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2019年10月15日 (火)

港町memory 48

些か古い(というほど古くはナイのだが)ハナシになるのだが、このあいだの参院選挙で『NHKから国民を守る党』から比例代表で当選者が在った。(その後、なんか議員を辞めて他のところのなにやらに立候補というハナシも聞いたが)
当選者は党首(いろいろ変わるかもということだが)立花孝志氏。得票数130,233票、選挙区の3.02%を得票したのだから、たいしたもんだ。
さて、ここからは、ネットウェブ「現代ビジネス」の境 治さんの8/1の記事も参照して書くが、/現代ビジネス へようこそ 当サイトでの広告の表示を許可してください 広告ブロッカーをご利用のようです。このサイトでは主に広告収益で運営しております/
とあるが、このブロッカーの外し方(方法)が、アットニフティのセキュリティを利用している私にはよくワカラナイので、いま少し詳しい説明、取り扱い方法をご教示願いたい。出品親元は講談社だから、物書きとしてはあんまり信用していないはいないのだが、それはこのさい、括弧に入れておく。
この「守る党」の主目的は、当選者を出すことではなく(立候補者たちも誰一人、当選するとはおもっていなかったらしい)、「多数の候補者を立てて、NHKの電波を堂々と使って「NHKをぶっ壊す!」と言わせ、その映像をYouTubeにアップし拡散させる」だったそうで、それは見事、的を射た。選挙報道でNHKがこの党の名前を口に出すたび、痛快だったなあ。
さて、この得票数130,233票、選挙区の3.02%を得票、いったいどんなヒトが投票したのだろうか。いうまでもなく、日本国憲法は/第十四条で/公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない/と、国民の権利を守護している。「責任ある一票」をガッコなどで教育することは憲法違反になるんだぞ。要するに誰に投票してもその権利は守られる。自由なのだ。
この党にどんなヒトが投票したのかを、私の憶測で妄想していくと、
〇私のようなヒト
〇ともかくNHKにようワカランが危機感を持っているヒト
〇NHKに憾みつらみのあるヒト
〇理路を持って、NHKは不要とおもっているヒト
〇NHKとガバメント(政府)との癒着、ガバメントからの圧力による大本営発表スタイルが気になるヒト
〇受信料は憲法違反だとおもっているヒト
〇まるっと、NHKをぶっ壊したい、みたいに、面白半分でもイイからのヒト
と、いろいろ出てくるのだが、
まず、「私のようなヒト」というのは、過去に多くNHKと仕事をしてきて、優秀な人材、義のあるヒトも幾人か観てきたが、それ以上に金看板背負ってるだけで仕事の出来ないデコボコ職員とも多くつきあってきた、そんなヒト。かつ、
玄関で「裁判しても勝てませんよっ」と受信料払え会社従業員に恫喝くらったヒト。この「裁判しても勝てませんよっ」といういい方は、過去、電話詐欺で「〇〇サイト利用料金が去年から半年、未払いになっています。いますぐ、13万円振り込んで下さい。そうしないと内容証明郵便が送られて、弁護士から訴訟されます。/裁判しても勝てませんよ/」といわれたことがあって、すぐそのサイト会社と請け負いのナンタラ総業の電話番号を所轄の警察の詐欺の係に通報したが、それと同じいい方だったなあ。
電話詐欺が詐欺だとワカッタのは、彼らが法律に意外と疎い(マニュアルどおりにしかやってないので)のに気付いたからで、この時は、所轄の詐欺係の刑事の存在証明までヤって、その刑事と「もし、取り立てにきたら、抵抗してもいいか」と質し、「それはナイとおもいますが、そうなったら抵抗せずに通報して下さい」「しかし、仕方なく相手が死なない程度の抵抗は正当防衛になるか」「いや、それは傷害罪になる場合があるのでマズイ」という問答もして、ホンモノだと確かめたなあ。
「守る党」の公約は/「テレビ放送を受信できる機器を持つ世帯は受信料を払う」というルールを、「見たい人だけお金を払ってスクランブルを外す」というものに変えたい/だけで、(その後、いろいろいってるみたいだけど)、ともかくは、NHKの報道でNHK批判のニュースを流す、これが出来るというパラドクスが愉快なのだ。
境 治氏は/NHKは「次の段階」としてネットでも受信料を取ることを考えているはずだ。というのも、NHKはここ数年強烈な危機感を隠していない。若い世代が見てくれないのだ/と、きて、/NHKでは数年前から59歳以下に絞った「個人視聴率」によるランキングを出し、局内で共有してきたと聞く。そのランキングでは、NHKの番組は100位までに3つしか入っておらず、朝ドラと「あさイチ」そして「おかあさんといっしょ」だけ。NHKの番組はよく見られている印象があるが、現役世代に絞るとほとんど見られていないのだ/と、きて、今後、スマホ所有者から銭を取るつもりだと予想する。こうなると、あきらかに、独占禁止法どころか、日本国憲法違反になる(と、私はかんがえる)。
NHKの番組は(私は観ていないから、FMに関しての情報だけだが)つまらなくはナイとおもっている。これは、有能、優秀な社員、職員は、みんなラジオに流れているのではないかとおもわせるのに充分な状況証拠だ。だいたい、浪花節(浪曲)が聞けるのっていまどきNHKFMだけじゃん。
山本太郎策士なんかは、今頃、ひょっとすると、この「守る党」を如何に利用すべきか思案中かも知れませんナ。

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