Words of the nincompoop ⑤
○平成25年の統計における、60歳以上の自殺者は1万1千人。(ちなみに年間交通事故死者数4400人)。ただし、毎年自殺者総数が3万人辺りというのは、えらく整ってんじゃねえのと思われるあなた。これには、ちょいと仕掛けがある。(仕掛けというのも何だから、ワケでもイイ)。「変死者」という存在が実は15万人(年)あるのだが、調査担当の内閣府がそれを自殺とするかどうかの判定の限界が3万人程度なもんで、まんず、3万人(毎年)になってしまうだけ。WHOでは変死者の50%は自殺者としてカウントする(この数字のエビデンスは不明)。そうすると、日本における自殺者の総数は、10万人(年)程度になる。高齢者は内4割とされる。つまり単純にいえば4万人。
高齢者の自死、は、悲観死でも、納得死でも、覚悟死でも、「さて、死ぬか」でイイんじゃないかと思う。若いひと(明日来るひと)の自殺はやりきれない。「明日なんてナイ」といわれているのだから。「前向きにといわれても、どっちが前なんだか、ワカラナイ」と、このママではナイが、そんなせりふが最近の鹿目由紀(作・演出)の劇団「あおきりみかん」の舞台・・・タイトルを失念(齢はとりたくないナ)でありましたね。
○牛肉ってのは食いだすとクセになるナ。今年は夏を乗り切るのに、精出して食ってたけど、まあ、乗り切れたんだけど、食いたいと思うものを食ってりゃイイ年齢(六十三歳)なので、二日に一度はステーキとポテトサラダとパンが一食。ステーキったって、オーストラリアビーフの赤身(モモとかランプとか肩ロースとかね)だから、150g、500円ちょいよ。アメリカ産はダメだなあ、何だかワカンナイ味なんだもん。時々名も無き「国産牛」が豪州産より1~2割ほど高めで出るんだけど、やっぱり、これが肉の味としては一推し。
アト、むしょうに湯漬けが食いたくなるんだなあ。「湯漬け」は戦国時代のレシピですね。戦場には女性はいないので、戦国武将は、誰でも飯が炊けた。基本的には、飯に湯をかけて、味噌と、生の長ねぎ一本でサクサクと食う。私はネギ、駄目なので、副食は普通。シラスを混ぜたご飯に湯をかけて、食う。これはこれで一食。
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