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2017年9月

2017年9月27日 (水)

〔デン魔大戦編〕6

 

「何だよ、この御方」

 土方も初めて、人魚に眼を向けた。もっとも、気付いてはいたのだが、知らぬふり、見て見ぬふりしていたのかも知れないけど。

「ワカランのだけどネ」

 と、しか、私には答えようがナイ。

「デンマって何なのよ、マッサージじゃナイんでしょ」ハルちゃんレイさん。

 ところがこれに、あの、マスカク、増岡久蔵が、応えたのだ。

「デン魔襲来については、私ども宇宙軍事研究家のあいだでも予想されておりました」

 そんなのがあるんだ。あるって、マスカクがいってたじゃナイの。

「電動マッサージを武器にした、悪党どもです」

 宇宙軍事研究家というのも、あんまりたいしたものじゃなさそうだな。

「もちろん、それは、冗談です」

 余裕だね、このひと。

「デン魔の正体は謎とされておりますが、現在は重力波の方面からその研究が進められております。正体は不明でも、目的はハッキリしております」

 この宇宙の破壊、暗黒の到来、じゃナイだろうな。

「この宇宙の破壊、暗黒の到来、です」

 同じジャン、幻魔と。

「では、デン魔大戦勃発か」

 驚いたことに、土方が、そういったのだ。

「そう、ビックラこくな。戦記ものはcomicであろうと、一応読んでいる」

 なるほど、さすが〈革命〉を目指す武士。

「しかし、それは、どんな闘いになるんです。魔物と超能力者との対決ですか」

 と、私は問うた。

 それにはマスカク、ウーンと思案していたが、人魚のほうが応えた。

「マンガのようなものではアリマセン。どちらかというと、アーサー・C・クラークの記した『幼年期の終わり』に似ています」

「それは読んでねえな」と土方。

「いわゆる黒船だよ」

「黒船っ」

「そう。そのような巨大な未確認物体が、世界各地に飛来して、母船と呼ばれていたかな、どでかい黒いいわゆるUFOが一世紀のあいだだったか、空中に浮かんでいて、なんだったかな、ともかく妙に哲学的なSFだったな」

 私は、高校生の頃に読んだ記憶を話した。

「いまはスッカリ落ちぶれた早川書房が、矢継ぎ早に、世界のmysteryscienceものを新書サイズで出版していた頃だからな。たしか、筒井康隆の旦那の処女作もそこから出版されたはずだ。『東海道戦争』ね」

 と、人魚が立ち上がった。足がナイのにどうやってか、うーん、要するに立っている。

「映画やテレビドラマのように、飛来物体が人体を吸い上げるというふうではナイのです。あるとき、突然に、生命体の想念、意識、どう呼んでいいのでしょうか。そういう心的なものが吸い上げられます。まるでタコの吸い出しのように」

 タコの吸い出し(魚の目のクスリの商品名)で、心的なものが吸い出されるのかどうかは、知らんが、つまりは俗にいう魂を抜かれるということらしい。

「その後、クロフネ一機が地上に落ちて自爆。その衝撃で、とある種の化学変化が生じ、シリコン変容と私たちは称していますが、その天体は砂状に崩れて壊滅します」

 それが、来るということか。この夢の世界に。

「はい」

 まるで、私のココロを読み取ったかのような人魚の返事。

「率直、有体(ありてい)、簡単にいってしまうと、デン魔は、宇宙の現実世界を破壊するのではなく、生命体の夢の世界を破壊するのです」

 だろうな。そうでナイと『幻魔大戦』と同じになるからな。

「で、具体的には、その黒い巨大母艦てのが、」

 人魚は私のコトバを遮って、

「いきなりそんなことはしません。そうなるのは、夢の世界が荒廃してからです」

 それ、どういうことなの。

2017年9月25日 (月)

明日という字は

明るい日と書くのね、という歌詞の歌謡曲がありました。そういうふうにいえば、たしかにそうなんですけど、「明るい日」ではなくて、「明けての日」がほんらいの意味だから、ここはまあ、詩的表現であります。

明日が明るいのかそうでナイのか、そうでナイとおもいます。でないと、一日のうちで、ふっとなんだか「明るい時間」が訪れることがあることが説明出来ない。貧者の一灯は、暗いがゆえに凛として明るく照らす。

ゆんべはナビ・ロフトの今年のクリスマス・イベント『悪魔のいるクリスマス』公演の稽古初日。読み合わせしたんですけど(ああ、私、演出します)、なんだか「明るい時間」だったなあ。

これは、三十年ほど前に書かれた作品で、なんつうか、fantasyね。でも、なんだか「いま」を描いているようで、ちょっと気味悪くもなるのでした。

つまり、この作品が書かれた当時のエピステーメーもディスクールも、いまではチガッテきているはずなんですが、・・・難しいカタカナ使うなっておもっているあなた。昨今、おおよそパソコン用語からの引用、あるいはまんまの多用で、私がどれだけ困惑し、いちいちリサーチかけているか、それに比べれば、これは哲学用語で、言語学用語だというチガイしかナイのだぞ・・・なるほど、ちゃんと生き残ってるんだ。しかも、嫌酸素生命体のように深海にひそかにというワケでもなく、ちゃんと浮上して。

