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2020年2月28日 (金)

港町memory 84

そもそもウイルスとはなにか、については
https://synodos.jp/science/20043/2
(シノドスってところ)
で、ウイルスのことについて新書を書いた方が簡単にまとめられて述べてらっしゃるので、それを読んだほうがワカリヤスイでしょう。

私が中高生の頃は、「ウイルスの矛盾」という命題があって、つまり、生物と呼べるのかどうかもハッキリしない「物質」が複雑系エントロピーの進化学において、複雑なもののアトに生じてくるワケがなく、といって、先に生じていたのなら、「生物」としては生きていけるワケがなく、と、いったふうでした。
私は『血と青空』という戯曲を書いたとき、パンデミック世界をsituationにしました。このときウイルスについて、ちょっとは勉強したのですが、だいたい私の妄想のとんでも発想によると/ウイルスとは嫌酸素生命体、つまり、地球に生じた最初の生命体で、四十億年の昔ですから、地球は硫酸の雨が降り、海だって強酸性で、大気は二酸化炭素でした。ここで、太陽風というプラズマ現象があって、地球の大気は全部吹っ飛び、海はしだいに中性となり、大気は酸素中心になるんですが、そこで、ウイルスはこれは死に物狂いで海中深く逃げてしまうんですな。ところが、そいつが進化して核(core)を持つようになり、再び地上に復活する。しかし、酸素が邪魔なもんで、酸素需要の炭素体、つまりヒトですが、これを宿主にしてここから嫌いな酸素の吸入機能を奪ってしまう。よって、肺炎が起こる/。と、物語はそんなふうではナイのですが、サブ・テキストとしてはそんなもんでした。
まあこれはとんでもですので、どうももやもやしている新型コロナウイルスの致死率と感染率について知りたいんですけど、コイツが未だにワカッテいないところが、此度の死ぬや生きるやの騒動の不安と恐怖の要因だとしますと、かつてのパンデミックのときはどんなだったかの資料はあるので、意味なくではありますが、記して(引用して)おきます

/人類の歴史のなかで、最も致死率が高く、壊滅的な被害をもたらした感染病のひとつがペストであることは間違いない。14世紀に流行した「黒死病(ペストの別名・俗称)」も同様で、わずか数年でヨーロッパ全体に広がり、人口の60パーセントが死亡したと考えられている。この非常に感染力の強い病気はこれまで、ネズミの体内で細菌が繁殖し、その血を吸ったノミがその後人間の血を吸ったときに細菌を吐き出すことに関係があるとされてきた。つまり、害虫や害獣の急増によってペストが発生し、継続したと考えられてきた。ところが、17世紀に英国の小さな村で起きた感染に関する最新の分析は、これまでの考えが疑問を投げかけることになった。この村でのペストの感染状況を新たに分析した研究グループは、ネズミから人への感染は全体の4分の1に過ぎず、残りは人から人への感染であったと推定している。研究グループは、確率的区画モデルとベイズ解析法を使って、村民の死亡記録によって明らかになった、死亡と発生経路のパターンを再現した。その結果、人から人への感染が全体の75パーセントを占めていたという。/(ウィキの丸写しでんな)
江戸幕末コロリについては、/幕末から明治にかけてたびたび流行しています。最初の流行は、1822年(文政5年)のこと。中国経由でコレラ菌が持ち込まれましたが、このときは西日本が中心で江戸には至りませんでした。ところが、1858(安政5)年には日本全国に流行し、江戸だけで10万人、一説には26万人ともいわれる死者を出しました/。ですな。
スペイン風邪というのもあります。/1918年から1919年にかけ全世界的に大流行したインフルエンザの通称。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によるインフルエンザ・パンデミック重度指数においては最上位のカテゴリー5に分類される。感染者5億人、死者5,000万~1億人と、爆発的に流行した。患者数は世界人口の25-30%(WHO)、あるいは、世界人口の3分の1、約5億人(Clark E.1942.)で、致死率は2.5%以上/。
SARS 8098人 致死率10%
エボラ2万8616人 致死率40%(現在進行中)

で、ござんす。

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