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2014年11月16日 (日)

ちょっとチガウが、よく、わからねえっ(続)

そこいらじゅうが麦だらけだ。閉じ籠もりという人種ではナイが、仕事もナイのに仕事場にいると、一日中ラジオから中島みゆきさんの『麦のうた』が流れてきて、朝から晩まで何度も何度も耳にして、それが連日で、かなり辟易している。
んで、「路頭に迷う」というのは、空間性(「場所・場」)の問題ではなく、コミュニケーションの問題ではナイかと考え、この考えはちょっとチガウ気もするのだが、よくワカランので、とりあえず、私以外とcommunicateすべく、無茶をお願いして、「光の領地・虚空旅団提携公演」『ひなの砦』(作・くるみざわしん、演出・高橋恵で、本番公演は、11/27~30、於ウイングフィールド)の稽古を見学させてもらった。
稽古場は、いまだにどこもそうなんだろうが、渡り鳥で、昨日は谷町六丁目の「スタジオ315」。そうなんだよなあ。稽古場、少ないというより無いんだよなあ。大阪では本番公演する場所も、あまり無いらしいんだけどネ。私が劇団をやっていた頃は、倉庫を事務所兼稽古場にして、スタジオ公演もやったけど、そこもねえ、暑いし寒かったのネ。どちらかというと、暑さより寒さのほうをよく記憶している。なんしろ、役者みんなダウン着込んで稽古してたからな。スレート一枚じゃ外の気温と同じで、吐くせりふが白いんだ。それで、三年目くらいかなあ、グラスウールを壁と床と天井に張り付けて、それにコンパネで蓋をして、つまり、稽古場を覆ったワケ。劇団員総出で、一月くらいかかって、そのぶん費用が120万で済んだけど。ともかくダウンを脱いで稽古出来るようになった。
昨日の稽古場も事務所雑居ビルで、東京でいうと「芸能花伝舎」みたいなところかなあ。「芸能花伝舎」のほうは芸団協が新宿区とやってて、ホームページから拾うと「芸能花伝舎は2005年に創立40周年を迎えた芸団協が、新宿区と文化協定を結び、芸能が持つ力を地域に、そして広く社会に還元するための拠点として誕生しました。(中略)教室、体育館など11の創造スペースを持ち、主に芸能関係の稽古や研修、会議などでご利用いただいているほか、芸能関連団体の事務所が入居しています。また、どなたでもご利用いただけるフリースペースも用意しております。演劇、音楽、舞踊、演芸などさまざまな芸能分野の関係者が集い、交流する。まさに芸能文化の総合的な拠点として機能しています」となってマスな。
大阪は、政治トップ(ヘッド)のセンセイが、文楽を観て「よう、ワカラン」てなふうなコメントしてるから、これはまあ、以前私が館長をしていて途中で追い出された公共ホールの運営事業団の理事長が、元サツマワリの新聞記者で「音楽も演劇もよくワカラン」てなことをいったのと同じだ。要するに「不幸」。美徳は不幸なんだけど、演劇なんて悪徳呼ばわりされた時期もあるのに、そのときからいままで、ずっと「不幸」。
で、稽古見学。これは本番を観るより十倍は疲れるということがワカッタ。コミュニケーションどころではなく、その前段階で、私のほうがバテてしまった。断っておくが、現場の雰囲気は良好で、演出の役者に対する注文や感想も的を射ていたし、役者と演出とのあいだで、その場その場で簡単な話し合いの調整もあって、納得しながらの稽古だったワケで、私が疲れたのは、久しぶりに稽古場で、若い役者さんの演技を観て、私の脳髄が余計なことをいろいろ考えてしまったので、血圧がアップしたからどす。
でも、その場にいて、最もキツかったのは、彼等の営為とは関係なく、ナンダか世の中、世間、「ちょっとチガウが、よく、わからねえっ」という強迫観念に襲われたことだった。つまり、そこでも私は「路頭に迷った」のだ。

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