だってねえ、話が逸れる(のかどうか)かも知れんけど、中島みゆきさんの初期集大成アルバム『愛していると云ってくれ』の冒頭「元気ですか」、この詩と彼女の「語り」を私たちはこえられていないじゃないか、未だに。あのね、いわれなくてもワカッテおります。相手が悪い。昨日きょう、剣術を始めたものが宮本武蔵に挑むようなものだと、まあ、そういうことをいうかたは多いでしょう。けれども、この「語り」や『時代』の「時代」を聞くとですね、逆にミシェル・フーコーのいうたことのほうがあやしくなってきますな。「こえるってどういうことっ」と、じゃっかんhystericな声も聞こえる。「こえる」は「肥える」じゃねえぞ。いってみれば「相対化する」「普遍化する」なんだけど、なんだかワカランならば、「ちゃんと向かい合う」でイイ。「対峙する」だ。「ぶつかり稽古」だ。

とはいえ、多重な構造として考えるならば、私たちの演劇のエピステーメーは次の断層に移行して、いってみれば終わっていて、「そんな時代もあったねと」になっているのは確かなんだけど、もともと演劇たるやAsylなんだから、積層を貫通しているものなのだ。でないと、表現が残っていくことについての説明がつかない。

我がAsylは、空間を占領されても、時間まではまだまだ凌駕されてはいない。この時間、その場所がAsylに変容する。と、いうことを、しみじみ(というふうでもナイけれど、他にたとえようがナイので)味わった稽古初日でありました。

「なんだか、楽しい稽古だね」

と、のたまった演者あって、そうよ演劇って楽しかったのよ。演っても観てても、だ。趣味の演劇は、烏合と「あったよね」の痕跡を残すだけだ。宮沢賢治ふうにいうならば「ほんとうの」演劇は、そのひとに中島みゆきさん歌うところの「永久欠番」をもたらす。

どうさ、明るかったか。

 

2017年9月20日 (水)

〔デン魔大戦編〕5

「実に簡単なことです。自衛隊は、国民を守るなどという教育、訓練といってもよろしいんですが、そういうものはナシ。受けていないのです。では、どういう教育、訓練をやっているかといいますと、日本の平和を守るという教育、訓練です。これを任務として活動する軍事集団なのです」

「どう、チガウのかワカリマセン」ハルちゃんとレイさん。

 土方も生唾を飲んだ。初めて耳にするアメリカの兵器にもデファレントだったのだろう。しかし、彼とて、ハルちゃんとレイさんどうよう、チガイが理解出来ているようではナイ。

「少し遠回りな説明になりますが、いやいや、なるたけ簡潔にやりますので、ちょっと我慢を、」

「俺はしてやるぜ」

「しょうがないので、私たちも」

「そんなバカなとおもわれるかも知れませんが、現状の北朝鮮の挑発なんてのは、ほんとのところ問題にはシテません。ただ、そちらのほうに国民の目を向けさせているだけなんです」

「えらく大胆な分析だな。どういうresearchだ」

 と、土方。

「政治とは、そういうものです。かつて、第二次大戦後ですが、ソ連の軍事力をもってすれば、北海道は二日で占領されるだろうと目算されていました。しかし、現在のロシアの軍事力では無理な話です。逆にいうと、日米韓の共同作戦を持ってすれば、北朝鮮は二時間で壊滅します。ただし、核の被害がどの程度あるかは、さまざまな確率予測によってかなり異なります。いま、米国が懸命に取り組んでいるのは、北朝鮮の核の90%までの無力化です。これについては、かつてソ連であったウクライナの核開発能力の研究資料をごっそりと持ち帰って検討しています。ウクライナがソ連から独立するさい、優秀な核兵器研究者の多くは、ウクライナに移りました。彼らの現在の研究は、もちろん、戦術核、戦略核の発射前攻撃です。具体的にいいますと、ミサイル発射寸前にどれだけの通常兵器攻撃、あるいはサイバー攻撃が仕掛けられるかというこの一点です。ともかく、日韓に対しては、北は戦術核で充分なんですから、それを迎撃すればイイのですが、完全にこれを叩くならば、発射出来なくスル、これが最大の攻撃なんです」

