港町memory 97
私のように出無精を通り越して、殆ど「閉じ籠もり」同様の生活をしているものにとっては、「コロナ自粛には厭きてきた」感覚はまったくナイが、ここんところの感染者数増加がロガリズム(対数)グラフをみるかのような様相は、検査数が増えてきたことも影響していることの関係もあるでしょう。およそ三億六千万人が感染するまで、免疫による収束は望めないんだから、闘いはかなり長いのだ。人通りのまばらになった東京アメ横の老舗のおっちゃんがいうてました。「これはもう第三次世界大戦ですナ」そうだとおもう。
東京都などのロック・ダウンを危惧、あるいは、外出自粛における経済的打撃による解雇などで、東京で食うことが出来なくなった若者(など)の、疎開的帰郷が始まると予想される。実家のほうも、まさかわが子に「帰ってくるな」とはいえないので(いうかも知れないけど)これが、ほぼ一斉に帰郷するとなると、日本全国の感染者はクラスター感染で大増加するだろう。
に、しても、「夜の街に行くな」と、今更、職業貴賤の差別を声高に記者会見で発現しておいて、夜の仕事の人々の生活援助は、まるでナイんだから、「そこでしか働く場所のナイ」たとえば、シングル・マザーの母子たちには「飢えて死ね」といっているのと同じではないか。COVID-19の感染原因が「夜の街」にあるがごときをいうならば、それなりの対処、対応をするのが行政で、「行ったらアカン」だけでは、これこそを「ガキじゃあるまいし」というのじゃないですかね、都知事っ、さらに厚労省ぉ。
それと、
/【現状、日本で新型コロナウイルス対応のためにBCG接種ができる訳ではありません】(2020.4.4追記)
ドイツ、オランダ、オーストラリアでの対応は、これらの国々でBCG接種がルーチンになってはおらず、医療崩壊を防ぐ可能性の一つの手段として医療従事者に対して行うというものです。1歳までのBCG接種が義務付けられている我が国において、COVID-19に未感染の大人が予防のため、ましてや、罹患した人の治療のために接種することはありえません(東北大学大隅典子先生のブログ)/
で、あるのに関わらず、いい大人が開業医に駆け込んで「センセ、BCGのチューシャ(たいていそういう、接種だっつうのに)して下さい」というケースが始まっている。医師が出来ませんと応えると「ドコドコの誰々さんは、ヤってもらったいうてました」と、食い下がる。面倒で煩いので、生理食塩水でもチューシャされたんだろう。
いまに偽BCG接種スタンプが出回るゾ。
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