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2015年11月 9日 (月)

Words of the nincompoop ⑩

○『妻への家路』(チャン・イーモウ監督・コン・リー主演、2015、中国)は、日本の文芸童話を彷彿とさせる。あるいはある「寓話」「笑話」のように観ることが出来る。ある意味で、おそろしく淡々としたこの映画は、映像やストーリを観客にみせる作品ではナイ。ただ、純粋に俳優の〈演技〉というものをみせる。映画、演劇において、ほんとうに観るべき、みせるべきは、それなのだという監督の辿り着いた信念が胸に迫る。
ところで私が他に重要だと観たのは、本編ではなく特典映像の中の、チャン・イーモウ監督のインタビューにおける、次のコトバだ。
「文化大革命など知らなくてイイ。そんなものは、どんな国でも歴史の中で、一度や二度は必ずあるものだからだ」
 矮小化をおそれずにいえば、こんなふうにも用いることが可能だ。
「従軍慰安婦など、政治のカードにすべきではナイ。そんな存在は、どんな国でも歴史の中に、必ず存在する事柄でしかナイ」

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