「ほーっ、ほほう。ほう」

土方は、こりゃ、ちょっとバカに出来んナという身の乗り出し方に姿勢を変えた。

「ことのついでにいわせて頂いていいのなら、永世中立を謳っているスイスの軍事力は実はワカッテいません」

「スイス」イスイダララッタ、スラスラスイスイホイ。

「オーソン・ウエルズの映画『第三の男』の中に、第二次大戦でスイスが発明したのは鳩時計だけだ、という名せりふがありますが、大間違いです。つい最近、といいましても数年前、スイスの民間防衛ガイドラインが記された書籍が評判になりましたが、私どもが読んだ限りでは、あの本は、現状に対応していません。おそらく観光客の誰かがスイスの古書店で買った本を、スイスの防衛要項だという触れ込みで印刷し直したのでしょう。まったく役に立たない古い本です。たしかにスイスは核保有国ではありませんが、核保有国に命じて、核攻撃を行える準備はしてある、というのが、私どものresearchによる共通見解です。スイスは世界一、二位を争う武器輸出国です。最新兵器はたいていスイスの発明と生産で、もちろん、米国にもイスラエルにも技術提供はしているはずです。ところが、その最新兵器の弱点を知っているのはスイスの軍事研究施設だけです。また、最新兵器として武器を輸出する場合は、常に次の新兵器の準備が整ってからです。これは未確認ですが、核戦争が勃発した場合、スイス国民の全てが三年間程度、生活出来るシェルターが準備されているという報告もあります。ほぼ事実でしょう。表向きの陸、空軍は世界で中くらいの規模ですが、ほんとうの最強軍事力を有しているのはスイスだろうというのが、私どもの結論です」

「デンマが、」

 人魚が、自分が無視されていることに気付いたらしい。眼を剥いてそういった。

2017年9月19日 (火)

ナマケモノ

「怠け者」のことではナイ。あの、森(密林、ジャングル)に生息する動物なんだけど、ありゃあ、ナンのためにいるのかがまずワカラナイ。一日20時間は寝ている。従って、あまり食わなくてイイ(一日およそ8グラムの木の葉っぱを喰う)。イイどころの話ではナイ。食わなくてそのまま餓死することも多い。一週間から十日に一度、排便をする。自分の住んでる木の根元まで降りていって、そこであたかも肥料でもヤルようにする。完全なる自給自足。ところで、食物連鎖の世界で生きているワケだから捕食される。抵抗しない。ただ、食われるだけ。それでも種が存続しているのは、殆ど動かないので目立たないからだ。

釈尊も達磨もここまでは悟れないナイだろう。

ニンゲンはどうだ。ナマケモノより酷いといえば酷い。国境なき医師団のresearchでは、5秒に一人、子供(5歳未満)が死んでいる。毎度、寄付するたんびに、自分の貧乏がイヤになる。せいぜいが五千円から1万円(老齢年金、月6万円の中からね)。いくら貧者の一灯とはいえ、これはもう、ペストに対する反抗(カミュ・『ペスト』のベルナール・リウー)にも及ばない。ほんとうに貧者なんだから仕方ないのだが。

現在(2017年)の飢餓人口は約8億人。この世界の9人に一人が、食えていない。かつて、マルクスが「全世界のプロレタリアート(無産階級)よ、団結せよ」と『共産党宣言』で雄叫びをあげたとき、誰だったか、ちょっと記憶にナイんだけど、「搾取とか、剰余価値とかいうけれど、要するに、飢えて死にたくないだけなんじゃナイかな」と、ボソっというた市井の民が在ったとさ。

「ウォール街を占拠せよ」と叫んでも、「働いて、競争して、勝ち残ったものが富を得るのだ」というのが、アメリカ資本主義の基本だから、本質的に、いいですか本質的にですよ、アメリカは、北朝鮮をとやかくいう資格なんざ基よりナイのだ。北朝鮮は、アメリカに対して、競争して勝ち残って、生き残るるつもりなんだから。

北朝鮮では、餓死するものも、貧困ももうすぐ根絶することになる。なぜなら、餓死するものは、みな餓死し、貧困者はみな餓死するだろうから、北朝鮮国家から餓死も貧困も消えるという寸法だ。

銭を出せっ、さもなくば、核攻撃するぞっ。そういう方法的生存ネ。

核は国家を救う、だ。

しかし待てよと、歌謡曲、演歌でもポップスでもなんでもいいんだけど、歌詞の中によく出てくるのが「愛」だよな。あの「愛」を「核」に置き換えても、そんなに違和感ナイんだよな。具体的に書くと、JASRACに叱られそうなんでヤメルけど。「夢」もそうだな。

~いっているいるお持ちなさいな いつでも核を いつでも核を~(古いところですけど)

で、ナマケモノだけど、一日20時間寝るのなら,起きてる4時間なんて大したことナイから、いっそ24時間寝たらどうか。つまり一生寝てんの。そうすりゃナンの苦労も不安も悩みもなくなるね。そういうひと、いるよ実際に、不治の病かなんかで、人工冬眠(冷凍保存)されちゃって、100年後くらいに起きるらしいけど、人類自体が100年もつかなあ。

えーと、次回は未来は明るいって話にします。

2017年9月18日 (月)

