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2019年7月 5日 (金)

港町memory 25

老化、加齢、どう表現してもイイのですが、トシとると、カラダがいろいろと壊れてきます。「病む」といってもいいんですけど、やはり、年齢という重力から鑑みるに「壊れる」といういい方のほうが適しているようにおもわれます。
私のいまの通院を述べてみますと、週に二回の麻酔科(ペイン・クリニックによるブロック注射)、月に一回の内科定期診療(おもに本態制高血圧と健康診断)、同じく月に一回の皮膚科(末梢血管不良)、二ヶ月に一回の精神科(鬱疾患)、三ヶ月に一回の眼科定期検診、三ヶ月に一回の歯科定期検診。ですから、まあ、六十七歳としてはこんなもんでしょう。
べつに病気自慢をしようというのではありません。
いろいろと病院、医院、医療関係所を巡っていて、どうしても職業柄(なのか、単なる性癖なのか、アスペルガーなのか)、観るのが、ヒトです。どういうヒトかというと、三種類。医師、看護師、患者さん、です。
特に看護師さんは、新旧、大小、さまざまな医療機関において、どうも認識のされ方がチガッテいるということに次第に気がついてきました。
で、本日はそのハナシ。
いつものごとく資料はウィキペディアしかありませんので、その程度だとおもって頂いてよろしゅうござんす。
まず、いつからだったか、看護婦さんが、看護師になりました。これは正しいとおもいます。フェミニズムがどうの、女性差別がどうのという観点からではありません。だいたい私はそういうものを持ち合わせたことはありません。単純に基準だけをいっておけば、男性がfeministであるのは、アタリマエの前提だと考えている、これで充分。
さて、未だに根強く誤解、錯覚、マチガッテ認識されているのが、医師と看護師の関係ですネ。医療関係者ですら正確、正鵠に把握、認識していないところが多い。ですから我々一般人、庶民、大衆は未だに看護師さんのことを医師の助手のようなもんだと識知してしまっています。思い込んでいるということです。これは、大マチガイでござんす。
医師と看護師とでは、/業務/がまったくチガイマス。看護師の業務は「維持管理業務」といわれていまして、/病棟内外で患者の生命、活動、そして精神を〔維持〕することに関して誰よりも詳しいプロフェッショナル/(『病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと』市原真、大和書房)とありますから、そうなんでしょう。
医療関係者と書きましたが、当人の医師や看護師ですら、それ、知らないっ、というヒト多いとおもうなあ。
つまり、看護師というのは、演劇でいえば、舞台監督のようなものでしょうか。舞台監督ってナニよ。ナニよといわれても、煩雑なんですけど、大雑把にいえば『労働安全衛生関係法令』に基づいて、舞台公演における一切の業務の責任を持つひとです。
ワカリヤスクいってしまえば、公演体制に入ってしまえば、一番エライヒトです。演出家よりも劇作家よりも、producerよりもエライ。
と、こう書けば、看護師ってエライだとおわかり頂けるとおもいます。
まあ、なんですな、看護師をアゴで使っているような病院、医院、医師なんぞとは近づかないほうが身のためです。
とはいえ、看護師にも、いろいろありますが。中にはヤンキー看護師てのも存在します。私、一度入院した病院などは、新人の看護師さんが、点滴を四回ヤッても針が入らない。そこで、中堅どころにMaydayときた。ヤッてきたのはニューオリンズ、髪は金色、ガム噛んで、necklaceを片手でぶん回し、私の腕をまくるとすいすいっと無言で一発。こういう看護師に遭遇するのもオモシロイといえばそうなんですけど。
患者さんの中には、そういうのにいっぱい遭遇してきたのか、看護師さんを「おねえちゃん」と呼ぶヒトも、中にはいらっしゃいます。
幸いにして、私の通院している病院、医院は、いまのところ看護師さんに対してのストレスはありません。
ベテランの看護師さんになると、夜勤、救急などでは、若い研修医には救急車が到着するまでに、救急隊員からの情報から、ナニをどうすべきかをテキパキと伝えておきます。立派なものです。
旅公演で、一度ケンカになりそうだったのは、夜半、熱が出て、宿泊施設から救急病院にタクシーで行った(そうそう、東京だったな)ときのこと、ふつうなら朝まで待つんですが、公演中ですから、そうはいかない。で、行ったら、ただの風邪で、看護婦(その頃はそういう呼び方だった)がいうことには「夜は急患さんが多いし、医者の数が少ないんです。ただの風邪で利用しないで下さい」
そこで、「それは、当方の疾病、容態事情とはなんの関係もナイ、そっちの医療システムの問題で、夜、急患が多くて医師が少ないのなら、医師の数を増やせば何の問題もナイはずだ。私はいったいナンノ責任を問われている。何をあんたに責められているのだ」と、まあ、ここまでにしておいたんですけど、いまの看護師さんならこういいます「良かったですね、ただの風邪で。夜間は医師が少ないのでお待たせして申し訳ありません」まあ、飲食店のように「またどうぞ、ご贔屓に」とまではいわないでしょうけど。
ともあれ、私は患者さんにはあまり興味はナイので(というか、しんどい、苦しい、痛い、死にそうナヒトにsynchronizerしていると脳がもたない)医師と看護師さんの動向、表情、コトバには、かなりsynchronizer(この場合は同化でもイイですが)していきます。
とくに、私は朝一番に行くもんですから、看護師さんの普段着姿をちょくちょく観ます。これは「イカシテ」ますね。合コンにイチバン人気なのがnurseだというのもワカル気がします。とはいえ(とはいえが多いでしょ)やはり、働いているときの彼女たちがイチバンよろしい。(コスプレマニアではありません)。演劇の公演体制突入の、あの緊張感と同じものが漂っています。

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