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2016年1月13日 (水)

♡~ 9

/ηやるきないのよ 口には出ねど 腹におさめた 一途な夢も 消えてしまえば くじけてしまう どうせ この世は どんぶらどっこ/
むか~しのいわゆる「根性演歌」のparodyだが、自暴自棄になっているのではナイ。
ずいぶん前から寝覚めに恐怖心をおぼえるようになった。この理由がまったくワカラズ、首を捻っていたのだが、捻りすぎて首の筋をちがえてしまった。そうしたら、やっとワカッタ気になった。これは、私の個人的な情況ではナイということだけだが。
文明は必ず滅びるが、その前に文化の衰退が始まるのは、歴史的な宿命の道筋のようだ。私はそのことに「危機感」を潜在的に持っていたらしい。(と、まあ、暫定結論)
「やる気になればやれる」てなことをいうと、「何をヤルの」という答が返ってくるようになって久しい。「地道に、コツコツってのはタイセツなんだぜ」というと、「だからナニをこつこつヤルのよ」といわれる。
つまり「なにをやればイイのかという問いは、消滅した」のが現在なのだ。これは「何をやってもしょうがナイ」という〈頽廃〉を意味しているのではナイ。そもそも「ナニかをヤル」という営為それ自体が、何もナイのだ。つまり「なんにもヤラナクテも、充分に、あるいは、それなりに面白おかしく生きて行けるのに、無理しなくていいじゃん」、というワケだ。「無理して疲れて、うつ病になんかになったらヤだしね」なのよ。
ひょい飛びするが、私たちは、医療というものが〈科学〉だと信じ込まされていた。血液検査をすれば80%、そのひとの異常値から、疾病が判明するといわれてきた。しかし、その異常値のエビデンス(科学的根拠)となるデータに信憑性があまり期待出来ないということや、データそのものが存在しないということも明るみになってきて、書店では、医師が(自己批判ではナシにだ)医学はアヤシイなんてのを書いた本が平積みされている状況だ。この数年を俯瞰してみても、たとえば「血液サラサラ」なんてことがイイことだと私たちは刷り込まれたが、それは俗説らしいことも取り沙汰されている。コレステロールはアカンは、もう、ほんとに医療の上で重要視されていない。「かくれ肥満」「中性脂肪はキケン」「生活習慣病」など、これらは、科学的にどれ一つとして立証(実験的データがあるというワケではナイ)されているものではナイ。おっとろちいのは、同様に科学的根拠も立証もナイまま、煙草はカラダに悪い、ということが行き渡り、喫煙不可という場所が平然と嫌煙権の名のもとに町々のそこいら中に設けられていることだ。「煙草の吸い過ぎはカラダに悪い」のはアタリマエのことで、食い過ぎも、飲み過ぎも、セックスのやり過ぎも、ダイエットし過ぎも、走り過ぎ、歩き過ぎ、健康を追い求め過ぎも、要するに「過ぎたることは」カラダに悪いのだ。アタリマエのことじゃないか。
血圧の数値が製薬会社と医師との経済的都合で決められていることなどは、もう常識になっている。「薬漬け」という用語はもう死語になってるくらいだ。だって、これ以上は薬代はとれないという定額医療になったのだから。医、薬分業(処方箋薬局が出来たのはこのためなんだけど)になったからといって、要するに医師さえ〈まとも〉なら、そんなことは必要ナイことなんだ。
私は医療批判をしているのではナイ。一例として、生存に最も信頼されなくてはならないものとしての医療というものがアヤシイとなると、私たちは頼るべき支柱の一つを失うということになる。
芥川龍之介の自殺について、プライベートな遺書が公表されていないので、通説のほうの「漠然とした不安」を信ずるとして、この「漠然」も「不安」も、いま私たちを鬱陶しがらせている要因にはチガイナイ。要するに「釈然としない」「ハッキリとしない」のだ。Islamic Stateを、私たちは一括りにテロ集団として〈悪〉にカテゴライズしているが、彼らのいいぶんは「ハッキリしている」。方法論も簡単なものだ。それに比すると、私たちは全面的に信服をおいているワケではナイ、むしろ、危なっかしいとさへ感じている現政権に従うほか、すべがナイ。ココロの中の漠然や不安は蓋さへしておけば大丈夫、というより、そのほうがイイみたいだから、という根拠のナイ安全装置を信じている、のではなく、疑うのを避けている。
さて、こんなふうにいうと、たぶん、私は現代医療に携わる医師からこういわれる。「強迫神経症なんじゃないですかね。しかも妄想性の。あなた、何かをやらねばとしきりにリキんでらっしゃるんです。けど、何をやったらイイのかワカラナイのは自分自身だということをよくおワカリだ。それを社会的に拡張されて、文明の消失だか存亡だかに対して、恐怖感をお持ちなんですよ。えーと今年で六十四歳になられるんですか。じゃあ、もうイイんじゃナイですか。この先、あなたに出来ることなんかそんなには、ありゃしませんよ、おそらくね」

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