〔デン魔大戦編〕4

「私、宇宙軍事研究家の増岡久蔵と申します。祖父方がドイツ、祖母方がフランスで、増岡久蔵というのは、あくまで日本においての名前で、本名、つまり実名、世界に通る名前ですが、これがちょっと長い。おそらくは一度では記憶しもらえないでしょうから、いいませんけど、いっておいたほうがいいのならいいますが、ともかく、年齢のほうからいいますと、今年、還暦です。性別はごらんのとおり男性で、同性愛者ではありませんから、伴侶があるのかというと、独身で、べつにモテなかったワケではナイのですが、まあ、それはいいとして、元々は軍事評論家だったのですが、地球の軍事はもうたいていのことはワカッテしまいましたので、現在は、宇宙のほうの軍事研究をしております」

「説明が長いは、おっさん」ハルちゃんレイさん。

「ほぉう、地球の軍事のほうはたいていワカッタのか。それはどういうことだ」

 聞き覚えのある声は土方だ。いつの間にか、宇宙軍事評論家のおっさんの後ろに、背後霊みたいな顔で立っている。

simulationを、し尽くした、ということです」

「なるほど、では、たとえば、」

 と、土方は私たちと、おっさんのあいだに割り込んだ。土方にとって、今のところ人魚はどうでもイイらしい。

「いま、日本と中国が戦争をしたらどうなるっ」

 土方は自分の質問に対しては、やや自嘲的のようだ。口元が笑っている。

「引き分け。と、いうのは、軍政上の定義にはアリマセンから、簡単に説明いたしますと、」

「ほんとに簡単にしてね」ハルちゃんレイさん。

「現況において、日中の軍事力は五分五分だというのが、分析の結果です」

 まさか、圧倒的に軍事費のチガイがあるのに。

 と、私と同じことを土方も思ったのだろう。怪訝という字を顔に描いた。

「ここではアメリカ合衆国は論外として頂きたい。通常兵器でアメリカを上回る軍事力を持つ国家はありません。だからこそ、米国に対抗するために、どこもかしこも核を保有したがるのです。しかし、核はもうすぐ無効化されます。これは、これまでの核抑止力で、という意味ではありません。もうすぐ実戦配備が可能な超電磁砲は、マッハ7の速度で、火薬を用いずに連射が可能。射程は200㎞ですから、たいていのICBMは地対空のこの兵器で打ち落とせます」

 SFじゃ、

「アリマセン。開発中のレーザー兵器は、ドナルド・レーガンのスター・ウォーズ計画からの夢でしたが、すでに実験に成功しております。これは艦艇に装着され、レーザー照射で、敵の空母の機能、つまり艦船発進着陸機能を破壊します。また、セカンド・ストライクの原潜ミサイルも撃ち落とせます。したがって、アメリカ合衆国の軍事力は論外なのです。で、ご質問の日中もし闘わばですが、陸上自衛隊、海上自衛隊の軍事力は、通常兵器においての戦闘力では、中華人民共和国を上回っております。つまり、米国を論外にすれば、世界一ということになります。航空自衛隊も、実力は世界第三位です。日本は、アメリカ合衆国の援助を頼まなくとも、中国には勝てるのです。ただし、中国には戦術核がありますし、現行のまま、南シナ海から太平洋へと、海軍の増強が進めば、五分五分です。どちらが勝っても不思議はナイ。しかし、日米の軍事同盟がある限り、日本の軍事力は無敵といってよろしい」

 無敵、がオレを呼んでいる。

 それで、アメちゃんと仲良くしてんだな。とはいえ、

「何故、軍隊と認識していない国民の中にあって、自衛隊には、そんな軍事力があるんだ」

 と、質問した。

2017年9月16日 (土)

〔デン魔大戦編〕3

 

