれます。
・現時点で正確にわかっている情報は全て厚生省のページに公開されています.
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html/これもアスク・ドクターズからですが、複数の医師が同じ回答をしています。つまり、SNSにはデマが多いので注意するようにとの喚起です。
ここまでが、疾病自体に関することです。
宅配のみなさんはよく頑張っているとおもいます。感謝すべきです。また、置き配が可能な日本の倫理習慣も自負していいのではないでしょうか。テレワーク、自宅業務が可能な日本の就業形態も限界はあるにせよ、悪くはありません。
これから、日本は高温多湿という、COVID-19にとっては活動しやすい時期に入ります。第一の危機はこの3~4ヶ月だと私は予想しています。しかし、ここ1~2ヶ月で行政は何をヤったのか。国がヤッたこと、が、マスク二枚の配給では、この先何も期待出来やしない。
敵がみえない、逃げ場が無い。さらに攻撃の仕様が無い。これは実に奇妙ではあるけれど、勝ち目の薄い戦いです。
だからといって、負けられない。
たとえ、現行のパンデミックが、インフルエンザのようなエンデミックになるにせよ、2030年代には、南海トラフ地震と富士山噴火などの災害が待っています。
負けられない、なら、引き分けに持ち込む方法をかんがえねばならない。演劇に関わって50年、けっきょく、私たちのような小劇場演劇の勝負はいつもそこにしか決着をみない。これが教訓でした。経験学習でした。
愚頭(脳)は、その方法をいつもぼんやりとかんがえています。
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