港町memory 101
昨日のつづきのようになるんですが、と。
ちょっと錯誤しやすい事柄のだが、「外出自粛」という行政のコトバの用い方について、きんののオヤジの脳裏には、外にはウイルスが舞い散っていて、硝子戸が開いていると、外からウイルスが侵入してくるというimageがあったのではないかと、ふとおもった。たしかに、ニューヨークではjoggingも自転車も禁止なった。散歩もダメ。そうなると、外気はウイルス蔓延で、空気感染の確率もあるようにおもえてきても不思議ではナイ。これはきっと多くのひとが錯誤していることなのかも知れない。問題は外出先なのだが、明後日は銀行に不急不要ではナイ用事(母親の口座解約)かあるので行かなきゃいけない。書類はお世話になっている弁護士が現金(げんなま)仕事でつくってくれたので不備はナイとおもうが、期限だけなんだけど、印鑑証明の期限が迫っているので、しょうかナイ。朝一で出向くことにした。混雑しているそうで、とはいえ、その大半が暇つぶしだそうだ。住所変更やら、なにやらかんやら、普段ヤっておかなきゃのことを、いまヤっているらしい。
混み合っているのはスーパーも同じらしい。きょうはスーパーに買い出し。「買いだめ、買い占めはやめましょう」という行政のお達しで、しかし「三日分くらいを一度に買って買い物回数を減らしましょう」てのは、どうなのかね。矛盾してないかね。「なるべく宅配に」とかいうておいて、「宅配の従業員が大忙しになるので、宅配員に石を投げるのはやめましょう」。「スーパーでの従業員に対する暴言、罵倒は慎みましょう」なんだけど、スーパー従業員だって、たいへんなのよ、急募で当座の飯代稼がなきゃならないからアルバイトで売り場に立ったはいいが、要領をおぼえるのは時間がかかるからな。けれども「余計なサービスはやめます」「サービス低価逓減にいたします」となると、ますます、売り手と買い手のcommunicationがギスギスのヒヤヤカになって人間味が薄れて、ヤだね。互いに「ありがとう」くらいいえなきゃね。だから、私は昨今は自動レジを利用している。そのほうが、のっけから諦めがついてヨロシイ。
パチンコ屋が未だに頑張って営業しているらしいが、ここ数年のパチンコ屋は空気清浄設備から、トイレの清掃、手洗い設備の設置充実に重点を置いているし(女性客が多くなったので買い物ロッカー冷凍庫もアル)、一休みにカウチでコーヒーの飲める休憩所まであるもんだから、こういうときは、狭い住居、住処で暮らしているものには楽園ですワ、になっているので、そりゃあ、行きますよ、息抜きに。
何でも自粛で外出ダメ要請だと、自身の住居まで獄(ひとや)のようで、たまりませんからねえ。Coin laundryのイライラオヤジが、そのうち、同じイライラオヤジに刺されたり、斬られたり、いまにありますよ、そういうの。
んでもって、きょうのスーパーは、特に時間を選んだワケではナイが、お客は他のお客と接触しないように間隔をおいて品物を吟味し、レジにはキチンと1m間を開けて整然としていた。イオンなんだけど、他はどうかは知らん。本日も自動レジでスルー。帰りぎわに消毒スプレーをして、帰ってからは、袋品にスプレーし、手を洗って、これしか出来ることはナイからなぁ。消毒液を血管注射なんかされたらたまりませんよ。しかし、ほんとにあのひと、阿呆だなあ。
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