「何が来るって。何かが来るっていわなかったか」

「いいました」ハルちゃんレイさん。

「もう一度いってくれるとありがたいんだけどな」

「デンマ ガ キマス」もう一度いった。

「えらく素直というか、単純なヒト、いやヒトガタ形態の生物だな」

「デンマ ガ キマス」また、いった。

 私とハルちゃんレイさんは顔をみあわせて首を傾げた。

「デンマとかが来るっていったよな」

「いいました。そう聞こえました」ハルちゃん。

「いいました。そう聞こえました」レイさん。

「いいよ、二人一緒で。ところで、デンマというのは、何」

「殆どマッサージには使われることのナイ、電動マッサージ機具のことではナイでしょうか」ハルちゃんレイさん。

「いわゆるあの電マなのっ」

「まず、マッサージには使われることのナイ、電動マッサージ機具のことだと思います」ハルちゃんレイさん。

「そんなものが、何処から、何のために来るのか。それが来たからどうなるのか。それとこの生命体との関係や如何に」

「そもそも、デンマというのが何なのかワカリマセン」ハルちゃんレイさん。

「だから、マッサージには使わない電動マッサージ機具なんでしょ」

「では、ナイような気がします」ハルちゃんレイさん。

「デンマ ガ キマス」

 でも、来るっていってるから来るんだろう。

「ねえ、えーと、ワカンナイあなた。あなたは、何処から現れた、つまり、来たの」

 そう問うと、人魚(というふうに面倒だからこれからはそう記す)は虚空をみつめながら、いや、空をみてキョロキョロとし始めた。

「何か、お探しですか」

「虚空ッテ、ドノ辺 カシラァァ、マエッ カシラァァ ミギッ」

 さあ、知らんなあ。

「マア、イイか。ワタシ ハ 銀河連邦連合軍第二防衛軍団第15師団所属の特殊攻撃隊のモノです」

 次第にコトバが流暢になってきた。流暢にはなってきたが、いっていることは、やはりワカラナイ。なんとなくSFふうなんだけど、そういうふうにすると、その方面に詳しい(つまりオタクとも呼ばれることもある)連中に失笑されるから、ヤ、なんだけど。

と、こういう情況、場面、になると忽然突然に姿を現すのに決まっている御仁がやはり姿をあらわした。

2017年9月14日 (木)

〔デン魔大戦編〕2

かくして、私は一句、一首、詠んでみるのだった。

 

 ふりかえると薔薇がみえる 失いしものばかり

目覚めれば、ここは何処だの朝のいっとき

「日暮れ道」という道 探してみたがみつからず

明日は明日の今日と同じ風が吹く街

あした食うレシピをメモに書くときに あした逢いたいひとの名も書く

生きて在るもの、逝ったもの、この紙一重の重力の流れ

 

 なんだか、夢の中にいるのに路頭に迷っている。路頭さへも焼失してしまったのだが。

とはいえ、まず、目の前に倒れている人魚をなんとかしよう。いつの間にか人魚が横たわっている。こんなことにはもう驚かなくなっている。夢だからな、と、自分にいうのもやめた。

「比目魚よりも、艶っぽくていいや」

ハルちゃん・レイさん「人魚に似てますね」

人魚だからだろ。人魚じゃナイのか。んっ、なるほど、乳首がナイ。というか、薄いスーツをまとっている。ナニよ、コレ。ともかくは、性別女性のようだけど。気絶しているのか、死んでいるのか。

「生きています」と、ハルちゃんレイさん。瞳孔と脈を診たようだ。

「水棲生命体じゃナイのか」

「鰓はありませんね」ハルちゃんレイさん。

 つまり、人魚じゃナイようだ。じゃあ、何だ。人魚みたいな、何だ。

「生きているのなら、この状態からして、死にそうだということなんだろうけど、どうすればイイかな。オレは人命救助とやらは、現実世界では二度ほど経験があるが」

 やってみるか。性別女性だし、美人だし、mouse and mouseの息の吹き込みが出来るという役得付きだ。

「ハルちゃん、レイさんは心臓マッサージ、私は息を吹き込む」

 と、missionして。やってみたら、

 数分後。人魚みたいな性別女性は眼を開けた。

「デンマ ガ キマス」

 と、息も絶え絶えではなく、発したコトバは、きっぱり、はっきり、機械音声の如くだ。

2017年9月13日 (水)

いっそ

 

漢字で書くと「一層」、意味は副詞でいう場合は「一段upして」なんだけど、アメリカはdilemmaに苦しんでナイで、いっそ、北朝鮮と「軍事同盟」を結ぶってのはどうだ。で、北は韓国と「和平条約」「終戦・講和」を締結。つまり「核開発も弾道ミサイルもOK。金王朝の存続も保証しましょう。食料、燃料資源もアメリカから支給いたしましょう。ただし、こちらの味方になってくれれば、ということで、どないでしょう」なんだけど、そうすると、韓国の軍事費も激減出来るし、軍事訓練費用もなくなる。いっきに、南北の往来は自由になり、だって同じ同盟国なんだから、日本もジタバタ(してるのは、政府スジだけだけど)しなくてすむ。またまた田母神の親方なんかが、「日本がその気になれば、一年で核保有出来る。費用は1,5兆円」てなこといってて、京大のエライ教授なんかも「日本核武装論」なんてのを某新幹線グリーン席雑誌にお書きになっていたし、どうもアメリカの某研究所でも、そないなことを提案しているらしいが、ゴーマンじゃナイけど、ロジャー・コーマンかましていうならば、「そんなことはする必要がナイし、してはいけない」。

すでに研究、開発されて、実戦装備されている兵器を、いまさらプルトニウム濃縮の段階からやらんでもエエ。現状、アメリカとは軍事同盟国なんだから、日本はすでに核保有しているといっても別段、マチガイではナイ。事実そうなんだということは、誰だって自明の粋でワカッテますよ。

