港町memory 22
チャンバラ小説のほうの書き置きが残り少ないので、essayでお茶をにごしておりますが、チャンバラなんかよりこっちが好きなひとが多いかも知れません。相も変わらずmax150人の読者ではありますが、愛読者も数少なからず、ちょいと開店休業すると「なんでもいいから書いてっ」という叱咤やら、「このブログを読むと、他のブログなんて読めなくなる」という激励やら、そういうものにささえられての虚々実々。
もはや還暦を遠に過ぎ、心身ともに壊れきる日も目にみえているゆえ、何を書こうが天下ゴメンの退屈男ですから、なんでも書いてますが、最近、ブログの量が増えているのは、あきらかに双極性障害(そうきょくせいしょうがい)の発現だということくらいは、書き手のほうも識知はしております。/双極性障害(英: Bipolar disorder)は、躁病(そうびょう)と抑うつの病相(エピソード)を循環する精神障害である。古くは躁うつ病(そううつびょう・躁鬱病)と呼ばれた。双極I型障害と、より軽い軽躁病のエピソードを持つ双極II型障害とがある。双極性障害の躁状態、うつ状態はほとんどの場合回復するが、90%以上再発する。単極性の(躁病のない)うつ病は異なる経過をたどる。発病のメカニズムや使われる薬は異なる。気分安定薬による予防が必要となることが一般的である。双極II型障害に対しては証拠が少なく薬物療法はケースバイケースで判断する。生活習慣の改善が必要となる。障害とは生涯にわたるつきあいとなる。20年後の自殺率は6%以上高く、その他の不安障害、薬物乱用などの併発も多い。世界保健機関(WHO)は世界で6000万人が罹患していると推定している。/
というふうにウィキペディアのほうでは解説されていますが、こういうのは、何かの資料の丸写しでしかナイですね。たとえば、/世界で6000万人が罹患している/と、ありますが、これはいったい何年(いつの)どういう統計なのかがハッキリしていません。新しい統計であることはマチガイナイのですが(SNRI-第四世代の抗鬱剤が出回る以前は4000万人となっておりました)。いまのところでは、日本の場合四人にひとりが、軽いか重いか、この双極性障害を患っているか、その予備軍であるという報告があります。(これは数年前)。つまり、統合失調症の100人にひとりより多いワケです。そんでもって、悪徳医なんかは、こりゃ銭になると、大急ぎで「心療内科」「神経内科」なんて看板をあげるか(それはあくまで/内科/でして、精神医療の専門知識なんてアリマセン)。で、内科なのに、デパスを患者さんに乱発する。(デパスは向精神薬なんですが、偏頭痛やら、頭痛薬の効果のナイ頭痛持ちの患者さんに効くもんですから。何故かというと~ここっからは医師の営業妨害になるので書きません~。私なんか、30年服用してきたデパス(依存ですな)を二年近くかけて断薬しました。いや、よくヤッた。
デパスは離脱症状が苦しいですよ。数ヶ月ではヤメラレマセン。これまた、ヤルといったらヤルというアスペルガー進化生命体の長所です。
で、と、本論にもどりますが(そう、本論があったのです)、私の場合、現在は鬱疾患の真っ最中で、朝、起きたときにまずかんがえるのは「死にたいナァ」でして、で、死なないために何をしているかを幾つか記憶から探る。んで、「まあ、死なんでもエエか」に辿り着いて布団を離れます。こういうときは、積極的逃避がもっともよろしい。症状特有のaggressiveを活用して、こういうブログを書くということになります。
本論はそんだけ。オシマイ。
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