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2019年4月 2日 (火)

鍔鳴り右近 秘剣武芸帳・seasonⅡ

さて、お約束の『鍔鳴り右近 秘剣武芸帳』シーズン2始まります。

こちらも一所懸命とまではいきませんが、ぼちぼちと書いていきます。なにぶんにもこれは私のお遊戯小説でございますゆえ、時代考証なんてのはありません。いちおう明治維新ということになっておりますが、そのての資料にあたったこともなく、山田風太郎老師のマネをしての、道楽チャンバラ小説でございます。

よって、なにがどうなるか、お付き合い出来る限りでお付き合いねがいます。

 

一 登場人物に依って第一部のplotなどを識る。 

楠木右近/(くすのき うこん)主人公、拵えは関の麒六、「秘剣鍔鳴り」なる兵法を用いて不敗。その存在を知るものからは〈隠れたるもの〉と称される。十万両分の金塊のありかを知る朱鷺姫を求めての旅、手にするのは翡翠の簪、これが朱鷺姫との邂逅の唯一のtool。やや顔の大きいことがcomplexになっているきらいがある。「あの世の終わりからこの世の初まりに現れし者」と、ある托鉢僧は、その実体を説いたことがある。

不知火朧/(しらぬい おぼろ)「赤毛結社」の雇った最強の女忍、「朧十忍」と呼ばれる十の忍法を用いる。「観音の術」にて、〈隠れたるもの〉の末裔だという御告げを師匠から知らされる、が、ほんとかどうかはワカランところ。右近とは一度手合わせしているが、傷を負わされ療養中(ほぼ回復)。刺息の術という十忍の一を次は用いる予定らしい。

羽秤亜十郎/(はばかり あじゅうろう)くずれ禅坊主、さまざまな兵法を工夫しているらしいが、右近には敵わず、現在、帆裏藤兵衛とともに安宿に逗留中。朧とともに右近に挑んだがあしらわれた。腕も確かだが、企み(悪知恵)に優れている。

帆裏藤兵衛/(ほうら とうべえ)工夫された二刀を用いる「血風塵」という戦闘法を使うらしいが、どんなものなのかは、未だ未公開。羽秤亜十郎の旧友。

切場銑十郎/(ぎば せんじゅうろう)鍔の無い黒塗りの長刀を肩に「黒魂斬首刀」なる兵法を用いて、抜刀せずに相手を倒す。赤毛結社の一員。左近から鍔鳴りの話を聞くや、毅然として、楠木右近に挑まんとしている。

一文字左近/(いちもんじ さこん)「赤毛結社」の幹部。右近と似たような兵法を用いるが、いまだ右近には勝てぬと心得て、思案の中。一度羽秤亜十郎に手玉にとられている。師匠のadviceを受けに師匠のもとに帰るところ・・・かな。

卍組頭目/「朱鷺姫の十万両、当初は我が卍組と政府御用達の赤毛結社だけが狙っているという構図だったが、妙な禅坊主くずれまで現れるしまつ、情報が漏れて賞金稼ぎまでが動き始めてきた気配がある。あの終久門もmarketの値踏みをしているにチガイあるまい。さて、邏卒から身柄を奪いに参るぞ」というせりふがあってから、登場していない。

その手下/名前はナイ。手下は(てか)と読む。

終久門/(おわり くもん)自らも〈隠れたるもの〉と称し、右近の鍔鳴りの秘密を知るものとはいうてはいるが、ほんまかどうかはアヤシイ。

北司伊右衛門/右近の雇い主、元松阪藩城代。

朱鷺姫/松阪藩が隠した十万両の在り処を知るお姫さん。未だ登場していない。

〈伴天連幻魔術〉の一団/これも未だ登場していないが、第二部ではその正体を現す予定になっている。

 

(特別巻頭付録・第一部の粗筋)ときは明治の初めごろ、ヤッタメタラな剣戟が起こっていた。ほんらいならば、松阪藩が秘匿した十万両の金塊の争奪戦のはずなのだが、物語は作者の暇つぶしによって、山田風太郎老子の忍法ゴッコのようになってきていたのだ。(粗筋、オシマイ)

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