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2015年11月11日 (水)

Words of the nincompoop ⑫

○うつ病(双極性障害)への対症。もちろん、私の場合だから参考になるかどうかはワカラナイ。何しろ、固有性が強い疾病だから。
○まず、「うつ病それ自体で死ぬことはナイ」。これは呪文のようにでも唱えたほうがイイ。
○次に「症状のあるときに考えたことの、悪い考えは100%誤謬だ」。これは生還すればワカル。
○「とにかく、消耗が激しいので、食えるもの、食いたいものがあって、食えそうなら、何でも食う」。私はともかくなんでもお茶漬け、湯漬けで食います。食いやすいから。
○「肉が食えそうなら肉を、牛乳が飲めそうなら牛乳を」牛乳のコップ一杯は、栄養点滴500㏄に相当する。肉は赤身を食いやすい調理で。体力勝負ってこともあるんだから。
○誰になんといわれようとも、休みたい格好になればイイ。丸まっても、腹這いでも、みかけはどうでもイイ。
○寝る、横になるほうが苦しいことが多いのも、この疾病の特徴だから、最も楽なことをしていたほうがイイ。私なんか、書き仕事スルこともあります。熱中してると、しんどさを忘れられるから。しかし、まあ、もって30分だなあ。
○「外に出るナっ」。魔が差すことがある。ふいに、自動車の前に飛び出したくなる。高いところに昇るな。「飛び下りたら終わる」、この誘惑は怖い。たとえ、二階でもだ。西洋では「うつ病になったら、二階の窓を開けてはいけない」という箴言もある。
○泣けそうなら、泣いたほうがイイ。叫びたかったら叫んだほうがイイ。とにかく、カラダは何かを外に出したがっている。
○のたうち回ればイイ。床を蹴り、壁を叩いて。ただし、家人にはひとこといっておいたほうがイイ。怖がられる。
○私の知人は、障子を破壊するといってました。
○とかく医師はクスリを勧める。しかし、そのクスリについては医師とケンカしてでも、徹底的に服用については納得出来るまで説明させること。(たいてい、これで、医師のほうから診察拒否、出入り禁止になるという例は数多あるが、それは、医師がバカなだけなのだ)
○ぬるい湯に長く入浴するという説もあるが、私は少々熱めの湯で短時間(10~15分程度)の半身浴を勧める。汗が出てきたら、そこでup。長湯は禁物。とにかく何か出したがってるんだから。(水を飲んでからのほうがイイ)
○水分はとったほうがイイ。小便の回数を増やせる。少し楽になる。
○「路頭に迷っている」感じがあれば、すぐに、知人に連絡して、くだらん話をすること。追い詰められると、そんな感じになる。しかし、少しバカ話につきあってもらうと、多少は気が晴れる。
○希死念慮は、経験さへつめば、切り抜けられる。死にたいと思うだけなんだから。実際に死ぬことはナイと、いい聞かせる。
○自殺念慮は100%誤った考えなのだが、抗うのは、難しい。これも、すぐに誰かに連絡して、助けてもらったほうがイイ。電話だけでもイイ。ひとりでは、どうしようもナイんだから。私は、一度、近隣の神社に自殺しに出かけた。しかし、電話しましたよ。一緒に仕事した者に「オレ、死んでもイイかな」って。相手はキツク制止しないでくれたのが良かった。「また一緒に仕事したいよ」といってくれて、泣いたネ。
○「孤独」だとか、「ココロが傷ついた」とか、他人のそういうコトバが戯言に聞こえるようになってくれば、ずいぶん、強くなった証拠だと思いなさい。うつ病に耐えている自分を威張りなさい。褒めなさい。そのうち死んでやるが、いまはヤメておこう、と思いなさい。                                
○何も出来なくなったときは、何もしなくてイイ。ボンヤリしてればイイ。何も考えられないはずだから、何も考えなくてイイ。「生ゴミになっちゃった」と思っていれば、それでイイ。
○治ることはナイけど、また、楽になるときが来る。ひたすら、そう信じること。楽にならなきゃ、このまま死ぬのは損なだけ。そう思うこと。
○「何で私が、こんな目に」と、思うな。現在、日本においてうつ病患者は120万人、世界においては、1500万人といわれている。

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