ふーん、そうなのか。
またぞろ、確定申告の時節になってきた。去年は小まめに記帳しておいたので、とりあえず収入金額を出してみた。驚いたことに、年金給付金と、鶴屋南北賞の賞金を加えなければ、つまり、純労働賃金の収入は、168万円だった。そりゃ、そうだよな。仕事ナイんだもん。キッチリ、貯金は150万円目減りして、てなワケだから、切り詰めていって、何とかアト2年は生存しなきゃなあ。avecビーズの次の公演は二年後だから、それはなんとか観ないとダメでしょ。まあ、そこまでですか。
だから、私には、老後の心配というものがナイ。介護を受ける不安もナイ。初期高齢者のあたりで、残った銭で、ふらっと旅に出て、野垂れ死にという寸法だ。
とはいえ、そういう人生は覚悟の上で生きてきたんだから、特に恐怖感はナイんだ。
はい、よく生きました。私としては上出来です。誰にももんくはありません。
これからもよく生きるつもりです。信じたとおりに生きます。誰にももんくはいわせません。さて、今晩の晩飯は、賞味期限が今日までの玉子を使って、玉子丼と。
20年くらい前から、「貸し」のようなものをつくったとき、「いま、返さなくていいから、オレがいよいよ食えなくなったら、一度だけ、飯を奢ってくれ」と、何人かにいってきたんだけど、私は本気だったんだけど、相手は冗談だと思ってたみたいだな。でもね、ありゃあ、マジだったんですよ。たいていの自身の生存のperspectiveはワカッテいたから。
いやあ、よく頑張ったワ。
人生なんて二度とゴメンだけど、悪くはなかったワ。