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2019年10月22日 (火)

港町memory 51

予定は未定で決定にあらず、ということで、息抜きに映画のハナシでもやりましょう。
とはいえ、私はもうすぐ試写室再デビューする予定ですが(自律神経のほうもようやくリセットしたようなんで、ブロック注射は100回を超えていますが、とりあえずは150回でワンセット終了という目論見です)まだDVD。
『蜘蛛の巣を払う女』ですが、ネットの「映画ドットコム」から解説とあらすじを拝借すると、/世界的ベストセラーのミステリー小説「ミレニアム」シリーズの第4作を映画化。デビッド・フィンチャー監督&ルーニー・マーラ主演でシリーズ第1作を映画化した「ドラゴン・タトゥーの女」に続く物語。主人公のリスベット役をテレビドラマ「ザ・クラウン」や映画「ファースト・マン」などで活躍するクレア・フォイが演じ、監督を「ドント・ブリーズ」で注目されたフェデ・アルバレスが務めるなど、メインスタッフ&キャストは新たな顔ぶれに。前作を手がけたフィンチャーは製作総指揮に名を連ねている。特殊な映像記憶能力を持つ天才ハッカーで、背中にあるドラゴンのタトゥーが特徴のリスベットは、AIの世界的権威であるバルデル教授から、図らずも開発してしまった核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局(NAS)から取り戻してほしいと頼まれる。/(後略・・・でないと面白みが半減)。
「ミレニアム」シリーズの映画化は一作目だけは良かったんですが、2,3作がダメでやんした。そこで、スタッフ&キャストを総入れ換えした続編に期待して、☆は3,4なので評判はまあまあなんですが、わたくし的には☆4,5といきます。0,5減については、これはずいぶんと現在の科学知識がナイと一般的には難しいんじゃないかということだけで、私なんかはその電子戦がすこぶる面白かったので、☆5つでもほんとはカマワナイ。
実はストーリーの「お宝」にあたる核攻撃プログラムというのは、ずいぶん前に友人のダム建築士と「核攻撃」を超える兵器の愚談をやったときに、似たようなideaを提出しことがあって、まあ、かんがえることは同じだなあと、いま、北朝鮮はサイバー部隊を銭の分捕り(年間数十億円といいますから)。つまりは、表に出せない銭をロンダリングしている間隙を狙ってフィッシングしちゃう。こいつにつかって兵器製造の資金にしているだけだからまだ安心していられますが、かくなるサイバー兵器を(単純にプログラム変更なんですけど)創られたら、世界はアッという間に北朝鮮支配下になります。つまりは個人で世界中の核ミサイルの誘導を可能にしたワケ。
もうひとつ、狙撃(スナイプ)の技術の電子的スタイル。これが度肝抜くオモシロサ。現在狙撃は二人一組でやることが多いです。最長2,2㎞先を狙撃出来るもんだから、エライひとの演説は、わざと、ビルに囲まれた広場でヤル。ビルさへ監視すればそれが障壁になって逆に安心というワケですが、この電子狙撃、私の前回作品『RE:IN』のideaとクリソツで、標的なんかみえなくてもイイ。アンテナ立てて波動で捉えて、パソコンで画像にして捕捉、で、スナイパーのほうは、照準を標的を観るのではなく、戦闘機の戦闘と同じ、緑マーカーに赤マーカーを重ねたところで、トリガー。百発百中。
115分なんですが、あまりの息を飲む展開の速さに途中一回トイレ休憩。
これ、お薦めであります。

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