『ドグラ・マグラ』をドグラ・マグラで
本日から、アイホールにて、『DOWMA~二人の女優による「ドグラ・マグラ」~』公演(■原作/夢野久作『ドグラ・マグラ』■作/北村想■演出/空ノ驛舎■出演/船戸香里、津久間泉)本日は初日で、19:30分開演。
チケット売れ行き状況、200枚までもう少し。つまり、空席多し。
昨日、ゲネプロを観る。脚色はされているが(つうか、オレがやったんだけど)ちゃんと『ドグラ・マグラ』になっちょる。「なるほど、『ドグラ・マグラ』とはこういうミステリだったのか」ということが、よくワカル。というか、「つまるところ、こんだけのことね」なのだが、さらにいえば、女優二人はちゃんと『ドグラ・マグラ』をやってるんだなあ。というか、さらにいえば、この芝居は夢野久作どんの『ドグラ・マグラ』をドグラ・マグラふうに解説してくれているのだ(って、オレが書いたんだけど)から、『ドグラ・マグラ』が『DOWMA』によって、ドグラ・マグラふうにドグラ・マグラしながら、本編(本歌)を解説しつつ、『DOWMA』というヒネリの利いたミステリになっちょるということだ(オレがそういうふうに書いたんですけどネ)。
女優二人、よくもまあ、テキストを読むことから始めて、私の演劇論と格闘し、2時間近い尺の厖大なせりふを叩き込んで咀嚼し、演じたもんだと、ゲネを観終わって、つうか、ラスト・シーンで涙うるうるしてしまったどす。
書いたオレもオレだが(これは天才とかキチガイの仕事ではなく、ほんとうに煉瓦を積むような作業だった)、演じた女優も、演出も、同様の仕事をしたのだと思う。ねぎらいの(私、野菜のネギはキライですが、それとは関係なく)コトバもかけたくなるわ。
観客が200人でもイイ。(ことはナイけど、そうしみじみ・・・蜆(しじみ)は好きです・・・するわ)。
女優、さすがに疲労困憊してたな。けど、それでも、ちゃんと演じてたな。アホやなあ。アホな渡世ですわ。
ちょっと観に来たってよ。台風、来てるけど、直撃されて避難勧告出ても、アイホールにいれば安心でっせ。観ないアホうに観るアホう、同じアホなら、観に来たって。
fight!って、中島みゆきでも歌いたくなりますわ。
« 命日 | トップページ | 鬱分(憤)を晴らす »
「演劇」カテゴリの記事
- À bout de souffle-2(2025.04.27)
- À bout de souffle-1(2025.04.21)
- 「narrative-60の謎」-14(2025.04.02)
- 「narrative-60の謎」-13(2025.04.01)
- 「narrative-60の謎」-11(2025.03.29)
« 命日 | トップページ | 鬱分(憤)を晴らす »

