♡~13
本日から、4日ばかり旅。
朝っぱらから洗濯して、自動乾燥機を300円。冬は乾かないこともナイが、取り入れたときの冷たさがイヤで、寒い日は近所の無人洗濯ブースを活用している。10分100円で、たいてい30分で乾く。
こういうところを活用するのは他に理由がある。まず、つくづく日本というのがまだ安全で治安はいいことがワカル。もちろん、監視カメラはあるにはあるが、他人の洗濯物を盗むほど落ちぶれてはいないようだ。
こういう無人店舗は人件費がかからないので、けっこうな収入になるそうで、喫茶店なんかやるなら、洗濯ブースにしたほうが利益はいいらしい。けども、如何にも都市的で冷たい感じがする、というのは偏見を含む。こういうところを活用するひとというは、たいていが「ワケアリ」なのだ。私くらいの程度にだけど。ここも一種のAsyl(避難所)ナノかもしれない。
今朝はとりこみのさいちゅうに、これから乾燥の御仁に声をかけられた。(というよりかけられて、気がついたんだけど)。
「寒いね」
「寒いですねえ。でも、これは平均並だっていってましたから、冬なんですよね」
「そうだねえ、もう一月だからね。雪は降るかな」
「雪、降ってほしいですね。冬なんですから」
初老の男性と、もうすぐ高齢者と称される私の会話。
洗濯物は乾いていたが、帰り道、目頭が濡れた。あんな会話を久しぶりにすることに、なにやら、琴線に触れることあるらしく、胸あつくなったからだ。
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