2017
2017
2017が始まった。予告どおり、ブログ小説からはじめたが、昨年の年末には書き終わる予定が、custom client からの急な注文と、生涯二度目のinfluenzaのために、およそ30%を残して中断している。従って、連載が10回くらいで一時中断になる可能性(可能性というコトバを使うのはマチガッテいるのだが、慣用されているのでそう書く)があることをお断りしておく。
出版不況とはいうけれど、私には、これは出版社の努力不足だと思われる。だいたい若い編集者自身が、かって多くのひとに読まれた多くの傑作、秀作、佳作を読んでいないんじゃないの。たとえば、近隣で蔵書が8万冊と謳っている書店を覗いても、文庫の棚にそのての本は並んでいない。消えた作家をテキトウに数名は挙げられる。柴田錬三郎、五味康拓、北杜夫、都筑道夫、山田風太郎・・・et cetera。エンタメ系列が殆どだが、純文学となると、文庫版の全集(とはいえ、一冊本なんだけど)にあるばかり。並んでいるのは、いま映画化されたりしての売れ筋(と、書店員が思い込んでいる)ものばかりで、マンガ(comic)となると、これも、どこも同じ。マンガはコンビニで、いずれゾッキ本どうように安売りされるので、急いで読まねばならないもの以外なら、それを気長に待っていたほうがイイ。最近は、コンビニにしか置かない雑誌も多々あるので、それらは単行本になるのを待ってアマゾンで買うことにしている。
新聞、テレビ、週刊マンガ雑誌、さて、これらの命脈が尽きるのは、それほどの時間を要しないだろう。
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