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2016年1月11日 (月)

♡~6

策略で毒に倒れた片岡狂四郎をたすけた宿場女郎がいう。
「お武家さんもあまり幸せじゃなさそうですね」
「幸せとは、何だ」
「幸せってのは、親子が仲良く、借金が無く、その日のおまんまが食べられる、そんなことです」
宿場女郎の役は、永島映子さん(今年、還暦です)。この女優さんも好き。好きなのばっかりで、すんませんけど。この女優さんとは、「にっかつロマン・ポルノ」からのお付き合い。(別にほんとに交際してたワケじゃございませんが、それ以来のファン。このひとの濡れ場は思わず息をのみました)。その後、彼女はロマンポを卒業、それからも数々の映画賞を受賞。
それはそれとして、このせりふはおそらく原作にも出てきたはず。
えらく簡単、質素、遠慮した幸せだと思われるでしょうが、メーテルリンクの『青い鳥』のテーマだった「幸せ」もこの如し。
考えてもごらんなさいやし、〈親子が仲良く、借金が無く、その日のおまんまが食べられる〉てな生活をおくっている家族、人間、種族に民族、国民が、この世界にいったいどれだけいるでしょうか。少なくとも、私がいま住んでいるマンションにはいません。以前、独り暮らしをしていたアパートにもいませんでした。下手こくと、私、六十有余年、そんなの観たことねえな。
革命なんてのは、目的は何にも難しくナイ。〈親子が仲良く、借金が無く、その日のおまんまが食べられる〉社会を創る、それだけです。
私の幸せ、〈日あたりのいい畳の上で、猫のように昼寝すること〉。そういう日々があったなあ。あれで、使い切っちゃったんだなあ。

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