そうなると、ロシアのプーチン大統領は「笑えない悪いjokeだ」とかいって、知らん顔するだろうし(あのね、ロシアはたしかに軍事力もありますが、核抜きだと、日本の自衛隊より格下なんです。それより、ロシア国民の食料問題のほうがほんとは深刻なの)、中国は烈火の如く怒るだろうけど、キム・ジョンオン(ジョンウォンじゃないのかと指摘もあったが、じゃあ、ライオンは、北朝鮮ではライウォンというのか)にしてみても、護衛につけているのは、KGB(カーゲーペー)なんだから、あんまり、中国なんか信用してナイね。邪魔になったら、始末されちゃうもんな。そんなことくらいご理解なさってらっしゃる。ジョンナンひとり、守れないんだから。あれ(暗殺計画ですけどね)、情報は中国はすっかり事前に知ってたはずですよ。で、ジョンナンは要らんワということで、ポイ。そういうのをジョンオンくんは、充分に了解なさってる。暗殺可能だから、ヤッちゃったんだから。

で、アメリカとしては、北と軍事同盟結んで、これを懐柔し、ゆっくりと反金の人材を育てていく。これ、「anti gold plan(反金作戦)」といいます。北国民は、当初は、将軍様バンザイなんていってるだろうけど、そうか、アメリカと同盟するだけで、こんな美味しい生活が出来るのかって、次第にアメリカ色になっていき、属国になっていきます。あれっ、これ、どこかの国に似てるナ。そうなると、将軍様漫才になる。こういうのを「太陽と北風」にちなんだ「太陽戦略」ではなく、ほんとうの「北風戦略」というのだ。北の風を変えるワケね。

はい、笑うひとは笑ってケッコー。しかし、田母神の親方の核軍略と、さほどの差はナイとおもうけどなあ。

2017年9月12日 (火)

夢幻の函Phantom share~シーズンⅡ~ 

〔デン魔大戦編〕

さてと、全国150人弱の読者のために、シーズンがどんなふうになるかを予め説明しておく。大サービスというワケだ。

 ここからは主に〔デン魔〕との闘いが描かれることになる。〔幻魔大戦〕ではなく、つまりい、〔デン魔大戦〕となる。

 なぜ、こういう予告をしたかというと、あまりにバカバカしい、フザケているという賢明な判断をされたる読者においては、もはや読む義務はナイということだ。もちろんのことだが、私も書く義務などなく書いているのだから、これはフィフティフィ不定ということになる。Fifty ではなくフィ不定だ。

 知的生命体(とりあえず、そう称しておくが、ほんとに知的かどうかはワカランから)が、この宇宙に生ずる確率は、ある計算(いろいろあるんだけど)によると10の四十乗分の一だそうで、これは確率論の対象とはならない数値なのだそうだ。しかし、こういうことにそれは謎だな、と首をひねっていても仕方ないというか、もっと不思議なのは、そういうふうに、おそろしく偶然に出来上がった「この世」がなんで、〈穢土〉でなければならないのか、ということのほうが不思議なのだ。せっかくの微々たる確率から生じたのだから、もちっとマシな世界であってもイイじゃないかと、そう思うほうが順当、アタリマエの感覚ではナイか。

 ところが「この世」だ。

 なんなのだ、いったい。

 完璧に焦土となった函館の市街(死骸だな)を歩いて、辿り着いた海。その海を観ながら、かくなる深き洞察に思いを巡らしている私であった。それと、孕み女二人であった。冗談じゃねえな、夢の中なのに、ほんとうにもう少しマシにならんのかなあ。

 ため息一つ。

「モスラが来ます」、ハルちゃんとレイさんが私を慰めた。

 あのね、二人一緒に喋るからといって、べつにザ・ピーナッツの小美人やんなくてイイじゃないか。そういうことされると、よけいに涙があふれる。あの双子の姉妹は、二人とも、もう「この世」にはいない。それだけで、なんでやねん、と、目頭が熱くなるんだよ、私のような世代は。

 きっとあえるね きっと きみに きみたちに

 私は天国とか極楽浄土とかはまったくその存在を信用していないのだが、先に逝ったものたちとは、もう一度、何処かで逢える気がしてならないのだ。

総長賭博

 

去年の二十一期を最後に塾を退任したので、今期からは『想流劇塾』と塾も刷新され、私は名誉塾長として、年に一度、劇塾、劇塾マスターコースを揃えてのlectureいたしますことになりたましたでありますが(機械翻訳してみた)、それが、昨日の夜。なんとまあ、三十人近くの雁首が揃って、御前会議か、総長賭博。会議室、練習室ぶち抜きの円卓で、一応マイクの準備もしてもらったが、必要なかった。

で、けっきょく二時間半近く(休憩一回)喋りましたねえ。何を喋ったのかは殆ど記憶にナイのだが、それには理由があって、私の場合、あるナニナニを話し始めると、当初は着地点は設けてあるのだが、どういうわけか(どういうワケもなにも、錯乱だな)ハナシが横道に逸れだすと、さらにそのハナシが横道に逸れ、ついに着地点など忘却して、そうなるともう不確定性関係というもので、収拾をつける気など遠に失せ、ノアの洪水に塾生たちを巻き込んで終了。

