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2014年11月28日 (金)

こういうこともあるんだけどナア

私のブログを読んで、こういうご質問をメールで頂いた。
「はじめまして、○○(仮名)で失礼致します。突然のメール失礼かと思いましたが、ブログを拝見して連絡してしまいましたこと、お許しください。
青酸カリと検索していましたところ、13年11月9日のブロクにたどりつきました。私は、MAX15年後には自死したいと考えております。その方法をここ毎日8ヶ月探しております。以前はヘリウム、凍死をこれしかないと思っておりましたが、はじめにおもいついた青酸カリが一番だと最近思っております。どうしても手に入らない場合はトリカブトも考えております。青酸カリを諦めたのは、素人では手に入らないと思ったからです。でも、北村様のブログにはさほど面倒ではないと…と記載されていました。もしよろしければ、その方法をお教え願えませんでしょうか?無理はわかっておりますので、もし無理でしたら無理とおっしゃっていただければ諦めます。もし手に入ることが、わかればあと15年、少し安心して生きていけるのかと思いまして。
うつ病とのことご自愛ください。長々失礼致しました。  ○○」

メールで返信しようと思ったが、ブログを読んでのことなので、ブログで返信しておく。
「○○(仮名) さま。北村 想です。ブログを読んで頂きましてありがとうございます。
○○(仮名)さんが、どんな方(年齢、職業、性別など)で、何故、MAX15年後には自死されるのか(その理由)は問いませんし、私の興味の範疇にはありません。
青酸カリについては、私は職業上(作家ですので)、ミステリも書きます。毒殺の方法では、青酸カリがよく登場してきますので、少々調べたワケです。
ミステリ小説では「死体からアーモンドの香りがする」ので、毒殺に使用されたものが青酸カリだという記述がよくみられますが、あれは「邦訳のマチガイ」で、実際は「杏の香り」です。
ミステリ作家は、簡単にこの化学合成物を殺人の方法に使いますが、たしかに、手に入れるのは、それなりの方法で、ひどく難しいというものではありません。しかしながら、青酸カリは、ご存知かも知れませんが、致死量や使用方法など、自殺にせよ、他殺にせよ、映画やテレビドラマ、ミステリに描かれるように、簡単に扱えるものではナイんです。(フィクションは要するにお話ですから)。実際は、致死量や使用法が正確でナイと、失敗(吐き出したりしてしまう)する確率のほうが高いものです。
青酸カリよりも扱いが簡単で毒性が強い、簡単な化合物はいくらでもあります。
私は自死に反対するものではありませんが、入手方法をお教えすると、「自殺幇助罪・自殺関与・同意殺人罪・自殺教唆罪」(刑法第202条に規定)で、私がお縄になってしまいます。自殺には罪科がナイのにその幇助(など)が罪に問われるのは、変な感じですが、それは、下記の理由によります。
/自殺は違法な行為であるが、刑法の責任主義の観点から、責任が阻却されるため処罰されないとする。自殺は違法ではないが、違法性が阻却されるため処罰されない。 前者は、自殺という違法な行為に関与した者をその共犯として捉え、処罰できるのであるとし、後者は、共犯云々とは関係なく、本人には自己の生命を処理する自由があり、生命のあり方を決める事ができるのは本人だけだと考え、他人の意志決定に影響を及ぼし生命を侵害する行為自体が違法となる為、処罰できる/
手っとり早い(ともいえませんが、確実なのは)化学、あるいは薬学の勉強をされることだと思われます。以上。」

ブログなど書いていると、こういうことあるが、自殺するのに、他者の力を借りるのは、お門違いだ。

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