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2016年12月 1日 (木)

百姓日記⑬

 

脳の損壊とプランク定数

 

セロトニン症候群とその離脱症状との具合は、十月半ばに服用ゼロとし、その後、いわゆる離脱症状が半年ばかり続くので、そいつとの闘病みたいになってきたが、最近(ここんとこ)これはそうだな、30年の向精神薬(現在も三種類ケイゾク)で、脳のレセプターあたりからの損壊ではナイかなと思うようになった。つまり、思考、あるいは精神がコンピュータでいうところのフラグメンテーションを起こしているのではナイかと、そういうことだ。

PCは脳を模したmachine、つまりは道具なので、身体や思考の状態、作用をこれに置き換えて説明したり考えたりすると、逆にワカリヤスイことがある。(注意を喚起しておくがPCはあくまで機械、道具です)

PCなら毎日やってるようにデフラグしてやれば、状態(運動量)は向上するのでそれてOKなのだが、こと、脳になると、もう少し複雑だと思われる。とはいえ、なんとなく(その気配としては)フラグメンテーションなので、つまり、いま少しワカリヤスク書き直すと、ほんらいなら、

AAAABBBBCCCCDDDD

あるいはこれが順序数であれば、

ABCDABCDABCDABCD

であるところを、

ABDCCBADADCBCCAB

というふうに〈飛びとび〉(たぶん3040パーセントの断片化)になっているということなので、じゃあ、デフラグかければということになるのだが、脳は機械ではナイので、損壊したところにデフラグしようと試みても、出来るワケがナイ。

ゆんべ、avecビーズの稽古に参加したんだけど、フラグメントがキツクて、思考が断片化さているなあと(そういうことはチャンと認識するんですね、脳の別の部分が)、ベントマンで買った弁当を食いながら、この幕の内は、原価100円くらいなんじゃないかなあ、なんて思いつつ、ほかほか弁当が出店されたときなどは、もう少し何だかワカラナイけど、衝撃的だったんだけど、てなことをも思いつつ、演出者のKが来たので、どういワケか、老化について歌手の場合は、声は衰えないとはいうものの、それは、ちゃんと声楽を学んだひとたち、いわゆる『懐かしのメロディ』に登場する八十代の歌手のことで、映画俳優の傍ら、あるいは女優活動のついでに歌っていたその後のひとたちは、やっぱり音が♭したりするのは、本人が気付いてナイとするなら声帯の老化ではなく、聴覚の老化だろうなあてな話をして、最近、私も歌うと高音部が10年前に比して不安定で、かつて出た音が出ないのはそのためだなとか、思いつつ、前マエの嫁さんだったTが次に来たので、初めて真っ直ぐにちゃんと顔を観て丁寧に「おはようございます」と挨拶している自分の脳がオカシクて、しかし悪いことじゃナイからまあイイかと思った瞬間、ちょっと待てよ、このフラグメンテーションを負に捉えるのではなく、プランク定数にみられる量子エネルギーの飛躍として認識してしまえば、つまり、日常言語の運動量にプランク定数を乗算していると解釈すれば、それはそれで、主観的に自他を観測出来るのではないだろうかと、そういうことにまさに飛躍的に気付いて、うん、そうすることにしようと、決めたのでありました。

だって、身体的苦痛は自分だけが耐えればイイことなんだけど、思考のフラグメンテーションは、他人に迷惑かかるからなあ。

そんで、私にしてはめずらしく、出過ぎたマネかなとは思いつつ、演技指導なんてやってんだから、まあ、しばらくは、こんな具合で堪忍してよ。

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