で、アトの飲み会はいつものごとく断って、ホテルで地元ラジオ聞きながら飲んで、たぶん12時前には就寝したとおもうのだが、起きたのが9時。それでも起きられない。早朝頻脈こそ出なかったが、けっこうな血圧で、つまり脳がコーフンしてんだけど、カラダは、低体温で起きられない。

とはいえ、とは家に帰り着くと、ほっと一息なんざなく、心臓が停止したので、慌てて五黄を服用しているあいだに、また動き出したので、うーん、かなり負担をかけたんだなあと、反省などしなくて、まあ、30秒以内に動き出したんだから、エエわと、最近ちょっと胸が苦しくなることが多いので、次の定期検診のときは心電図をしさしぶりに(江戸っ子タイプの翻訳)とってもらうかと、思いつつ、12時前にやっと体温が36度。メンタルがキツイと、いまだにセロトニン症候群の後遺症が出るんだなあと、認識、認識。

生命危機になると、性欲(生殖欲なんだなあ)が、おそろしく昂ぶって、なんとまあニンゲンは動物なんだろうと、認識、認識。高ぶってもまったく勃起しないというのは、これも動物なんだから、そうなんだろう。勃起、射精した気持ちだけになってしまうというのは、神戸淡路島震災のときに、アダルト・ビデオの男優被災者の避難所に、女優連れていって、撮られた貴重なアダルト作品があるので、(男優はスッキリしましたといって喜んでんだけど、ゴム製品の中は空なのよ)人間は動物だからなんだなあと、何の根拠もナイのに納得。

いやあ、疲れたワ。

2017年9月 8日 (金)

DVD感想『車夫遊侠伝 喧嘩辰』

 

久方ぶりにtrumpetの練習、しようとナビロフトへの道中。地下鉄のコンコースからエスカレーター、ホームへの途中、ちょうど私の後ろを老婦人二人。私も老人の範疇なんだけどもね。

「怖いでよ。なんにもいわんで、黙ってるほうがええだで」

「恐いナア」

「キレるとかいうんか、ナニされるかワカランでな」

「放っておくのがエエわ」

「幾つになりなさったん」

「上が高二、下が中ニ。恐いときだで」

お孫さんの話をされているのだが、なるほど、いまの世間、世情の祖母と孫というのは、身近なところでも、こんなもんか。

「上はな、チンチンに毛が生えとるんやけど、下はまだやで」

「中ニやと、まだ毛がナイのは、気にしてやるやろな」

私の記憶では、私に陰毛が生じ始めたのは、中一の頃。

「はずみで、殺されてみや、怖いで」

「恐いなあ」

〈恐い〉は客観的な恐怖に用い、〈怖い〉は主観的な恐怖に使う。で、書き分けたが、そういうことではなくてえ、老いたるご婦人が自分の孫のことをこういう日常会話の中に、こういうふうに語り合っているのが、コワイ。

時代かなあ。時代が悪い。国家と国家がゴロメンツしているのだから、倫理も道徳もへったくれもナイんだなあ。孫が祖母(祖父)を殺す。めずらしくなくなった。それはイイとして、いやヨクナイのだが、それが世間話になるということが、世も末、穢土。

 

『車夫遊侠伝 喧嘩辰』(1962、東映、加藤泰監督・脚本(鈴木則文と共同脚本)、原作・紙屋五平、主演・内田良平、桜町浩子)は、加藤泰ファンのみならず、垂涎の掘り出し物、傑作、名作。シナリオは、なんつうか、ここで思いついて書きましたという部分がナイとはいえないが、加藤泰監督の、あの独特のcamera angle には、やっぱり引っ張り込まれる。ともかくも、何がイイといって、内田良平もさることながら、桜町浩子さん(現80歳)がメチャクチャええのだ。このひとお姫さましかやんないのかとおもったら、こういう任侠映画に芸者役で、かつ、辰巳芸者で、その気っ風の良さと美しさ。この映画は、その後、70年代、80年代にブームとなったいわゆる東映任侠路線のcategoryを全て含んでいるところが、また驚き。なんといっても、私、劇作家ですからさまざまな「せりふ」の良さに感嘆。感じて嘆く。三回泣いたワ。クウーッ嗚咽。

こんな男は在るワケナイ。こんな女は在るワケナイ。こんな時代が在ったのかい。在ったんでしょうねえ。映画はillusionではありますが、story展開のこの速度。いまではベタかも知れないが、物語世界の心地良さ。桜町浩子さんも内田良平も抱きしめたいネ。

どんどんどんどん厭世し、花や樹木と語りながらの毎日。Fictionのなかに生きている、セッキョクテキトウヒ、の、きょうこのごろ、世界の終わりが迫っていても、あたしゃ、映画を観てるねえ。ヒト科の中ではチンパンジーより劣るホモ・サピエンス、猫に人生観を教わり、チンパンジーからは演劇を教わる。映画からは死生観かなあ。

ラストシーン、お決まりの一騎討ち、

「おっと、柔術じゃあんたが勝つに決まってる。しかし、ドスじゃ、わからねえ」

と、辰がいって、構えるのは、観るものがみればワカル、相討ちの構えだ。

勝てないのなら、必殺の相討ちだ。

掘り出し物のある限り、草食っても生きよう。

 

2017年9月 7日 (木)

核には核を、は北だけでイイ

ちょっと、うたをイッパツ。

ηコンビニ・レジの女のこ 三年前から知っている

三年前は うぶ だった 頬っぺがちょっと赤かった

いまじゃ すっかり おとなになって

美人化粧も よく似合う

 

・・・さて、このアトの歌詞ですけど

ηきれいな きみも ステキだよ

・・・といくと、本筋で、よろしいんですが、私としましては、

ηだれに トンネル 掘られたの

・・・と、猥歌、春歌にしたいですナ。

 

ひさしぶりのブログにつまんねえこと書くなとお叱りの方も、読者150人の中にはいらっしゃるでしょうけど、つまんねえこと、もう一つ。

かつて別れた女性ですが、このひとウソのかたまりみたいなひとでしたが、こと、性的な発言になると説得力はあったんです。たとえば、

「女はね、誰だってパンツを脱がして欲しいの。パンツを脱がして欲しくない女なんてこの世に、いないわ」

このせりふ、いつか、純愛ドラマで使いたいと、メモしてあります。

 

で、戦略的にも優位に立っている北朝鮮。そうなんですよ、優位に立っているんですよ。軍事力としては、アメリカに遠く及びません。しかし、軍事力で劣る蜀が、「赤壁の戦い」で勝利したことは、歴史の事実。さすが諸葛孔明。北朝鮮は通常兵器ではとても相手にならないので、いきなり、「核」です。そうして、そのbackにあるのが、世界第二位(一位は中国、アメリカは四位)のサイバー兵力。これね、サイバー戦になったら、北は勝てるってことです。さらに特殊部隊はアメリカに次いで二位です。想定10万人とされています。これらは、主に韓国、日本に向けての戦闘力ですが、これは、日本の特殊部隊だってあなどれません。軍事機密になっていますが、かなりの戦闘能力は有しています。韓国はその名も知れた「白骨部隊(通称)」との激突になるでしょう。北は、そんなことはやりたくない。

ともかくなんといっても、「核」。このあいだの核実験で、ヒロシマ・クラスの10倍の破壊力を実証してみせました。

「非核三原則」なんていってますが、核装備の準備をしてはいけないとは、規約にナイ。だいたいにして「原子力を平和利用」に用いるという文言自体が、どうにでもとれます。おそらくすぐにでも開発にかれば、1年以内には核兵器を所有する科学力を日本は保持しています。遠くを攻撃する必要がナイので、トマホーク(くらいは提供してくれるでしょう、アメリカも)に取り付ければ、戦術核の出来上がりです。つまり、飛ばす本体を製造しなくていいので予算も安くつく。

北朝鮮が、こないだ、「火星12」を日本上空横断させるとき、陸上ではなく、わざわざ、海峡の上を選んで飛ばしたのは、さすがの配慮。ジョンオンくん、頭いいです。とりあえず、日本に対しての攻撃意志はナイよというappealです。

現状、羽と陸(パトリック)タイプでは、北からのICBMを迎撃することが不可能なのは、自衛隊の門番のおじさんでも知ってます。で、最近、イージス艦からの一次攻撃にlaserが用いられることになりつつあり、自衛隊はすでに予算計上しています。これは、レーガン時代のスター・ウォーズ計画の流れで、「LaWS」と称されているもので、プロトタイプは完成、ペルシャ湾での実験も成功しています。おそらくこの改良タイプを用いるのでしょう。

北朝鮮としては、韓国や日本との戦闘は極力避けたい。何故なら、その目的、標的はアメリカなんですから、その属国との戦闘はあまり意味のあることではナイ。たとえば、みせしめにせよ、日本か韓国に核を用いれば、これはもう全世界(といっても、ロシア、中国が中心ですけど)を敵にまわすことになる。日本はその気になれば、通常兵器だけで、北朝鮮には充分勝てますから、アメリカ(トランプさんがですけど)が、トンズラこいて、「日本は日本でやれ」とツイッターしたら、一挙に憲法改定を待たずして、専守防衛でも、闘うでしょう。けれども、ジョンオンくんは、それは避けたい。だって、負けるから。とかく核でしか勝てないところとやんないと意味ナイから。

だからこそ、「日本は核軍備してはイケナイ」んです。相手に口実を与えてはいけない。現在の自衛隊でも、軍事力では総合的にアメリカについで、世界第二位です。

核抜きの「ステゴロ」でやっちゃろかっ、それくらいのことはいうてエエとおもいます。

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